2011/08/15 - 2011/08/31
128位(同エリア927件中)
keiさん
トスカーナ州のオルチャ渓谷を巡りながらピエンツァの町とモンティッキッロの町をたずねました。
今回の旅行でどれだけ行きたい町を割愛したことか・・・。
でもまたここに来られる口実ができます。オルチャ渓谷の周りは素敵な所がたくさんあります。次回は実りの秋に来てみたいと思いました。
オルチャドライブのその後は北上して温泉の町 ラポラーノテルメで1泊。癒し系コースでリラックスしてからアレッツォに向いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
オルチャ渓谷 Val d'Orcia
2004年に世界遺産に登録されました。
なだらかな丘に美しい田園風景が見渡す限り続く。
きっと季節によって違った顔があるんだろうなぁ。
毎年じゃなくって、毎シーズン来たい!! -
なんと、最初は不毛の地であったといいます。それを先人たちが開拓し、いまの美しい景観ができあがったそう。偉いぞ先人っ!!
-
ピエンツァ Pienza
世界遺産の中にある世界遺産という
W世界遺産の町 w(゚o゚)w オオー! -
15世紀 法王ピオ2世が故郷の村を理想の町にするためにベルナルド・ロッセリーニに設計建築を任せてルネッサンス様式に再建したそうです。
テーマは「個性と全体の調和」
すごいっ、街づくりの基本原則であり出発点だ。 -
ひつじさんのかわいい置物が売ってた。
羊といえばピエンツァはペコリーノチーズ(羊のミルク)の産地でも有名で
町にはペコリーノチーズの香りがあちこちに漂っていました。
中でもイタリアを代表するワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワイン製造のときにでる絞りかすに浸して熟成させた物は最高においしいんだそう・・・。(買ってないけど)
絶対ワインに合うと思いませんか? うメェェーとうなること間違いなし。 -
「愛の道」
この小路を通るときは手をつなぎましょう(愛が永遠に続く)
友達同士やひとりの人はそれぞれ愛する人を想って通りましょう(突然無性に寂しくなるが相手に想いが伝わる)
家族の人は楽しく通りましょう(家族愛に包まれる)
と、勝手に私が決めた・・・信じた人、ごめんちゃい -
「キスの道」
この道はキスをするしかないっしょー(*^^*)
友達や家族の人ははずかしくおどけながら通りましょう。
勇気のあるカップルはこの下でキスをしている写真を他の観光客に撮ってもらいましょう(なるべくカップルに頼んで、君たちも同じように撮ってあげるよ、と言いましょう) -
「幸せの道」
ここは老若男女、堂々と歩きましょう。
自分が今、不幸だと思っている人は2往復くらいしましょう -
回りの外壁も歩いてください。
すばらしいオルチャの谷が望めます。 -
ねじまきドラゴンがあらわれた!
たたかう
▼はなす
さくせん
にげる
「ぼくは悪いモンスターじゃないよ。ご主人様のジェラートを黙って食べたから、貼り付けの刑にされているんだ・・・」 -
ピエンツァを後にして雄大な景色を眺めながら
約10キロほど走ります。 -
やって来たのはモッティッキエッロ Monticchiello
-
町の正面の門
周囲をぐるりと壁に囲まれているので、他に出入り口がありません。 -
玄関の前が葡萄のしげるルーフです。ステキすぎる!
-
ピエンツァが標高約490mでこちらはさらに高く546mに位置しています。
町ま中も坂ばっかり・・・しんどー。
住人はさぞかし足腰が鍛えられて頑丈なことだと思います。
ここは外にきれいな無料トイレもあり、ベンチもたくさんありいい所です。 -
さらに上に登ると、崩れかけた要塞がありました。
13世紀頃のものだそう。 -
その途中の道で野生のブラックベリーがなってました。
1つちぎって食べたらすっぱかった(−x−;) -
オルチャにさよならして今宵の宿までいちもくさん。
ラポラーノテルメにある Podere La Chiusella という宿
ここもアパートメントです。1階が私たちの部屋。 -
庭は芝生と木々でいっぱい
気持ちいいー -
キッチンももちろんありますが、残念なことにあてにしていた近くのスーパーが閉まってたんです。
しかたなく小さなお店でパンやハムを買って食べた・・・
食事はしょぼいがワインはある。 -
人がいなくなったプールに行って形だけくつろいでいたら
トシが「泳ぐっ」と言ってドボン!
こらこら人がいないからってトランクスで泳ぐのはやめなさいっ! -
芝生の上を裸足で歩くと気持ちいいのだ。
-
ラポラーノテルメ サン・ジョバンニ San.Giovanni
宿から数キロの所にある天然温泉。
絶対行きたい場所だったのでもうテンション上がりまくり♪
プールの受付は建物右側の2階
平日大人15ユーロでロッカーの鍵5ユーロ(後から返金してくれる)
を払いいざ。 -
源泉かけ流しで底にはたくさんの白いクレイがたまっています。
いい年のおっさんがこれをすくって顔や体に塗りたくって遊んでます。
トシもその中のひとりでしたが・・・
けっこうぬるめでいつまでも入っていられるのがいい。
冬は少し寒いだろうな。
影がないから顔が暑いっ! -
回りはトスカーナの大自然。
みなさん日光浴がすきみたいですね。 -
屋根のある建物が室内温泉
-
サービスショット♪ヾ( ̄o ̄;)
ラポラーノテルメにはここのサン・ジョバンニの他に町近くに
Terme Antica Querciolaia という日帰り温泉もあります。
乳白色の温泉ってなぜか私たち好きですよねー。
いちおしですよー -
アレッツォ Arezzo
電車でもバスでも車でも比較的来やすい場所にあります。
駅正面の大通りはグイド・モナコ通りというんですが、
グイド・モナコは五線譜、ド、レ、ミ・・を発明した人だそう。 -
名画「ライフ イズ ビューティフル」の撮影地に使われた
グランデ広場 -
映画の背景は1940年代ですが、おそらくその時と何も変わらない街の風景だと思います。
-
周辺地域の紋章でしょか?
ベーシックな色合いにとても映える。 -
サンタ・マリア・デッラ・ビエーヴェ教会
柱が全て違うデザインですばらしい。
アーチは3層で形成されています。 -
顔ばかりの彫刻屋さんですか?
-
壁が特徴的な建物
-
サン・フランチェスコ教会
とてもシックな外観ですが、アレッツォの絶対行くべき
場所の1つです。 -
なぜなら、修復され色鮮やかによみがえった
ピエロ・デッラ・フランチェスカの大作「聖十字架伝説」
のフレスコ画を見ることができます。
ルネッサンス期の最高傑作と言われているそうです。 -
アレッツォ大聖堂
その中にひっそりとあるのは上の画家
ピエロ・デッラ・フランチェスカによるマグタラのマリア。
ふくよかで美しくやさしい顔をしていますね。
フレスコ画は簡単にいうとまず漆喰を塗り、その漆喰がまだ乾かないうちに絵を描いていく方法で、高度な技術を要する画法だそうです。
フレスコは英語のフレッシュという意味
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この旅行記へのコメント (4)
-
- procidaさん 2011/12/16 11:51:43
- はじめまして!
- keiさんへ
魅かれる写真がたくさんで、
細かく旅行の様子が書かれていて、
じっくりと見させていただきました。
私もイタリアが大好きなのですが、
keiさんが行かれたほとんどのところは、
私も近い将来絶対に行こうと、
リストアップしていたところばかりです。
だからとても嬉しい気持ちになりました。
それにしても、自分で運転してかなりの距離を
移動されているのですね。
尊敬してしまいます。^^
keiさんの旅行記は、
ももであさんから紹介していただきました。
これからもよろしくお願いします。
プロチダ
- keiさん からの返信 2011/12/16 17:35:39
- RE: はじめまして!
こんにちわ。はじめましてプロチダさん♪
えっ!?ももであさんの紹介ですか?
・・・・・あの、まずその犬の着ぐるみを
脱いでもらいましょうか。
あーっ!ごめんなさいっ!
今、プロチダさんのブログを訪れたら
美しい写真ばかり撮られている
まじめなお方でしたー!すみません。
初めてなのにご無礼をお許しください。
ちらっと見ただけですが、
プロチダさんのような素敵な写真を
撮られる方に逆に写真を褒められると
はずかしい気持ちでいっぱいです。
イタリア旅行を計画しているのですか?
私たちももし行けたらまた来年の夏に
行く予定をしています。
今年の旅行は私にとって初めてずくしだったので
知らないことだらけで、もっと早くに
フォートラベルの会員になっておけば
よかったと後悔してます。
車も初めてだったけど、なんとか
主人ががんばってくれました。
写真を撮られるのであれば、行きたい場所へ
ピンポイントで行けますので、便利ですよ。
私たちは都会は避けて田舎ばかりでしたが・・。
私などなんのお役にもたてないかもしれませんが、
お互いに情報交換できるといいですね!
これからもよろしくお願いします。
kei
-
- ココアさん 2011/09/16 06:19:51
- センスの良いお写真
- こんばんは。
このお写真の構図、たまりません。写欲が俄然掻き立てられる街ですね。
その次のお写真のわたし好みの街の切り取り方です(^^)
運転には全く自身の無いわたsとしては、とても、自分でたどり着けそうにないから、多分、一生行けなさそうです。いいものを見れて良かったです。
ココア
- keiさん からの返信 2011/09/16 10:26:20
- RE: センスの良いお写真
- ココアさん こんにちわ♪
誠にココアさんのようなプロなみのかたにそう言っていただけると
恐縮するばかりです。
主人に言ったらとても感激しておりました。
ココアさんは誉めて伸ばすタイプですねっ♪
主人はめっちゃ調子のりですよ。
構図にお気づきとはやはりさすがです。
主人は絵描きなので、構図だけはおさえて撮ってるみたいです。
あとは腕とカメラの扱いの問題ですね。
私たちもココアさんのようにこれからたくさん旅をして
思い出を残していきたいと思います。
ココアさんの旅行記はそこいらの旅行書より、ためになるし、
わかりやすいです。
kei
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