2011/11/12 - 2011/11/20
6位(同エリア152件中)
kenkenさん
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夫婦で北イタリアのベネト・ロンバルディア・ピエモンテの各州を
巡りました。
6日目は、
朝からアルバをバスで出発し、
ラ・モッラからバローロまで
美しいランゲの丘陵を徒歩で渡り歩きます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝です。
アルバのB&B「CASA BONA」を出ます。 -
CASA BONAを出るときに、
バッテリ充電用の「プラグ形状交換アダプター」を
何故か部屋の中で紛失してしまい、
見つからずに困ったままでの出発だったのですが、
CASA BONAのご主人さんがさり気なく、
「見つからなかったのは残念だけど、
これをプレゼントします。どうぞ・・・。」と、
CASA BONAオリジナルのBARBERAを頂きました。
本当に親切でやさしくて、
感激です!! -
アルバのバスターミナルに向かいます。
-
アルバの市街地はコンパクトです。
徒歩約10分で到着です。 -
チケットカウンターでラ・モッラまでの
チケットを購入しようとしたのですが、
「そのバスは、バスの中で直接支払ってください。」
との事なので、
乗り場に急ぎます。
辺りは、バス待ちの高校生でいっぱいです。 -
7時55分発
ラ・モッラ経由ブラ行きの
バスです。
料金は2ユーロ。
-
約25分の所要で
ラ・モッラに到着です。 -
バスを降りて
高台の方に進みます。
群雄割拠の時代の名残で、
集落の中心は大体攻めにくい丘の上にあるので、
無条件に高いほうへ・・・。 -
PIAZZA MUNICIPIO
その名の通り、
役場や古い教会があります。 -
さらに
左に進むと、 -
ラ・モッラの公営ワイナリー。
CANTINA COMUNALE DI LA MOLLA
があります。
開いていれば寄りたかったのですが、
まだ早い時間だったので閉まっていました。 -
丘の上の広場、
PIAZZA CASTELLOには
立派な鐘楼が聳え立っています。 -
紺碧の秋空。
今日も良い天気に感謝です。 -
鐘楼のある広場の反対側は
展望台になっています。
ここは城跡でもあり、
昔は敵の動きを監視していた場所だったのでしょう。 -
まだ、
朝靄が残っています。 -
展望台の周辺位置図です。
ラ・モッラの丘は標高513M。
このあと徒歩で向かうバローロは標高301M。 -
辺りには近代的な高層ビルなどはなく、
-
ランゲの丘陵地帯と空が
視界全面に広がっています。 -
絶景ですね〜。
-
丘陵の斜面には
どこまでもブドウ畑が続きます。 -
今から向かうバローロは、
こちらの方向です。 -
高台からの眺望を暫く楽しみ、
この坂を下り、
バローロ方面へ進みます。 -
途中、
この様にバローロへの道しるべがあるので
表示に従い進みます。 -
かなり下ってきました。
遠方に先ほどまで居た丘が見えます。 -
辺りは葡萄畑ばかりです。
-
ラ・モッラとバローロの境界を
通り過ぎます。 -
既に葡萄畑の収穫は終わっていますが、
時折、
収穫されなかった小さな房が残っていたりします。 -
暫く進んでいると、
自然落果した小さな房がありました。
落果して間もないのでしょう、
まだとってもきれいです。
思わず一粒頂いちゃいました。(笑)
落果するまで蔓にぶら下がっていたからでしょうか、
非常に糖度が高く、普通に果物屋で買う葡萄以上に甘く、
果物用としても十分イケる味でした。
おいしい葡萄だからこそ、
良質なワインができるんですね〜。 -
葡萄農家のオヤジさんです。
収穫後の枯れた蔓の始末をしていました。
余念のない勤勉さを感じます。 -
バローロの郷が見えてきました。
もう少し曲がりくねった道を下れば
到着します。 -
バローロの集落の
外縁部まで来た時の標識です。
ラ・モッラから
7KMの距離を歩いて来ました。 -
華やかではないですが、
思ったより大きな集落です。
流石D.O.C.G.バローロを産する土地だけあって、
市街地のすぐ隣まで葡萄畑が迫り、
CANTINAの看板も多く目に付きます。 -
ファレッティ城(CASTELLO COMUNALE FALLETTI)の
ほうへ進みます。 -
中世のイタリアの田舎が
そのまま現代まで残ったような路地を進みます。 -
途中、
エノテカがあったので
寄ってみました。 -
壁には
ヴインテージワインが並んでいます。
ワイン以外にも、
店内には、
ワインオープナー やTシャツ、キャップなどの
みやげ物が販売されています。
私たちは、ここで重くない物をいくつか
購入しました。 -
壁の上部には、
-
本当に古い、
-
年代物のワインが並んでいます。
-
中でも、
この2本は古いですね〜。
右から2番目は1917年と書かれています。
そしてその左が1930年。 -
お店の奥は、
ワインオープナー博物館。
「MUSEO DEI CAVATAPPI」です。 -
入りませんでしたが、
入場料は4ユーロ。 -
エノテカを出て、
さらに丘の上に進みます。 -
丘の上に出ると、
やはりこの様なブドウ畑の
風景が広がります。 -
丘の上には
古い教会と鐘楼。 -
教会の横の小径には、
古いワイン樽の運搬車が・・・。
歴史を感じます。 -
丘の上に聳える
ファレッティ城には、 -
公営エノテカ(ENOTECA REGIONALE DEL BAROLO)や、
ワイン博物館(MUSEO DEL VINO)がありますが、
今日は休館日でした。 -
丘から下ると、
この辺りが、 -
バローロの中心街です。
洒落たリストランテが散在します。 -
バスで戻る前に、
このBARで昼食を軽く摂ります。
DIVIN CAFEというお店です。 -
生ハムが沢山入った
パニーノに、
ワインを頂きました。 -
結構繁盛しているお店です。
-
食後外に出ると、
近くには小学校があるみたいです。 -
カメラを持って歩いていると、
撮ってくれといいます。
人懐っこく可愛い子どもたちです。 -
戻る時間になりました。
バス停は
DIVIN CAFEのすぐ向かいにあります。 -
14:04発の
ALBA行きバスを待ちます。 -
バス停の横には、
-
オブジェとして、
古い農機具が置いてありました。 -
前輪の径が全く違います。
家畜に引かせて、
ブドウ畑の斜面を均す道具なんでしょうか?。 -
大変な事が起きました!!。
定刻の14:04を数分過ぎたころ、
今までその存在に気づかなかったこのバス停の前を
バスが通過して行きました!!。
私たちが待っていたバス停はロータリーにあり、
上下便とも発着するのだろうと勝手に思い込んでいましたが
下り便用だったようです。
間違って、下りバス停で上り便を待ってしまっていました。
ひょっとしたら先ほどのバスは見間違いだったかもと思い、
暫くこのバス停で待ってみましたが、
何も来ないのでやっぱりさっきのバスがALBA行きだった様です。(悲)
次のALBA行きバスは19:27発ですし、
タクシーも全く見かけない様な所なので、
途方に暮れてしまいました。 -
楽観的な妻は「歩いて次の町に行ったら、違う路線のバスに乗れるかも。」
などと言ってますが、
この辺りの農村地帯では次の集落に行くにも相当時間が掛かりますし、
バローロでも上りバスは1日にたった3本だけですので、
次の集落で都合良くバスに乗れる可能性もかなり低そうです。
妻は嫌がりましたが、
ALBAまで向かう幹線道路まで出て、
「ヒッチハイク」することにしました。
すると、
20回程のチャレンジで、
親切なおにいさんが停まってくれました。
本当に気分良く受け入れてくれて大感謝です!!。
*この写真は、親切なおにいさんの車の後部座席からの撮影です。 -
ALBAに向かう途中の風景です。
あの丘は、
午前中いたラ・モッラですね〜。 -
本当にありがとうございます。
仕事中の彼は、
目的地とは違うALBA駅に寄り道して、
私たちを降ろしてくれました。
この後サングラスを外してくれましたが、
本当にやさしい表情のおにいさんでした。
堅い握手を交わしてのお別れです。
Grazie Mille!! -
アルバ駅では、
今日宿泊する予定のアスティ駅までの
チケットを購入します。 -
時刻表では、
列車の便は無く、
16:03発のバスがあるので、 -
チケットを購入したのですが、
-
15:55に駅前バス乗り場に入って来たバスは
いつまで待っても発車しようとしません。
駅員に訊き直すと、
「あのバスは17:05発です。」と言います。
どうも、
16:03発のバスは間引かれた様です。(悲) -
イタリアでは、
突然の運休は珍しい事ではないので、
次のバスまで
駅横の「Roffini cafe」で時間を潰します。 -
たしかに運休は運が悪かったですが、
お店の雰囲気も良く。
店員さんの気立ても良く。
カプチーノも旨かったです。
突然の運休も気分的にカバーされました。(喜) -
外が暗くなりかけて、
漸く、ASTI行きバスに乗ることが出来ました。 -
そのままASTIまでバスで行くものと思っていましたが、
途中の「C.LANZE駅」で列車に乗り換えさせられました。
*後から気づきましたが、
昨晩宿泊した「CASA BONA」で頂いたワインは
このLANZEにある醸造所が生産したものでした。 -
18時過ぎにアスティ到着です。
今日はいろいろとトラブって時間が掛かってしまいましたが、
それ以上に、いろいろと思いがけない親切にも出会えた一日でした。 -
今日の宿泊は、
ASTI駅前のHOTEL CAVOURです。 -
ホテルの部屋からの眺めです。
ASTI駅がすぐ近くで便利です。 -
食事は、
CORSO VITTORIO ALFIERI沿いの
お店で軽く摂りました。 -
本当に簡単なお店で、
冷蔵ケースに並んだ食品を選んだら、
お店の厨房で温め直して皿に盛り付け出す仕組みです。
確かに安いのですが、
味は全く期待できません。 -
ホテルに戻るときに、
スーパーで生ハムとチーズの盛り合わせを購入し、
ホテルで、
「CASA BONA」で頂いた、
BARBERAをおいしく頂き就寝です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- バリっ子さん 2012/02/11 08:19:28
- 良いご旅行をされてますね。
- アクシデントがありビックリされたでしょうが、後で考えれば旅の神様の贈り物ですね(^^)
旅行先で触れ合った人たちって、その後会うことがなくても忘れられない・・・
羨ましいようね出来事です。
私も経験してみたい!
奥様とも仲が良さそうで微笑ましいです(^^)
またお邪魔しますね。
バリっ子の妻 でした〜
- kenkenさん からの返信 2012/02/15 16:00:19
- RE: 良いご旅行をされてますね。
- こんにちは。
バリっ子さんの奥様さん。
> アクシデントがありビックリされたでしょうが、後で考えれば旅の神様の贈り物ですね(^^)
その日の宿がアスティに決まっていたので、
路線バスを逃したときは、途方に暮れてしまいましたが、
ヒッチハイクのお兄さん自体が本当に救いの神に見えました。(笑)
> 旅行先で触れ合った人たちって、その後会うことがなくても忘れられない・・・
そうなんですね〜。
昔の写真を見ていると、「あの人元気かな〜。」
確かに、小さなふれあいと共に旅の思い出が深く残ります。
バリっ子さんご家族さんも、
今後とも良い旅をお続けください。
それでは。
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