サタンの椅子よありがとう♪屋久島_2日目

2011/10/10 - 2011/10/14

２日目：いざ縄文杉へ
＜４５歳のおばちゃんでも単独で行ってこれました＞

宮之浦バス停（屋久島交通）4:30→5:14
屋久杉自然館（荒川登山鉄道）5:30→6:10

連休明けの平日で人少なっ
一人ぼっちが不安でないの？！
とっても満たされた一人歩きでした。

荒川登山口出発　16:00→16:40
心優しいガイドさん拾われて同乗（宮之浦まで）
お客さんのお二人の御好意で楠川温泉（送迎）
晩飯まで御一緒に飲み処

エリア 屋久島(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

諸事情で宿替えしなくてならなかったけど
快く荷物を預かってもらえました。
それどころが、朝ごはんを登山弁当に！！
温かいお湯＆お茶までご用意して頂きました。
民宿かわかみさん　ありがとうございましたm(__)m

そして、真っ暗４時半の始発バスで出発です

４時半に宮之浦を出発して
屋久杉自然館で登山バスに乗り換えて
朝もしらみ始めた頃
ようやく出発点に到着です。

登山バスはほぼ満席
混んでるかなっ？って思っていたけど
トイレも渋滞なく皆さんぱーてぃ毎に出発していきました。

出発してすぐのトンネルあたりまでは
前方：後方に人の列があったのに

やっぱり単独はほとんど見当たらない

もう、前を見ても後ろを見ても人影なし

私の貸し切り線路？！

いえいえ
カイドツアーの方々は要所要所で固まっているので
追い抜き、抜かされの繰り返し

初！！　屋久鹿

このあと嫌ぁっって言う程遭遇します。

この時期は、鹿にとって恋の季節だそうです。

牡鹿はりっぱな角に鬣？！でした。
写真に撮りたかったけど
つんざく様な雄たけびで威嚇されちゃいました。

度々安房川の渓谷を渡ります。
手摺がない線路の橋もいっぱい

高所恐怖を味わえます。

こんなかんじ♪

私は程々のスリルを体感

わくわく感の中歩いていたので
あっと言う間に「小杉谷集落跡」
到着！！

学校跡地の広場は不思議空間？！

ここらで、朝ごはん

山飯は格別に美味しい♪

楠川分を過ぎてほどなく
バイオトイレ♪

ようを足すならここがお勧め

おが屑と微生物で○○○を分解
匂いも少なく、とても清潔なお便所でした。

「三代杉」って看板があった。

ふむふむ
大きな株のわりに延びてる幹はイマイチ
しかし、そこは単独登山のイタイところ

どこが、どうなって三代なんだろぅぅ？？

三代杉からが何気に長かった

でも、杉を始めとする木々も
どんどん立派になりワクワク度もＵＰ♪

仁王杉もでかかった。

そしてとうとうトコッコ道も終結

「大株歩道」入口のお便所ｐｔ２
トイレ数が多いけど、ここから先にはないから結構混むらしい！
あっこの日は待ちなしでしたが

ちょっこし休憩をして
（水場があるのでお水も補給）
さぁ〜気合いを入れてイザ山登り

去年倒れちゃった「翁杉」
近づくとともに
杉の匂いが・・・凄い
朽倒なお存在感ありありです。

そのまま、自然に任せて
次世代の杉の床になって行くんだろうなぁ

「ウイルソン株」到着

今まで、人の多さを感じなかったけど
ここはさすがに渋滞中

行きも帰りもここは一人になれなかったなぁ

休憩ベンチもあるから
人がたまっちゃうんだろうなぁ

株の中で皆で撮影の順番待ち

「ウィルソン株」のハート

この写真を皆撮りたくて渋滞になってました。

カイドツアーの山ガール５人組が私の前
各々のカメラで撮影したのち
ガイドさんがハートをバックに各ガールズを激写
５人×２私はひたすら順番をまちます。
私の後ろもどんどん列が伸びます。
「そろそろどけやぁ〜」っと狭い心の叫びもむなしく
「あっ携帯でもとりたぁぁぃぃ」と結局５人×３
小心者の私は、撮り直すこともなくワンショット
で撤収しました。(；一_一)

そんな荒みそうな心を一掃してくれる
株を後に歩き始めると

すぅぅっと日がさして
行く道を照らしてくれました。

そして『大王杉』

結論を先に言ってしまうと・・
私にとって「縄文杉」＜「大王杉」

私にとってのBEST OF BEST はこの杉でした。

縄文杉はさすがに人がたまっていたのですが

この大王杉は貸し切り
ゆっくり向き合って
３千年の息吹を感じさせてもらえました。

でかい！！そして力強い生命力を感じます。

言葉にできない出会いでした。

大王杉に興奮感動して
気がつけばここは世界自然遺産地域

二本の杉がつながった『夫婦杉』

この杉って最後はどうなるんだろう？
片方の杉が倒れたら、相方も朽ちて行くのだろうか？

がんばって共に長生きしてね

名もなき屋久杉

大株歩道で唯一触れる屋久杉
（後で知ったことなんだけどね）

思いっきり抱きついて自分の体を預けられる大木

人が居ないのを良いことに
しばし張り付いて休憩

裏に回ってみると大きなコブ
（後で知ったんだけど子宝祈願の杉）
(；一_一)

とうとうやってきました！
縄文杉への階段
霧が立ち込め始めて〜
超ちょぅ神秘的演出

嫌でもボルテージあがるわぁ

やっと会えた『縄文杉』

霧のなか、現れた大木

言葉ないよ

写真なんかじゃ絶対に伝わらない。

５時間歩いてここにたどり着いた者しか
感じることができない威圧と癒し

言葉ないよ

杉の興奮を覚ましてくれた
足元のハート♪

そして、山の主に別れを告げて
下山を始めた頃〜

彼が現れた
『変なやつ』
装備もなく山の中跳ねていた妖精君

話してみるとなおさら変な兄ちゃん
水晶玉を出してきて浮かして見せてくれた！

「変なやつ」ってほめ言葉だよぉ
にっこり笑ってまた、森に消えていった。

ゴールが見えてきたのでちょっと寄り道
線路から少し河原に降りてみました。

水が気持ちいい♪

おばちゃん一人登山はさすがに目につくようで
いろんな方が声を掛けて下さいました。

大学生のグループの兄ちゃん達は
心配して、栄養ドリンクを差し入れてくれたり。

ガイドさん達もちょっとしたアドバイスくれたり。

自分ではマイペースで楽しんでいたつもりが
傍から見たらヘロヘロのおばちゃんに見えるんだろうなぁ（爆）

正直楽勝の道ではありませんでした。

でも思っていたよりは体は元気です。
そして、一人で入った森なのに
怖くなかったです。

森の神秘に包まれて
ゆったりとした気持ちでいられました。

ＣＷ−Ｘ（サポートタイツ）
前週に御岳山登頂の慣らし
普段から徒歩（１日２万歩）の下地はありました。

『屋久猿』
荒川登山道ではなかなかお目にかかれない
お猿だと聞いていたのですが

のっけから、親子ざるや
線路居座り猿などに遭遇してました。

いかんせん、写真にのらない

何とかボケずに撮れた一枚？！

そして、１５：５０分荒川登山口に到着です。

山で何度かすれ違ったガイドツアーの方に
屋久杉自然館から宮之浦の宿まで車に同乗させて頂きました。

屋久島ガイド協会のおっちゃん
（後に私と一才違いと判明）
最高に素敵なガイドさんです。
お客さんのために先回りしてこだまを仕込んで驚かせたり
ツアーあとに温泉まで連れて行ってくれたり。

挙句に、行きつけの美味しいお店まで

楠川温泉も気持ち良かった♪
★一緒に誘ってくれた二人と出会えてよかった。
　風呂上がりのガールズトーク盛り上がったね。
　三人が１０歳の年の差・・面白いトリオだったわぁ

　本当にありがとうございました。m(__)m

トビウオのからげ
頭から鰭までバリバリ食べられます。
美味しい

ごちそうさま
お腹一杯になって

今晩は「素泊まり民宿いわかわ」さんへ
お部屋も一人で使えたので、
そのままバタンキュー（←死語？！）

明日は太鼓岩だぁ　！！！

３日目へつづく→