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 経蔵は慶長10年(1605年)に建立され、天和元年(1681)12月に改造移築し、さらに寛政12年(1800)6月、黒門(旧方丈門)脇の現在地に移された。三縁山増上寺廣度院縁起には享和 2年(1802年)に家斉公が改造し、家康公寄付の3大蔵経を納めたとある。増上寺は三縁山広度院増上寺というが、買い求めた絵葉書に添付されている「大日本東京芝三縁山増上寺境内全図」には三門前に「廣度院」とあり、塔頭であろう。<br /> 内部に木造八角の輪蔵を安置し、重要文化財の宗版、元版及び高麗版の一切経(重要文化財)を格納していたが、現在は後方の収蔵庫に移管されている。<br /> 昭和35年4月1日に、東京都より有形文化財に指定された。しかし、土蔵造りの寺院の伽藍は国内には多くはなく、しかも、江戸初期に将軍家康の命で建てられた経蔵が重要文化財にさえ指定されていないのはどうしたことであろうか。2度にわたる移築改造で創建時から大きく変わってしまっているのであろうか。土蔵造りの寺院本堂として浄念寺(新潟・村上市)が重要文化財に指定されているが、増上寺経蔵よりも建立年代が下がる。<br /> 経蔵特別公開は4月1日〜9日に予定されていたが延期され、平成23年 9月15日(木):10:00〜15:00(雨天中止)に続いて、平成23年11月 3日(木)〜11月 4日(金):10:00〜15:00(雨天中止)にも一般公開される。<br />(表紙写真は増上寺経蔵)

芝増上寺経蔵

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2011/10/09 - 2011/10/09

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 経蔵は慶長10年(1605年)に建立され、天和元年(1681)12月に改造移築し、さらに寛政12年(1800)6月、黒門(旧方丈門)脇の現在地に移された。三縁山増上寺廣度院縁起には享和 2年(1802年)に家斉公が改造し、家康公寄付の3大蔵経を納めたとある。増上寺は三縁山広度院増上寺というが、買い求めた絵葉書に添付されている「大日本東京芝三縁山増上寺境内全図」には三門前に「廣度院」とあり、塔頭であろう。
 内部に木造八角の輪蔵を安置し、重要文化財の宗版、元版及び高麗版の一切経(重要文化財)を格納していたが、現在は後方の収蔵庫に移管されている。
 昭和35年4月1日に、東京都より有形文化財に指定された。しかし、土蔵造りの寺院の伽藍は国内には多くはなく、しかも、江戸初期に将軍家康の命で建てられた経蔵が重要文化財にさえ指定されていないのはどうしたことであろうか。2度にわたる移築改造で創建時から大きく変わってしまっているのであろうか。土蔵造りの寺院本堂として浄念寺(新潟・村上市)が重要文化財に指定されているが、増上寺経蔵よりも建立年代が下がる。
 経蔵特別公開は4月1日〜9日に予定されていたが延期され、平成23年 9月15日(木):10:00〜15:00(雨天中止)に続いて、平成23年11月 3日(木)〜11月 4日(金):10:00〜15:00(雨天中止)にも一般公開される。
(表紙写真は増上寺経蔵)

  • 増上寺経蔵。

    増上寺経蔵。

  • 増上寺経蔵。

    増上寺経蔵。

  • 「都重宝 増上寺経蔵」。

    「都重宝 増上寺経蔵」。

  • 「東京都指定有形文化財(建造物) 増上寺経蔵<br /> 増上寺は明徳4年(1393)酉誉聖聡により武蔵野国豊島郡貝塚(現千代田区)に浄土宗の正統念仏伝法道場として創建され、慶長3年(1598)現在地に移転しました。慶長10年(1605)から増上寺は幕府により浄土宗教義に基づく本堂・三門・経蔵・表門。方丈・学寮・諸堂などを配置した大伽藍が造営され、やがて徳川将軍家の菩提寺、浄土宗の関東十八壇林の筆頭に就き、浄土宗宗教を総括する総録所となりました。<br /> 経蔵は慶長10年(1605)に創建され、天和元年(1681)12月に改造移築し、さらに享和2年(1802)6月現地に移しました。構造は土蔵造、白壁仕上げ、一重、屋根宝形瓦葺き、四方に銅板裳階付き、建坪42.24坪(139.66?)、軒下高さ21尺(6.36m)。経蔵内部には、中央に軸を立て八面の経巻棚を設け、これに経巻を納め、事由に回転できる八角形の木造輪蔵を安置しています。これには徳川家康が寄進した宋版、元版、高麗版の大蔵経(重要文化財)が格納されています(現在は別に保管されています)。<br /> 平成22年(2010)3月建設  東京都教育委員会」。

    「東京都指定有形文化財(建造物) 増上寺経蔵
     増上寺は明徳4年(1393)酉誉聖聡により武蔵野国豊島郡貝塚(現千代田区)に浄土宗の正統念仏伝法道場として創建され、慶長3年(1598)現在地に移転しました。慶長10年(1605)から増上寺は幕府により浄土宗教義に基づく本堂・三門・経蔵・表門。方丈・学寮・諸堂などを配置した大伽藍が造営され、やがて徳川将軍家の菩提寺、浄土宗の関東十八壇林の筆頭に就き、浄土宗宗教を総括する総録所となりました。
     経蔵は慶長10年(1605)に創建され、天和元年(1681)12月に改造移築し、さらに享和2年(1802)6月現地に移しました。構造は土蔵造、白壁仕上げ、一重、屋根宝形瓦葺き、四方に銅板裳階付き、建坪42.24坪(139.66?)、軒下高さ21尺(6.36m)。経蔵内部には、中央に軸を立て八面の経巻棚を設け、これに経巻を納め、事由に回転できる八角形の木造輪蔵を安置しています。これには徳川家康が寄進した宋版、元版、高麗版の大蔵経(重要文化財)が格納されています(現在は別に保管されています)。
     平成22年(2010)3月建設  東京都教育委員会」。

  • 増上寺経蔵表扉。

    増上寺経蔵表扉。

  • 増上寺経蔵東側。

    増上寺経蔵東側。

  • 増上寺経蔵東側。

    増上寺経蔵東側。

  • 増上寺経蔵表側。

    増上寺経蔵表側。

  • 増上寺経蔵北東角。

    増上寺経蔵北東角。

  • 増上寺経蔵裏側(南側)。

    増上寺経蔵裏側(南側)。

  • 増上寺経蔵南東角。

    増上寺経蔵南東角。

  • 増上寺経蔵裏扉。

    増上寺経蔵裏扉。

  • 増上寺経蔵西側。

    増上寺経蔵西側。

  • 増上寺経蔵表側。

    増上寺経蔵表側。

  • 増上寺経蔵北側。

    増上寺経蔵北側。

  • 増上寺経蔵。

    増上寺経蔵。

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