2011/12/08 - 2011/12/12
335位(同エリア643件中)
mickさん
この年の瀬12月に至って、ようやく旅行に行けるだけの休暇を確保できたので、どうせならこの時季にしか見られないものを見に行きたい、と思い、クリスマス市で有名なアルザス地方を中心に、フランスを旅することにしました。私にとって初めての冬旅、しかも英語に全然応じてくれないという噂もあるフランスということで、旅行に行き始めた頃の緊張感を思い出すような気持ちでの出発となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パリのシャルル・ド・ゴール空港から直通のTGVで約2時間20分で、アルザス地方の中心都市、ストラスブールに到着です。ストラスブールの駅舎は覆いに包まれていて、独特の外観です。
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先にホテルで荷物を預かってもらった後、川岸に美しい建物が立ち並ぶ「プティット・フランス」と呼ばれる地区を目指し、川沿いの道を歩きます。気温は我慢できないほど寒い、というほどではありませんが、葉を落とした木々の様子が冬らしい風景を作り出し、いつもの夏旅とは違う雰囲気を感じます。
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プティット・フランス地区の入り口付近までやって来ました。この辺りはまだ人通りも少なく、静かな雰囲気です。
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ストラスブールは結構大きな都市ですが、のどかな風景も所々に見られます。特に目立つわけではありませんが、不思議と心が安らぐ風景です。
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街の中に入っていくと、さすがに人通りは多くなってきます。木組みの建物が見事に立ち並び、多くの建物にクリスマスの飾りつけが施されています。
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私はこういう木組みの家並みの風景が好きなので、いろいろな国で見てきましたが、このストラスブールの家並みは、規模が圧倒的です。とりわけ水辺の風景は特徴的です。少し見えている小さな建物はクリスマスマーケットの屋台で、プティット・フランスの付近でも小規模ながら屋台が出ています。
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川沿いを歩き、街の中心部へと向かいます。川岸は遊歩道になっていて、水面のすぐ近くを歩くことができます。道はこのように橋の下をくぐっている所もあります。川には遊覧船が運航しており、ぜひ乗りたいと思っていたんですが、残念ながらこの日は、「水位が高いため運休」とのことでした。こんな橋の下をくぐると天井をぶつけてしまうのかもしれません。
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天気予報はあまり良くなさそうだったんですが、とても良い天気になってくれました。青空の下、のんびりと歩いているだけでも、十分に幸せな気分になります。
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街の中心部に来ると、さすがにかなり混雑していて、活気があります。所々でパフォーマー達が通行人の目を引き付けます。
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クリスマス市の様子です。かなり沢山の屋台が並んでいますが、どこも大勢の人で賑わっています。屋台で販売しているのはクリスマスのオーナメントや地元の民芸品、お菓子や軽食などですが、特徴的なのはホットワインを売る店が多いことで、基本的にクリスマス市の近辺はホットワインの香りが充満しています。
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大聖堂です。とてつもない大きさで、ひときわ存在感がありますが、さすがに今の時期は、クリスマス市に主役の座を奪われている感もあります。
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街の中にはスケートリンクまで作られています。子供や若者達が冬の1日を楽しんでいます。
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昼食にアルザス名物のタルト・フランベを食べようと思ったのですが、雰囲気の良さそうな店は満員だったりして、店を探して歩いているうちに、結局プティット・フランスの方まで戻ってきてしまいました。最終的に入ったこの店もかなり混んでいて、2人の店員が慌しく給仕していました。タルト・フランベの味は、材料から想像できるとおりの素朴な味わいでしたが、地元のワイン(ゲヴュルツトラミネール)の美味しさには、ちょっと感動しました。
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再び街の中心部へ戻る途中に、アルザス博物館に立ち寄ってみました。中にはアルザス地方の伝統的な家具や衣服などが展示されていますが、建物自体の中身を見られるのも興味深いです。建物の中は外観から想像したよりも広く、全部見て回るのに小一時間かかりました。
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いよいよ大聖堂の中に入ってみます。もちろん中はとても広いですが、おごそかな雰囲気が漂っています。
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建物の壁は、ステンドグラスで覆われています。天気が良いので、ステンドグラスも一層鮮やかに見えます。
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とりわけ美しかったのが、このバラ窓のステンドグラスです。様々な色を使いながらも、全体の調和がとれていて、大聖堂の「顔」として輝いています。
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こちらは建物内にある「天文時計」です。ガイドブックには入場料が必要なように書かれていましたが、特に仕切りなどもなく、普通に見に行くことができました。手前の柱の彫刻もかなり迫力があります。
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続いて大聖堂の塔に登ってみることにしました。塔の入口は別の場所で、きっちり料金も取られます。あれだけの高さなので、階段を上るのもかなり疲れますが、上りきればもちろん、素晴らしい景色が待っています。
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しばらく景色を楽しんだ後、帰るために階段を下りていくわけですが、上りのダメージで足がガクガクな上に、階段からの見晴らしが結構良かったりするので、下りるのがちょっと怖いです。
もうホテルにチェックインできる時間になっているので、このあたりでホテルに戻って一休みし、クリスマス市が「本番」を迎える夜に備えることにします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エンリケさん 2011/12/23 23:05:09
- 静かで美しいストラスブールの街並みと人々の賑わい
- mickさん
こんばんは。クリスマスシーズンのフランスを巡る旅、拝見しております。
第一の目的地はストラスブール、さすがアルザス地方だけあってドイツ色ただよう静かで落ち着いたきれいな街ですね。
また、表紙にもなっている水辺の雰囲気のお写真が最高です!
街に人々がたくさん集っているのも興味をひかれました。
ドイツとの国境に近い、それほど大きくはない街なのに、昼間からこんなに人々で賑わっているなんて。
クリスマスシーズンで観光客が多いということもあると思いますが、日本の地方都市も見習わなくてはなりませんね。
ストラスブール、わたしも行ってみたくなりました。
また続きにも訪問させていただきます!
- mickさん からの返信 2011/12/25 00:09:57
- RE: 静かで美しいストラスブールの街並みと人々の賑わい
- エンリケさん、書き込みありがとうございます!!!
私の拙い旅行記をご覧いただき、こうしてご感想をいただけるというのは、とても嬉しいです。続きの旅行記も頑張ってアップしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!
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