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十念寺の門を左(南)に下り、桜並木の堤の掘割に沿って須賀川市立博物館に向かう。<br /><br />須賀川市立博物館は翠ケ丘の中腹にあり、遠くからでもよく判る。<br /><br />喉の渇きに耐えきれず博物館の方にベンディングマシーンの存在を尋ねてが、「ベンディングマシーンは無いが普通の水ならばどうぞ」、と気持良く空きボトルに水を満たし、館長さんの講義を聴いている会場に届けてくださった。<br /><br />須賀川市立博物館では沢山の我々専用の資料が用意されており、横山館長さんから”芭蕉と須賀川の文人”の、一般に知られていない秘話を含め、興味深い話が披露された。<br /><br />横山館長さんによると、皆によく知られている多くの芭蕉の句が有るが、その中でも何といってもこれが一番と思うと推奨された句は、やはり芭蕉が須賀川で最初に詠んだ” 風流の初めや奥の田植歌”であった。<br /><br />又可伸庵での7名の歌仙興行(七吟歌仙)36句の全てを、原文の和文字の写しと、現代文字の物までが用意されていた。<br /><br />  発句  かくれかや めたゝぬ花を軒の栗 芭蕉<br /><br />因みに帰路のバスの中で、案内の先生から横山館長さん提供の&quot;七吟歌仙&quot;の資料を参考にして、”歌仙講座”が開かれた。<br /><br /><br />須賀川では毎年5月に大凧祭りが模様されるとかで、今年は3.11地震からの一日でも早い復興を願った大凧が打ち揚げられ、その凧が8月の終わりまで博物館一階の特設会場で、特別企画「復興祈願 凧たこあがれ!夏空に -日本の凧コレクション-」と題して展示されていたらしい。<br /><br />展示会は終了していたが、特設会場に大凧の骨組みと牽引する紐だけが展示されており、一階のロビーにはいくつかの凧で飾られていた。<br /><br />博物館の2階は常設展示室には、二階堂家に伝来した「黒漆塗横剥二枚胴具足」や、講話で横山館長さんから紹介のあった亜欧堂田善銅版画コレクション等が展示されていたが、ゆっくり見学する時間が無かったのが惜しまれる。<br /><br />我々が博物館を発つ際、横山館長さん初め職員の方々が見送って下さったので、無理をお願いして写真を撮らせて頂いた。<br /><br />須賀川市立博物館の入り口の壁には細切れの波の様なオブジェが施されており、一角に俳句が刻まれていた。<br /><br />家に帰って写真を拡大して見たら、その句は<br /><br />  めかくしを 取ればひゝなの笑顔かな<br /><br />壁のオブジェは笑顔の目元をモチーフにしものらしい。<br /><br /><br />見送って下さった横山館長さん初め職員の方々の写った写真には、この句通りの笑顔が有った。<br /><br /><br /><br />     **須賀川市立博物館**<br />       住所:須賀川市池上町6 <br />       電話:0248-75-3239<br />       HP:http://gyousei1.city.sukagawa.fukushima.jp/cb/hpc/Article-71003-608.html<br /><br /><br /><br /><br />

奥の細道を訪ねて第6回⑦須賀川市立博物館

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2011/09/15 - 2011/09/15

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WT信

WT信さん

十念寺の門を左(南)に下り、桜並木の堤の掘割に沿って須賀川市立博物館に向かう。

須賀川市立博物館は翠ケ丘の中腹にあり、遠くからでもよく判る。

喉の渇きに耐えきれず博物館の方にベンディングマシーンの存在を尋ねてが、「ベンディングマシーンは無いが普通の水ならばどうぞ」、と気持良く空きボトルに水を満たし、館長さんの講義を聴いている会場に届けてくださった。

須賀川市立博物館では沢山の我々専用の資料が用意されており、横山館長さんから”芭蕉と須賀川の文人”の、一般に知られていない秘話を含め、興味深い話が披露された。

横山館長さんによると、皆によく知られている多くの芭蕉の句が有るが、その中でも何といってもこれが一番と思うと推奨された句は、やはり芭蕉が須賀川で最初に詠んだ” 風流の初めや奥の田植歌”であった。

又可伸庵での7名の歌仙興行(七吟歌仙)36句の全てを、原文の和文字の写しと、現代文字の物までが用意されていた。

  発句  かくれかや めたゝぬ花を軒の栗 芭蕉

因みに帰路のバスの中で、案内の先生から横山館長さん提供の"七吟歌仙"の資料を参考にして、”歌仙講座”が開かれた。


須賀川では毎年5月に大凧祭りが模様されるとかで、今年は3.11地震からの一日でも早い復興を願った大凧が打ち揚げられ、その凧が8月の終わりまで博物館一階の特設会場で、特別企画「復興祈願 凧たこあがれ!夏空に -日本の凧コレクション-」と題して展示されていたらしい。

展示会は終了していたが、特設会場に大凧の骨組みと牽引する紐だけが展示されており、一階のロビーにはいくつかの凧で飾られていた。

博物館の2階は常設展示室には、二階堂家に伝来した「黒漆塗横剥二枚胴具足」や、講話で横山館長さんから紹介のあった亜欧堂田善銅版画コレクション等が展示されていたが、ゆっくり見学する時間が無かったのが惜しまれる。

我々が博物館を発つ際、横山館長さん初め職員の方々が見送って下さったので、無理をお願いして写真を撮らせて頂いた。

須賀川市立博物館の入り口の壁には細切れの波の様なオブジェが施されており、一角に俳句が刻まれていた。

家に帰って写真を拡大して見たら、その句は

  めかくしを 取ればひゝなの笑顔かな

壁のオブジェは笑顔の目元をモチーフにしものらしい。


見送って下さった横山館長さん初め職員の方々の写った写真には、この句通りの笑顔が有った。



     **須賀川市立博物館**
       住所:須賀川市池上町6 
       電話:0248-75-3239
       HP:http://gyousei1.city.sukagawa.fukushima.jp/cb/hpc/Article-71003-608.html




同行者
一人旅
交通手段
観光バス JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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