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ポーランド鉄道パスを利用して、紅葉が美しい10月のポーランドを15日間かけて周遊しました。コースは下記。ワルシャワ3泊→グダニスク3泊→マルボルク城→トルン1泊→ブロツワフ2泊→クラコフ3泊→アウシュビッツ→ワルシャワ1泊。この旅行記では負の世界遺産のアウシュヴィッツ編を掲載します。表紙の写真は、ビルケナウの鉄道引き込み線の終端。 <br /><br />

列車で巡るポーランド--アウシュヴィッツ編

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2011/10/14 - 2011/10/28

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you

youさん

ポーランド鉄道パスを利用して、紅葉が美しい10月のポーランドを15日間かけて周遊しました。コースは下記。ワルシャワ3泊→グダニスク3泊→マルボルク城→トルン1泊→ブロツワフ2泊→クラコフ3泊→アウシュビッツ→ワルシャワ1泊。この旅行記では負の世界遺産のアウシュヴィッツ編を掲載します。表紙の写真は、ビルケナウの鉄道引き込み線の終端。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • この旅で、アウシュヴィッツに行くかどうか最後まで迷っていました。というのも、過去にワシントンDCのホロコーストを訪れた際や、リトアニアのカウナス近郊にある強制収容所を訪れた時等、その後に気分を悪くして辛い思いをしたからです。でも折角ここまで来たのだからと、それを承知で出かけることとしました。<br /> クラクフ8時25分発のオシフィエンチム行きの列車で向かいます。

    この旅で、アウシュヴィッツに行くかどうか最後まで迷っていました。というのも、過去にワシントンDCのホロコーストを訪れた際や、リトアニアのカウナス近郊にある強制収容所を訪れた時等、その後に気分を悪くして辛い思いをしたからです。でも折角ここまで来たのだからと、それを承知で出かけることとしました。
     クラクフ8時25分発のオシフィエンチム行きの列車で向かいます。

  • この時間帯は途中までは通勤電車で、地元のIT企業のサラリーマンらと同席します。その後はのどかな草原が続きます。

    この時間帯は途中までは通勤電車で、地元のIT企業のサラリーマンらと同席します。その後はのどかな草原が続きます。

  • 約2時間ほどでオシフィエンチム駅に到着します。アウシュヴィッツの博物館までは、田園風景を見ながら駅から歩くことにします。駅前通りを右方向に歩くとこの看板があり、博物館まで1100mとの表示があります。

    約2時間ほどでオシフィエンチム駅に到着します。アウシュヴィッツの博物館までは、田園風景を見ながら駅から歩くことにします。駅前通りを右方向に歩くとこの看板があり、博物館まで1100mとの表示があります。

  • しばらく歩くと、ビルケナウ博物館1200mと表示された看板があります。ビルケナウ博物館は後に行くとして直進します。

    しばらく歩くと、ビルケナウ博物館1200mと表示された看板があります。ビルケナウ博物館は後に行くとして直進します。

  • 多分、収容所に通じていたと思われる線路に沿った道を進みます。落ち葉と線路、秋の訪れを感じる普通の風景ですが、かって多くの罪のない人々がこの上を運ばれたと思うと・・・心が重くなります。

    多分、収容所に通じていたと思われる線路に沿った道を進みます。落ち葉と線路、秋の訪れを感じる普通の風景ですが、かって多くの罪のない人々がこの上を運ばれたと思うと・・・心が重くなります。

  • 駅から徒歩で約20分で到着します。博物館の周囲は緑豊かな公園となっています。

    駅から徒歩で約20分で到着します。博物館の周囲は緑豊かな公園となっています。

  • 博物館の入口にある付近の航空写真。鉄道線路を挟んで下側にアウシュヴィッツ強制収容所、上側にビルケナウがあり、広大な敷地にこれらの施設か作られていたことが分かります。

    博物館の入口にある付近の航空写真。鉄道線路を挟んで下側にアウシュヴィッツ強制収容所、上側にビルケナウがあり、広大な敷地にこれらの施設か作られていたことが分かります。

  • 11時30分スタートの英語ガイドツアーに参加します(40zL)。日本語ガイドツアーは、予約グループがあったため当日参加はできませんでした。なお、10時から15時の間はガイド付きでないと入場できません。<br />ツアースタート時間前の待ち時間に、センター内の映像室にて、当時の記録映画を見ます。しかし、この記録映画はとても平常心では見られなくて、ツアー開始前から早くも胸が重くなってしまいました。

    11時30分スタートの英語ガイドツアーに参加します(40zL)。日本語ガイドツアーは、予約グループがあったため当日参加はできませんでした。なお、10時から15時の間はガイド付きでないと入場できません。
    ツアースタート時間前の待ち時間に、センター内の映像室にて、当時の記録映画を見ます。しかし、この記録映画はとても平常心では見られなくて、ツアー開始前から早くも胸が重くなってしまいました。

  • 収容所入口前の広場です。

    収容所入口前の広場です。

  • ツアースタートを待つ各国から来た人々です。説明言語ごとにグループとなって見学します。

    ツアースタートを待つ各国から来た人々です。説明言語ごとにグループとなって見学します。

  • 収容所を囲んでいる二重の有刺鉄線フェンス。鉄線には高圧電流が流れていたので、ここを突破するのは到底できないでしょう。

    収容所を囲んでいる二重の有刺鉄線フェンス。鉄線には高圧電流が流れていたので、ここを突破するのは到底できないでしょう。

  • 監視塔にも見張りが居たでしょう。

    監視塔にも見張りが居たでしょう。

  • 働けば自由になる・・・のゲートを潜って収容所内に入ります。

    働けば自由になる・・・のゲートを潜って収容所内に入ります。

  • 収容所内に入ったところからフェンス越しに、外を見たところ。このフェンスの中からどんな思いで外を眺めていたのか・・・想像すると・・・

    収容所内に入ったところからフェンス越しに、外を見たところ。このフェンスの中からどんな思いで外を眺めていたのか・・・想像すると・・・

  • 収容所内の建物群。1941年以降に、ここに収容された人々によって、二階建てに増築されたり改築されたりした赤レンガの頑丈な建物です。

    収容所内の建物群。1941年以降に、ここに収容された人々によって、二階建てに増築されたり改築されたりした赤レンガの頑丈な建物です。

  • 収容所内建物の展示物です。以下同じ。ここは収容者の住居だった部屋ですが、写真などが展示されています。

    収容所内建物の展示物です。以下同じ。ここは収容者の住居だった部屋ですが、写真などが展示されています。

  • ガイドさんの説明によれば、ここオシフィエンチムに収容所が作られたのは、①鉄道の要所であったために交通の便が良かったこと、②戦前この付近にポーランド軍の基地があって人口密集地から離れていることが理由だとか。鉄道を使ってここに人々が運ばれてきたのです。

    ガイドさんの説明によれば、ここオシフィエンチムに収容所が作られたのは、①鉄道の要所であったために交通の便が良かったこと、②戦前この付近にポーランド軍の基地があって人口密集地から離れていることが理由だとか。鉄道を使ってここに人々が運ばれてきたのです。

  • ガス室の模型やら構造やら、焼却炉の写真やら・・・言葉を失います・・・

    ガス室の模型やら構造やら、焼却炉の写真やら・・・言葉を失います・・・

  • 遺留品等の展示物等を見ているうちに、ツアー開始前に観た映像が重なってやっぱり気分が悪くなってきました。<br />写真を撮るのもここに掲載するのも躊躇しましたが、このような悲しい事実があったことを未来に語り継ぐことが、ここを訪れた人の責務等と勝手に考えて掲載することとしました・・・<br />なお、英語ツアーのガイドは、内部の写真撮影に関して了解しておりました。<br /> 以下同じ

    遺留品等の展示物等を見ているうちに、ツアー開始前に観た映像が重なってやっぱり気分が悪くなってきました。
    写真を撮るのもここに掲載するのも躊躇しましたが、このような悲しい事実があったことを未来に語り継ぐことが、ここを訪れた人の責務等と勝手に考えて掲載することとしました・・・
    なお、英語ツアーのガイドは、内部の写真撮影に関して了解しておりました。
     以下同じ

  • チクロンBの空き缶の山。もう言葉が出てきません・・・・

    チクロンBの空き缶の山。もう言葉が出てきません・・・・

  • 銃殺刑が行われた死の壁です。 

    銃殺刑が行われた死の壁です。 

  • 有刺鉄線のフェンスの外側にもコンクリート壁と監視塔があります。

    有刺鉄線のフェンスの外側にもコンクリート壁と監視塔があります。

  • ユダヤ人の来訪者も見かけられます

    ユダヤ人の来訪者も見かけられます

  • ガス室

    ガス室

  • 焼却炉

    焼却炉

  • 絞首刑台<br />アウシュヴィッツ収容所のツアーは、約2.5時間。軽食をとった後シャトルバスにて、2Km離れたビルケナウに向かいます。

    絞首刑台
    アウシュヴィッツ収容所のツアーは、約2.5時間。軽食をとった後シャトルバスにて、2Km離れたビルケナウに向かいます。

  • 2つの収容所に挟まれた現役の線路です。線路をまたぐ高架橋からは眺めた風景です。一見平和な世界が広がっているように感じますが、この地で、60数年前常識を越えた悲しい出来事があったことを忘れてはなりません

    2つの収容所に挟まれた現役の線路です。線路をまたぐ高架橋からは眺めた風景です。一見平和な世界が広がっているように感じますが、この地で、60数年前常識を越えた悲しい出来事があったことを忘れてはなりません

  • ビルケナウ収容所の外側。死の門に線路が引き込まれています。

    ビルケナウ収容所の外側。死の門に線路が引き込まれています。

  • ゲートから中に入ると、この広大な敷地に圧倒されます。敷地内は自由に見学することができます。案内所で購入した案内書の順路に従って廻ります。

    ゲートから中に入ると、この広大な敷地に圧倒されます。敷地内は自由に見学することができます。案内所で購入した案内書の順路に従って廻ります。

  • 収容所建物の内部です。こちらは木造バラツクで床もありません。

    収容所建物の内部です。こちらは木造バラツクで床もありません。

  • 木製の粗末な3段ベッドが並んでいます。中央に暖房用のダクトが設置されています。

    木製の粗末な3段ベッドが並んでいます。中央に暖房用のダクトが設置されています。

  • 死の門へと続く鉄道引き込み線です。

    死の門へと続く鉄道引き込み線です。

  • この引き込み線の先はガス室や焼却炉に向かっています。

    この引き込み線の先はガス室や焼却炉に向かっています。

  • 収容者を運んだ貨車です。ここでは人は物と同じように扱われていたのです。

    収容者を運んだ貨車です。ここでは人は物と同じように扱われていたのです。

  • 鉄道引き込み線の終端です。

    鉄道引き込み線の終端です。

  • ガス室や焼却炉のがれきです。

    ガス室や焼却炉のがれきです。

  • 線路の尽きた先にある国際慰霊碑。

    線路の尽きた先にある国際慰霊碑。

  • このゲートの先にも、収容所の建物がかって並んでいました。<br /><br />第二次世界大戦の中、150万人に上ると言われている罪のない人々がこの地で殺されてしまったという悲しい事実・・・戦争はこんなことが組織的に行われてしまう・・・戦争は絶対にしてはいけない・・・平和維持が大切なこと・・・これらを後世に語り継ぐことが必要であると感じたアウシュヴィッツ収容所の訪問でした。<br /> 最後までご覧いただき有難うございました。

    このゲートの先にも、収容所の建物がかって並んでいました。

    第二次世界大戦の中、150万人に上ると言われている罪のない人々がこの地で殺されてしまったという悲しい事実・・・戦争はこんなことが組織的に行われてしまう・・・戦争は絶対にしてはいけない・・・平和維持が大切なこと・・・これらを後世に語り継ぐことが必要であると感じたアウシュヴィッツ収容所の訪問でした。
     最後までご覧いただき有難うございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • はなさん 2012/01/28 12:55:19
    見過ごしておりました。
    こんにちは。
    寒い日が続いてます。
    お元気でしょうか。

    昨日小平の例の姪が遊びに来たので、二人でyouさんのブログを観ていたら、
    この旅行記を見落としていたのに気付きました。

    今朝改めて拝見しています。
    10月のツアーでポーランドに行くからにはアウシュビッツは旅行日程に入ってるだろうと思っていたんですが入ってなくて行けませんでした。

    内心、行かなくて良かったような、残念だったような。
    私はこういうことが一段とダメな方で、youさんがしばらく引きずったとおっしゃるのなら私はもう旅行中ずっとだったかもしれない。

    この悲劇の後も地球上にこのような悲惨な事態は大なり小なり起こっていて人間の愚かさはどうしようもないのかなぁと思ったりします。

    youさんのいつもと変わらない丁寧なリポートで尚のことその思いを強くしました。

    you

    youさん からの返信 2012/02/10 11:04:43
    RE: 見過ごしておりました。
    はなさん
    ハイ、元気でおります。コメント有難うございます。世界の果てと言われる南アメリカのパタゴニア地方を旅して戻りました。返事が遅くなり恐縮です。
     クラクフまで訪れていて、アウシュビッツに行かなかったのは残念でしたね。旅していて何時も思うことは、実際に行って見て、その場に身を置いて、体験してみないと分からないことが沢山あることですね。はなさんも是非、次の機会に訪れてみてくださいまし。

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