2011/09/16 - 2011/09/19
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アルデバランさん
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最終日。
帰りの便は15時45分なので市内からは2時に空港に向かえば間に合います。
ということで計画は、午前中に清朝、縁の場所を訪れ12時直前にチェックアウトし、前門近辺で買い物。
そこで、選んだのが午前中は円明園。
昨日行った泰陵の主、雍正帝は父ちゃんの康熙帝から、離宮の暢春園の隣を貰い円明園と名付け、ここを愛しここで亡くなりました。
円明園はその後、乾隆帝の時代に大拡張され円明園、長春園、綺春園の3つの大きな庭園を構成してます。
半分は池ですが…。
池の周りには今の頤和園を遥かにしのぐ建物が建築され、乾隆帝の時代には円明園四十景と称されました。
また乾隆帝は長春園の北側にパリのヴェルサイユ宮殿の向こうを張って西洋風の建物を造りました。
西洋楼です。
アロー戦争で英・仏連合軍によって、お宝は持ち去られ、建物は焼き払われ、西洋楼はメチャメチャにされてしまいましたが…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
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-
定宿となってしまった前門客桟(Qianmen Hostel)
今日も天気はよさそうです。 -
朝6時過ぎの煤市街
いつもの得月楼で餃子と油条の朝食でエネルギーを蓄えます。 -
地下鉄に延々と乗って円明園駅まで来ました。
直進すれば円明園の入口ですが、100以上あった建物で唯一残っている建物、正覚寺に行きます。
前を歩く4人連れと一緒に駅を出てUターン。 -
正覚寺入口には料金所があり円明園と書いてあるので4人連れに続いて購入…
-
乾隆年間に建築されたと言うけど、最近建てたような新しさです。
騙された気分だけど、最近リニュアルしたんですね、きっと… -
そう言いきかせて先に進みます。円明園はどこじゃ?
売店で画地図を購入して全体図を把握し、かつ係りの人に円明園への行き方を聞いてお寺を脱出しました。 -
一旦出て…
どうやらこちら方面のようです。 -
ここかな?
瓦礫が散乱している画を見たことがありますが、ちょいと違うようです… -
サトイモのような蓮のような大量の葉に覆われた池です。
周りに小道が縦横にありますが、人があまりいないためどちらに行けば皆目分かりません。 -
やっと標識を見っけ!
西洋楼とあるとこを目指せばいいんだ!
でも、まだ1キロもあります… -
なかなか景色のよいところにでました。
天壇公園のように大勢の人が朝の散歩をしていると思いきや出会ったのは2,3人です。 -
全体図が掲示してありました。
今いる場所は綺春園という下のほうの大きな池のほとりです。
正覚寺から綺春園→円明園→長春園→西洋楼というルートを辿りたかったのですが… -
どうやら長春園のメイン通りに出たようです。
途端に人が多くなり、トラムまで走ってます… -
「福海」方面は激しく工事中です。
ということは円明園方面はだめか? -
長春園の大きな池です
この池を右手に見ながらほとりの歩道を北上します。 -
ム、ム、ム、我行動、我健康、我快楽…
-
ちょいと登ってみましょう…
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池のほとりの歩道とは別に小高いマウンドの上にも歩道が並行して続きます。 -
池のほとりに下りると大きな石橋が…
でも渡れません -
小型の遊覧船も係留されてました。
蓮ばかりで川のような池を遊覧することになりそうです。 -
これがその料金表と全体図
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池のほとりを整備された歩道をテクテク歩いて北のはずれにある西洋楼遺跡を目指します。
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やがて右手にそれらしき石の残骸が見えてきました…
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西洋楼遺跡は円明園入場料とは別料金です…
我輩は通しで買ってあるのでチケットを見せて入ります。 -
中に入るとここも工事中です。
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先ほど歩道から右手に見えた場所です。
この辺りは「諧奇趣」跡です。 -
石がゴロゴロと転がっており原型をとどめてません。
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復元しようと試みたのでしょうか。
石と石の間のモルタルがいかにも不自然です。 -
アロー戦争後100年間の大混乱期、省みられずここは荒れるに任せておりました。
もっとも、価値ありそうなものは取り放題だったようですが… -
林の中は礎石だけがむなしく残ってます。
今となってはカスティリオーネの銅版画から想像するしかない、養雀籠跡 -
その先を見ると人だかりが…
行ってみましょう。 -
「黄花陣」というものでした。
これによると…
英仏連合軍も迷路に迷って、ここは破壊できなかった、なんてことは書いてないです。
漢字ばかりでよく分かりません。 -
中に入ってみると迷路でした…
5月に行ったロンドン郊外のハンプトンコートにも似たようなのがありました。
こちらは生垣ではなく瓦の塀です。 -
中に入ってなかなか真ん中にたどり着けずイライラしてきてました…
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さらに奥のほうにもっといろんな遺跡があるようです。
行ってみましょう。 -
どのような姿だったのか、どのような装飾が施されていたのか想像するしかありません。
方外観。 -
西洋楼遺跡で一番、お騒がせな場所、「海晏堂」。
真ん中の丸い噴水のような物の両側に6体ずつ、計12体の円明園十二生肖獣首銅像が置かれ、水時計として2時間ずつ口から水が出ていたという。
この十二支が散逸してしまい、行方知れず…
5体は中国に買い戻され、2体はイヴ・サン・ローランがもっていたとか… -
あれれ、上海万博の中国館はここから取ったのか…
これは一体何でしょう? -
復元しようとしているのでしょうか、ナンバリングしてあります。
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そして、「大水法」までやってきました。
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こちらは大水法を正面から眺める場所の「観水法」
あらら〜
垂れ幕を掛けており見えません。
で、何をしていたかと言えば… -
な、なんですか?
この連中は… -
ほほー、
元はこんな形だったのね…
バロック様式の「大水法」 -
帰りは来た道をひたすら歩きます。
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この辺り、景色がいいんで小休止しましょう。
福海方面は時間がありません… -
近くの売店で羊串3本を買って、
2日前に薊県で買った最後の1個を景色を眺めながら食べます… -
出口にかなり近づいたところに円明園の大きな画が案内図として掲示されてました。
-
-
出口(入り口)です。
寺から入ったので、この時に入り口はここだったんだと初めて気がつきました。 -
地下鉄でまた延々と前門までもどります。
でも、隣に座った兄ちゃんがキャノンのEOS で西洋楼遺跡を撮ったのを確認しており、
カメラを褒めたのをきっかけに話し込み、あっという間でした…
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