2011/09/27 - 2011/09/27
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ソフィさん
2011年9月27日(火)
サンタルチア駅に近づくにつれ、狭い運河にゴンドラの姿が見えるようになる。
動力船導入以前は、ゴンドラはヴェネチアで唯一の輸送手段であり、最盛期には1万隻を超えたと言われる。
現在は、大運河の渡し船「トラゲット」として使われる以外、観光客を相手に、遊覧船として残されているに過ぎず、その数300隻くらいか?
1千年近い歴史を経る間、形や大きさ(長さや幅)についての進化、そして規格化が進み、現在の洗練されたフォルムに相成った。
色も黒一色に統一され、航行時に衝突しないための前触れを主目的とする舳先の独特な形も、皆同じに見える。
船の形は左右非対称で、上から見た姿はチョッと曲がっている。
船べりの高さも左右で異なり、漕ぐ人が乗った時に、釣り合いが取れるよう、工夫されている。
その製造は父子秘伝と言われ、設計図は公開されないようだ。
しかし最近アメリカでも製作されたとの情報があり、製作に要した時間600時間と伝えられる。
ゴンドラ漕ぎは、ゴンドリエと呼ばれ、ずっと男性に限られてきたが、2009年始めて女性が試験に合格した。
20名あまりの合格者中、最下位とのことだが、不合格だった女性が2名もいると聞く。
女性がドンドン、ゴンドリエに挑戦しているのだ。
ゴンドリエたちは、リボン付きのカンカン帽をかぶり、横じまのTシャツを着ている。
その姿は、ヴェネチアの街によく似合う。
また、頼めば歌もうたってくれる。
ともあれ、ゴンドラは、ヴェネチアの風物詩である。
ゴンドラのないヴェネチア風景は、想像出来ない。
ゲーテも「イタリア紀行」でヴェネチアを訪ねたとき、「パドヴァから川を下って潟に出たとたんに、ゴンドラが近づいてきた」と、書いている。
ただし現在は、本土とヴェネチア本島との間に橋がかかり、そのようなことはない。
すでにヴァイマル公国の宰相を経験していたゲーテはイタリアに憧れ、30歳半ばにして、雇用主や家族にさえ行く先を告げず、2年間ほどのイタリア旅行に出かける。
フランス革命の少し前のこと。
ただし「イタリア紀行」が出されたのは、30年ほど後だった。
写真を、「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に公開しております。
どうぞお訪ね下さい。
(1月13日 片瀬貴文記)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
水を飲みに来たハト
-
壁の花輪の間に
祖国のために命を捧げた人名が
記録されている -
真っ青な空に
そそり立つ教会の塔 -
日陰に
夏の午後を楽しむ人々 -
見るからに美味しそうな
レストラン -
今日一日は
よく歩いた -
ヴェネチアの運河に
初秋の陽が傾く -
ヴェネチアの運河とも
間もなくお別れだ -
イタリア国旗が目立つ
路地 -
ヴェネチアでは
緑が貴重だ -
路地に人影が
-
路傍のテーブルでは
話が弾んでいる -
夕日が傾き
街は趣を増す -
ヴェネチアに無くてはならないゴンドラの
美しい姿態
若さにあふれる
ゴンドリエ -
イチオシ
ゴンドラの美しさが
この角度から目立っている -
壁の落書きが
見事 -
突き当たりの橋が
サンタルチア駅直ぐ近くの
スカッツィ橋 -
スカッツィ橋と
背景に建つ
リ・スカッツィ教会 -
リ・スカッツィ教会と
隣にサンタルチア駅 -
サンタルチア駅前は
まだ人影がまばら -
リ・スカッツィ橋上からの眺め
ローマ広場方向 -
サンタルチア駅前
フェロヴィーア船着き場 -
イチオシ
ヴェネチア
サンタルチア駅前に
集うゴンドラ -
サンタルチア駅前の
ゴンドラ乗り場
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