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辰年の今年、京都の神寶神社と瀧尾神社という干支の辰に所縁のある神社に行ってきました。<br />GIGAZINEで見たのと、最近4トラでもアップされる人があったのでこれは是非行きたいなと思っていました。<br />幕の内も終わりそろそろ人も空いてきただろうということで、子供を連れてお参りしてきました。<br /><br />神社参りだけでは子供が退屈するので、最後は岡崎の京都市動物園にも行ったので、おまけで平安神宮にもお参りしてきました。<br />

京都 龍の神社初詣(神寶神社・瀧尾神社)

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2012/01/15 - 2012/01/15

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旅行記グループ 干支に所縁の寺社めぐり

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marsy

marsyさん

辰年の今年、京都の神寶神社と瀧尾神社という干支の辰に所縁のある神社に行ってきました。
GIGAZINEで見たのと、最近4トラでもアップされる人があったのでこれは是非行きたいなと思っていました。
幕の内も終わりそろそろ人も空いてきただろうということで、子供を連れてお参りしてきました。

神社参りだけでは子供が退屈するので、最後は岡崎の京都市動物園にも行ったので、おまけで平安神宮にもお参りしてきました。

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  • まずはJR稲荷駅で下車して、伏見稲荷へお参りします。伏見稲荷はお稲荷さんの総本宮です。<br />和銅4年(711)稲荷山にに御鎮座1300年の佳節を迎えました。<br />

    まずはJR稲荷駅で下車して、伏見稲荷へお参りします。伏見稲荷はお稲荷さんの総本宮です。
    和銅4年(711)稲荷山にに御鎮座1300年の佳節を迎えました。

  • 鳥居の前のキツネが何か咥えていますね、稲穂なのかな?

    鳥居の前のキツネが何か咥えていますね、稲穂なのかな?

  • 鳥居と楼門。この楼門は、天正17年(1589)、豊臣秀吉の造営とされています。

    鳥居と楼門。この楼門は、天正17年(1589)、豊臣秀吉の造営とされています。

  • 楼門の前のおキツネさん、鍵と珠を加えています。

    楼門の前のおキツネさん、鍵と珠を加えています。

  • 伏見稲荷さん外拝殿(舞殿)と

    伏見稲荷さん外拝殿(舞殿)と

  • 内拝殿<br />その奥にある本殿は、応仁の乱で焼失した後に明応3年(1494)再建されたものです。<br />

    内拝殿
    その奥にある本殿は、応仁の乱で焼失した後に明応3年(1494)再建されたものです。

  • こちらにもおキツネさん

    こちらにもおキツネさん

  • 伏見稲荷といえば千本鳥居で

    伏見稲荷といえば千本鳥居で

  • 途中道が2つに分かれていますが同じ所に出ます。混雑する時は一方通行にしているんですね。

    途中道が2つに分かれていますが同じ所に出ます。混雑する時は一方通行にしているんですね。

  • 奥社に到着、おもかる石は行列のため断念。

    奥社に到着、おもかる石は行列のため断念。

  • 奥社にあった絵馬もおキツネさん、いろんな顔のキツネがいますね。中にはドラえもんに似たようなのも。

    奥社にあった絵馬もおキツネさん、いろんな顔のキツネがいますね。中にはドラえもんに似たようなのも。

  • 伏見稲荷の案内板で神寶神社を探しますが載っていません。<br />どうやら神寶神社は伏見稲荷の末社ではなく、独立した社のようです。<br />

    伏見稲荷の案内板で神寶神社を探しますが載っていません。
    どうやら神寶神社は伏見稲荷の末社ではなく、独立した社のようです。

  • お山巡りの方へ50mほど向かい、鳥居が切れたところに神寶神社への案内がありちょっとした山道になります。<br />神寶神社はあまり知られていないのか、お参りされる人はほとんどありません。<br />

    お山巡りの方へ50mほど向かい、鳥居が切れたところに神寶神社への案内がありちょっとした山道になります。
    神寶神社はあまり知られていないのか、お参りされる人はほとんどありません。

  • こちらが神寶神社です。<br />通称名:神寶(しんぽう)さんといわれ、天照大神を主祭として稲荷大神を配祠されています。<br /><br />GIGAZINEの記事はこちら<br />http://gigazine.net/news/20120104-fushimi-inari/

    こちらが神寶神社です。
    通称名:神寶(しんぽう)さんといわれ、天照大神を主祭として稲荷大神を配祠されています。

    GIGAZINEの記事はこちら
    http://gigazine.net/news/20120104-fushimi-inari/

  • 神寶神社<br />神宝とは神に奉納する十種の神宝(興津鏡、辺津鏡 、八握剣、生玉、死反玉、足玉、道反玉、蛇比礼、蜂比礼、品物比礼)のことです。<br />

    神寶神社
    神宝とは神に奉納する十種の神宝(興津鏡、辺津鏡 、八握剣、生玉、死反玉、足玉、道反玉、蛇比礼、蜂比礼、品物比礼)のことです。

  • 本殿の前にあるのが、狛犬ならぬ狛龍です。<br />向かって右が天龍<br />

    本殿の前にあるのが、狛犬ならぬ狛龍です。
    向かって右が天龍

  • 左が地龍です。

    左が地龍です。

  • 神社が平安京の辰巳(南東)の方角にあり、辰は天龍、巳は地龍を指すことから、天と地をつなぐものとされています。

    神社が平安京の辰巳(南東)の方角にあり、辰は天龍、巳は地龍を指すことから、天と地をつなぐものとされています。

  • なぜか歌人大伴家持の小さな像が。

    なぜか歌人大伴家持の小さな像が。

  • この神社の周りは竹が多くて、神寶神社の奥には竹の鳥居が設けられた神石(たけのこ石)がありました。<br />国文学者・高崎正秀博士はこの地を「竹取物語の元郷」と言われたそうです。<br />

    この神社の周りは竹が多くて、神寶神社の奥には竹の鳥居が設けられた神石(たけのこ石)がありました。
    国文学者・高崎正秀博士はこの地を「竹取物語の元郷」と言われたそうです。

  • 叶雛(かなえびな)でお願いをすることもできます。

    叶雛(かなえびな)でお願いをすることもできます。

  • 続いて京阪で2駅(JRなら1駅)の東福寺駅からすぐ近くにある瀧尾神社へ。(道に面した鳥居だけで、正面の鳥居は撮り忘れました)<br /><br />神社の創建や由来ははっきりしていませんが、平安末期の「源平盛衰記」に記載があることから、平安時代には既に存在していたものと思われます。<br />

    続いて京阪で2駅(JRなら1駅)の東福寺駅からすぐ近くにある瀧尾神社へ。(道に面した鳥居だけで、正面の鳥居は撮り忘れました)

    神社の創建や由来ははっきりしていませんが、平安末期の「源平盛衰記」に記載があることから、平安時代には既に存在していたものと思われます。

  • 瀧尾神社境内。<br />豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立するのに伴い、天正14年(1586)この地に移って来たと伝わります。<br /><br />GIGAZINE記事はこちら<br />http://gigazine.net/news/20111231-takinoo-shrine/

    瀧尾神社境内。
    豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立するのに伴い、天正14年(1586)この地に移って来たと伝わります。

    GIGAZINE記事はこちら
    http://gigazine.net/news/20111231-takinoo-shrine/

  • 瀧尾神社本殿、本殿は、北山貴船奥院御社を移築改築したものです。<br />祭神は大己貴命(おおむなちのみこと:大黒主命の別名)と弁財天、毘沙門天です。<br />

    瀧尾神社本殿、本殿は、北山貴船奥院御社を移築改築したものです。
    祭神は大己貴命(おおむなちのみこと:大黒主命の別名)と弁財天、毘沙門天です。

  • この神社は彫り物が多く、本殿上部には十二支の彫り物がありますし(写真はありません)、手水場にもかなり大きな龍の彫り物があります。

    この神社は彫り物が多く、本殿上部には十二支の彫り物がありますし(写真はありません)、手水場にもかなり大きな龍の彫り物があります。

  • そして極めつけ、拝殿の天井には

    そして極めつけ、拝殿の天井には

  • 全長8mの木彫の龍が棲んでいます。

    全長8mの木彫の龍が棲んでいます。

  • ちゃんと金色の球も持っています。<br />拝観者が多いため、ブルーシートが敷かれ土足のままで上がれるようになっています。<br />

    ちゃんと金色の球も持っています。
    拝観者が多いため、ブルーシートが敷かれ土足のままで上がれるようになっています。

  • この龍は戸時代末期の彫刻家・九山新太郎の作で、その精巧さから夜な夜な彫刻が神社を抜け出し手水を飲みに行ったという逸話があります。

    この龍は戸時代末期の彫刻家・九山新太郎の作で、その精巧さから夜な夜な彫刻が神社を抜け出し手水を飲みに行ったという逸話があります。

  • お参りばかりでは子供が退屈してしまいますので、岡崎の動物園に連れて行ってやりましょう。<br />受験シーズンなので、三条京阪駅ではミニ神社と<br />

    お参りばかりでは子供が退屈してしまいますので、岡崎の動物園に連れて行ってやりましょう。
    受験シーズンなので、三条京阪駅ではミニ神社と

  • 合格特急が。

    合格特急が。

  • 京都市交通局では「けいおん」のスタンプラリーをやっているみたいです。1月31日までか、早く回らないといけないな…。

    京都市交通局では「けいおん」のスタンプラリーをやっているみたいです。1月31日までか、早く回らないといけないな…。

  • 地下鉄を東山で降りて動物園へ向かいますが、近くに平安神宮があるのでお参りしていきましょう。<br />この参道の大鳥居は24.2mの高さがあり、国の登録有形文化財に指定されています。<br />平安神宮HP<br />http://www.heianjingu.or.jp/index.html<br />

    地下鉄を東山で降りて動物園へ向かいますが、近くに平安神宮があるのでお参りしていきましょう。
    この参道の大鳥居は24.2mの高さがあり、国の登録有形文化財に指定されています。
    平安神宮HP
    http://www.heianjingu.or.jp/index.html

  • 平安神宮応天門、平安京の応天門を5/8サイズで模したものです。<br />くぐる前に門を見上げると「應天門」の額がありますが、平安京の應天門に掲げられていた額は、かの弘法大師の手によるといわれています。掲げられてから應の字の点を一つ書き忘れたことに気づき、筆を投げて点を書き加えたそうです。このことから『弘法も筆のあやまり』といわれるようになったそうです。<br />

    平安神宮応天門、平安京の応天門を5/8サイズで模したものです。
    くぐる前に門を見上げると「應天門」の額がありますが、平安京の應天門に掲げられていた額は、かの弘法大師の手によるといわれています。掲げられてから應の字の点を一つ書き忘れたことに気づき、筆を投げて点を書き加えたそうです。このことから『弘法も筆のあやまり』といわれるようになったそうです。

  • 平安神宮境内案内図<br /><br />「平安」神宮のくせに明治28年(平安京遷都1100年を記念して創建されたもの)で、しかも昭和51年に放火で本殿などが燃えてしまい建て直したので、ほとんどが昭和時代の建物みたいです。<br />

    平安神宮境内案内図

    「平安」神宮のくせに明治28年(平安京遷都1100年を記念して創建されたもの)で、しかも昭和51年に放火で本殿などが燃えてしまい建て直したので、ほとんどが昭和時代の建物みたいです。

  • 応天門の両脇には白虎と

    応天門の両脇には白虎と

  • 蒼龍の手水台があり

    蒼龍の手水台があり

  • 大極殿が見渡せます。<br /><br />江戸に幕府ができてから政治の舞台は江戸に移ってしまい、明治になると天皇まで京都から東京へ行ってしまった。そんながらんどうの淋しい京都を盛り上げようと始まった運動(内国勧業博覧会)で作られたのがこの平安神宮なのです。<br />

    大極殿が見渡せます。

    江戸に幕府ができてから政治の舞台は江戸に移ってしまい、明治になると天皇まで京都から東京へ行ってしまった。そんながらんどうの淋しい京都を盛り上げようと始まった運動(内国勧業博覧会)で作られたのがこの平安神宮なのです。

  • 大極殿の両脇にも蒼龍楼と白虎楼があり、白虎楼から本殿の裏にある神苑を巡り蒼龍楼に出てきます。

    大極殿の両脇にも蒼龍楼と白虎楼があり、白虎楼から本殿の裏にある神苑を巡り蒼龍楼に出てきます。

  • 平安神宮大極殿(拝殿)。<br /><br />平安京を模して作っているこの建物、ポロポロと間違いがあるらしいそうです。<br />

    平安神宮大極殿(拝殿)。

    平安京を模して作っているこの建物、ポロポロと間違いがあるらしいそうです。

  • 大極殿の前には右近の橘と左近の桜があります。子供が「右って書いてあるけど左にあるよ」と尋ねますが、これは向こう側(大極殿側から)見た右左なんですね。<br /><br />これから京都市動物園へ行ってきます。

    大極殿の前には右近の橘と左近の桜があります。子供が「右って書いてあるけど左にあるよ」と尋ねますが、これは向こう側(大極殿側から)見た右左なんですね。

    これから京都市動物園へ行ってきます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • たらよろさん 2012/01/21 14:03:10
    天井に圧倒されますね
    こんにちは、marsy様。

    天井の龍の木彫りが見事ですね。

    最近、この龍は本当によく見るので一度みてみたいなって思ってました。

    今度行ってみようかな〜
    旅行記を見ていたらかなり見応えありそうだわ!!

    たらよろ

    marsy

    marsyさん からの返信 2012/01/23 09:21:14
    RE: 天井に圧倒されますね
    たらよろさん、おはようございます。

    > 天井の龍の木彫りが見事ですね。
    結構立派な龍の彫り物でした。天井一杯(8mの大きさ)で見ごたえあります。

    > 最近、この龍は本当によく見るので一度みてみたいなって思ってました。
    “辰年”ということで、正月期間は参拝者も多かったみたいですが、この時期は訪れる人も少なく、5〜6人来ておられるくらいでした。
    >
    > 今度行ってみようかな〜
    > 旅行記を見ていたらかなり見応えありそうだわ!!
    お近くなんですから是非行ってください。
    JR・京阪東福寺駅から歩いても2〜3分ですし、あまり広くない道でしたのでお車では行かれない方がいいですよ(バイクなら別でしょうが…)。

    では失礼いたします。

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