ウィ～ン・母娘気まま旅【建築】

2011/09/02 - 2011/09/08

歴史的な街ウィーンにはユニークな表情の建築や近代的な建築が多いのです！

表紙は朝の散歩でみつけた、ガイドブックに載っていないものです。
とても味わいがありますよね。一階は郵便局です。ペントハウスのような最上階にはどんな方が住んでるのでしょう！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩

シュテファン寺院と対するハースハウス。
歴史的な建物のすぐむかえに近代的な建築が対照的に建ってました。
オーストリアが誇るハンス・ホライン設計の
ハース・ハウスにはホテル、レストラン、カフェがあり、他の部分は4つの階に国際的ファッションブランドのブティックがオープンしています。

メダイヨン。オットーワーグナー作。
ウィーンにおけるユーゲントシュティール建築（世紀末の運動）の大半を設計したので、たくさんの建築物が残っています。壁の模様の細部などがとても凝ってました。

メダイヨンのお隣のマヨルカハウス。やはりオットーワーグナー作。奇麗な装飾のビルでした。

オットーワーグナーの郵便貯金会館。

もひとつオットーワーグナー作、カールスプラッツ駅舎。

ドナウ川河畔の高速船船着き場。
船の形のおしゃれな建築。
このテラスのカフェのリクライニング椅子が川に向かって並んでてくつろげるのです。もちろんビール飲みました！

船着き場の対岸にはこんなリラックスできそうな所が見えます。
降りてみたいな〜。と言いながら橋を渡りました。

1991年ウィーン3区にオープンした画家フンデルトヴァッサー作のクンストハウス。とにかく曲線で構成されている、不思議な館。中はフンデルトヴァッサーの展覧会が開かれてました。素敵なカフェもあります。

クンストハウスの中。曲がりくねったアウトライン、波打つ床、カラフルなモザイク、緑豊かな植え込みなどが、典型的なフンデルトヴァッサー・スタイルです。

駐車場もこんなに曲がったライン！いろんなところに細々とこだわりのオブジェがありました。

クンストハウス内のカフェ。素敵すぎます。ワインと軽食をいただきました。

雨で残念でしたが、居心地のよさそうなお庭。

クンストハウス近くの市営住宅フンデルトヴァッサーハウス。かわいい色合いです！入居の倍率高そ〜。

フンデルトヴァッサーハウスのテラス。柱も個性的で同じ色合いはない。地面も盛り上がっている。ここで若い人たちが自作映像の撮影してました。訪れる人多いです。

観光客がベンチでバッサーハウスの曲線に見入っている。

朝散歩で見つけたシアター。船の形。

朝の散歩で見つけたアパート？
いい感じ〜。

こんなに自由な絵を建物に描くという感覚！素敵ですね。

建物の絵の拡大。

何の店だったか・・・。

朝焼けの寺院。ホテルから見えました。修復中の寺院でしたが、ミュージカルを上映しているらしい。

100年前に建てられた小さなアメリカン・バーは、現代建築のパイオニアとして知られるウィーンの建築家アドルフ・ロースが設計したものです。

西駅付近のビル。このシャープなスタイルが目印になりました。

南駅は大規模工事中でした。
2014年に新しいウィーン中央駅としてヨーロッパ指折りのモダンな駅に生まれ変わります。
改装工事の様子は巨大な木造展望タワーから見学することができます。
見に行きました！

木造展望タワーのバーノラマには、どんな中央駅ができるのかの模型などの展示がありました。地域一帯を巻き込んだ一大プロジェクトのようです。

こんな駅になるんですね〜。ここからヨーロッパ中に高速鉄道で行けるようになるようです。
住宅街やショッピング街、公園など一新されるようです。

とうとう、エレベーターで恐怖の巨大木造タワーに登ります。母は足がすくみ、娘はへっちゃらでうきうき工事現場の観察をしてました。案外登る人が多いのにびっくりしました。

こんな屋根が5本ほどできるようです。まだまだ先ですね〜。

空港からの車窓から見えた「ガソメーター」という建築物。
1899年の建造当時ヨーロッパ最大規模のガスタンクだった歴史的建築は、1999年から2001年にかけて抜本的に修復されて生まれ変わったようです。
615のモダンな住宅や催し物会場（収容人員合計4200人）のほか学生寮、映画館、ウィーン市とウィーン特別州の文書保管所が入っています。
ガソメーターの地上階には合計2万2000平方メートルのフロアにショッピングモールがあり、約70の店舗がオープンしています。

古いものを残して新しいものにうまく生まれ変わらせるアイデアをいろんなところで見せられた気がします。