2011/10/14 - 2011/10/28
49位(同エリア149件中)
youさん
ポーランド鉄道パスを利用して、紅葉が美しい10月のポーランドを15日間かけて周遊しました。コースは下記。ワルシャワ3泊→グダニスク3泊→マルボルク城→トルン1泊→ブロツワフ2泊→クラコフ3泊→アウシュビッツ→ワルシャワ1泊。この旅行記ではポーランド西部にある第4の都市ヴロツワフ編を掲載します。表紙の写真は、オドラ川沿いから眺めた洗礼者ヨハネ大聖堂。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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トルン発8時41分発のボズナン乗り換えで、ヴロツワフに向かいます。ボズナンにてヴロツワフ行きまでの待ち時間(約1時間)を利用して、駅前付近をぶらつきます。旧市街まで往復するには時間不足で断念します。
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ヴロツワフ行きの1等列車通路。コンパートメントとドアで仕切られています。この日はビジネスマンと同室でしたが、彼は終始PCを操作していて、どこかの国の人と同じ様でした。途中停車駅で、乗客が乗り込んできますが、指定席ということもあって、コンパートメントは2名で独占していました。
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草原が続く車窓の風景です。
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トルンから乗り換え時間を含めて約6時間かかりブロツワフにほぼ定刻の14時21分に到着です。2011年10月現在、駅は工事中で駅の南側に出てきます。地元の青年に尋ねたところ、同じ方向ということで、親切に予約していたホテルScandic付近まで案内していただきました。ホテル前の通りでこんなオブジェが迎えてくれます。
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ホテルScandicの部屋。駅から徒歩10分、旧市街まで10分と便利なロケーションです。ここに2泊します。朝食込みで290zL/1泊。
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ホテルに荷物を置いて、夕方まで街歩きに出かけます。フロントにて地図等頂くと共に、見どころなど聞きます。フロントの青年はこの街に住んでいるとのことで、詳しく説明してくれました。
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市庁舎広場に繋がるメインストリートに出ます。
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途中から歩行者専用になります。
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ゴシック様式の市庁舎です。この街のシンボル的建物で1290年から1500年までかけて徐々に建設されました。
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市庁舎建物には街の発展に貢献した人々の像が飾られています。
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旧市場広場に出てきます。市庁舎付属の時計塔は、完成以後現在まで正確な時刻を示しています。この広場は隣の塩の広場につながっており、これらの広場は中世から残る広場としては、ヨーロッパで2番目(1番はクラクフ)に広いとか。
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旧市場広場から聖エルジュベタ教会の塔が見えます。
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暗くなる前に街を廻ろうと、北に歩を進めます。オドラ川沿いに建つヴロツワフ大学です。これまで9人ものノーベル賞受賞者を輩出している名門校です。明日再訪の予定。
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オドラ川に架かる橋の上からの眺めです。観光客がこの像の写真を撮っていましたが、誰なのか分かりません。
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イチオシ
川沿いに歩くと、川向こうにヨハネ大聖堂が見えてきます。川面に夕陽に冴える二つの塔が映り、美しい眺めにうっとりとします。
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橋を渡り大聖堂の見える通り(カテドラル島)に行きます。この付近はかって川に挟まれた島だったところで、ブロツワフ発祥地でもあります。風光明媚で静かな場所に気に入りました。明日、改めて訪問することにします。
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橋のたもとにある聖十字架教会です。
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階段を上って聖十字架教会の中に入ります。ちょうど夕方のミサが行われていました。
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島の通りには、古典的スタイルの立派なブロツワフの大司教の家も並んでいます。
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橋を戻り、市内の通りを歩きます。ドミニカン広場の端にある聖アルベルト教会。
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マリー・マグダレナ教会。
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市庁舎広場に戻ってきました。約3時間ほど街歩きしたことになります。
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イチオシ
この10月の時期、陽が18時頃沈みます。西の空が茜色に染まる風景が、何とも異国情緒があって好きなんです。
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夕闇せまる通りですが、人通りが絶えません。
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翌日も、市庁舎広場に向かう通りから街歩きします。通りに面してオペラ劇場があります。
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この街には所々にこんな小人のブロンズ像があります。探しながら街歩きします。
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市庁舎の天文時計や繊細な模様など改めて見ます。
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旧市場広場。市庁舎前には、ポーランドの偉大な喜劇作家アレキサンダー・フレドロのブロンズ像があります。
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こちらは熊のブロンズ像。その鼻に触るといいことがあるみたいです。
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塩の広場に行きます。カラフルな中世の建物に囲まれています。ボールにはオブジェが取り付けられています。
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塩の広場へ入るゲートがあり、ここを潜って広場に出ます。
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広場に面するお店では、看板の手入れ中です。ここは切手や本などを売るお店の様です。
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旧市場広場に再び出てきます。ガラスオブジェに噴水の組合せは、中世の広場には少しミスマッチとも思いますが・・・
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広場から見えていた聖エルジェベタ教会に行きます。
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見ごたえのあるステンドグラスがありました。
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地元の観光客にも小人の像は人気です。
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300年の歴史あるヴロツワフ大学に再訪です。20世紀以降9人ものノーベル賞受賞者を輩出していることに興味があったからです。
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この立派な扉から大学内に入ります。大学の博物館と塔の展望台までのチケット(10zL)をゲットします。
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宮殿の様な階段ホールや廊下です。
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豪華な装飾のあるレオポルト教室(レオポルトは当大学の創設者)。こんな豪華な教室で勉強ができたら・・・落ち着かないかな。
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ノーベル科学賞など受賞に貢献した実験器具等が展示されています。
当大学の特徴について、博物館にいた担当学生に聞きました。①科学的な研究に力を入れていること。②当大学の学者は世界中の研究者仲間と多数のリンクを持っていること。③起業家精神を醸成するための支援システムが複数用意されていること、④国家戦略に教育の質を向上させることが挙げられている。当大学は国の教育省の評価で各学部とも高い評価を受けている・・・等説明してもらいました。少しは参考になったでしょうか。 -
高さ約40mの展望台に上ります。聖エルジュベタ教会方向です。
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市庁舎方向。
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イチオシ
大聖堂島のある方向で、左下は大学の教会です。なかなかいい眺めです。
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大学の教会内部です。見事な造りでびっくりします。勉学と共に宗教も大事な事なんでしょう。学生さんがオーディオガイドを貸してくれます。大学構内と教会はお勧めの場所です。
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大学の塔から見えていた聖ヴィンセント教会に行きます。
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教会内部です。黄色のステンドグラスを通過した明るい光に元気をもらいます。
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通りを越えて市場に行きます。ここのフードコートで昼食。
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オドラ川に架かる橋を渡り、砂上の聖処女教会に行きます。
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名前にふさわしい・・・ような感じの教会内部です。
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この橋を渡って大聖堂に行きます。橋の欄干には多数の愛を誓う??鍵が吊られています。
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洗礼者ヨハネ大聖堂を下から見上げます。高さ91mの2つの塔が天に伸びています。
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大聖堂の中のステンドグラス。他国からの侵略に戦ってきた歴史を物語る様な繊細なモチーフです。
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高さ91mの展望台に行きます。塔にはエレベータが備えられておりラクラク到着です。こちらは聖十字架教会方向、左側はオドラ川、素晴らしい眺めです。
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オドラ川向こうはヴロツワフ中心市街です。
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オドラ川上流方向。郊外には高層住宅も見えます。右側は隣の塔の一部で、上って見ると圧倒される大きさです。
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東側方向。直ぐ下は大聖堂身廊の屋根です。
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大聖堂では結婚式が行われていました。娘と嫁に出す父親とのツーショット。父親の気持ちはどこのお国でも同じですよね。
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幸せなカップル・・・幸多かれと祈ります。
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イチオシ
大聖堂島をオドラ川沿いから眺めます。
中世の時代から続くこの美しい風景に浸りながら、過去の複雑な歴史や厳しい環境にもかかわらず、文化・芸術・科学等の中心都市として栄え、多くのノーベル受賞者を輩出したのは何だろうか・・・いろいろ考えを巡らせました・・・この国の人々が持つ不屈の精神でしょうか・・。
ブロツワフ編 おわり
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この旅行記へのコメント (2)
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- はなさん 2011/11/16 18:53:07
- こんなに違うんだぁ。
- 行った人に寄ってこんなに違う内容になるんですね。
同じ所かしらんと思っちゃいました。
私は一日ほんとにサラッと回っただけでしたからねぇ。
まぁ考えてみたら旅ってそういうものですよね。
youさんの写真には建物の上から町全体を撮った写真が良く出て来ますね。
私は一度もこんなふうに街を眺めるチャンスがなくて残念です。
前日にガイドブックを読むんですけど全く頭に残ってない。
やっぱりyouさんみたいに頭がよくないのです(笑)
- youさん からの返信 2011/11/17 21:31:38
- RE: こんなに違うんだぁ。
- はなさん
京都??からのコメント有難うございます。そうですね。はなさんや、同じ街に行かれた他のトラベラーさんの旅行記を拝見すると、十人十色で違った視点で写真を撮られているので面白いですね。
youは高い場所が好きなんですよ。街を俯瞰して眺めると、何となく、木を見て、そして森も見た!!という感じになるものですから。それに、体力がないと高いところにも行けなくなるので、体力がある今のうちに上れるところは上っておこうと・・・。
ガイドブックの内容、youも覚えていませんよ。むしろカラの頭で旅し、旅先で自分で情報取り入れ、新しい発見や新たな出会いをする・・・そんな旅の方が新鮮で面白いと思う、この頃でございます。
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