夏のクロアチア・スロベニア[5]　モスタル

2011/08/18 - 2011/08/27

阪急交通社の添乗員同行ツアー「夏特クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ10日間」でアドリア海に面した3か国を巡って来ました。
6日目はボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産モスタル旧市街の観光。街には銃弾の痕が残る家も多く、戦闘が激しかったことがうかがえます。

＜旅程＞
□18日（木）　成田（LH711）⇒フランクフルト（LH1264）⇒グラーツ→ブレッド
□19日（金）　ブレッド→ポストイナ→オパティヤ
□20日（土）　オパティヤ→シベニク→トロギール
□21日（日）　トロギール→スプリット→ドブロブニク
□22日（月）　ドブロブニク観光
■23日（火）　ドブロブニク→モスタル→コレニツァ
　　　＜バス経路＞http://g.co/maps/468yx
□24日（水）　プリトヴィツェ観光
□25日（木）　コレニツァ→ザグレブ→リュブリャナ→グラーツ
□26日（金）　グラーツ（LH1261）⇒フランクフルト（LH710）⇒
□27日（土）　⇒成田

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ドブロブニクからモスタル経由でコレニツァまで今回のツアー最長約500kmの移動。国境越えも4回あるので、いつもより気持ち早い7時45分にホテルを出発。

最後の方にバスに乗り込んだら左側の席が空いていました。残り物には福がある？

一昨日と同じ道を戻りますが、午後と午前では光の方向が違うので見覚えある景色も新鮮に感じます。

海の向こうはペリシャツ半島

要塞の城壁は山の向こう側のストン（Ston）まで約5kmも続いているとか。
海上にポチポチと見えるのは牡蠣の養殖のブイ。この辺りは牡蠣の産地として有名。そしてペリシャツ半島はワインの産地。

一昨日と同じネウムのスーパーでトイレ休憩。今日のストップ時間は短く、買い物をゆっくりする暇はありません。

ここから写した風景

右側が本土、左が小さな半島部、そして遠くに少し霞んでいるのがペリシャツ半島の続き。

ネレトバ川

ネウムを出発してすぐクロアチア領に戻ってしばらく走り、ネレトバ川沿いに内陸へ向かい再度ボスニア・ヘルツェゴビナ領へ。
この写真はまだクロアチア領内。川面は鏡のようでバスから見てると流れているのかもよく分からないくらい。

11時にモスタルに到着。バスはこの高〜い塔を持つフランシスコ教会のそばの駐車場に入りました。

駐車場の近くの家屋の壁に銃弾の痕が残っています。分かりにくいですが後方の建物にも。

内陸なので少しは涼しいかと思いきや、旅行中で一番気温が高かったはモスタル。まあ標高60ｍでは涼しいわけがない。

駐車場から約500ｍ歩くと旧市街

狭い道の両側には土産店やカフェが並んでいます。

スタリ・モストの上からネレトバ川の上流側を撮影

モスクは17世紀に建てられたコスキ・メフメド・パシャ・モスク。

スタリ・モストは古い橋という意味。オスマン・トルコ時代の16世紀に造られた石橋で、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で1993年に破壊されましたが、紛争終結後に再建。
ドブロブニクもモスタルも修復が早いですね。

昼食のレストランの前でいったん解散して、昼食時まで約30分のフリータイム。

コスキ・メフメド・パシャ・モスクのミナレットは上まで昇れますが、かなり人が並んでいたので諦めました。

土産物屋の並ぶ通りから少し坂を上がっていったら墓地がありました。1992年前後に紛争で亡くなった方の墓も並んでいました。

墓地の辺りから振り返って眺めると競うように高い塔が２本。左がモスクのミナレット、右が駐車場そばの教会の塔です。

昼食で注文して出てきたビール

見掛けない銘柄だな〜と思ったら、ここはボスニア・ヘルツェゴビナでした。

昼食後は30分のフリータイム。といってもバス駐車場に集合なので実質15〜20分。

ここにも紛争の爪痕が残っています。

スタリ・モストを下流側の川原から撮影しました。

バスは13時15分に出発。集合時間には間に合ったものの今回も最後でした。(^^ゞ
あとはコレニツァまで約360kmの移動（とトイレ休憩）があるのみ。
写真はモスタルを出発して10分後。旧市街はすでに山の陰で見えません。

ほとんど内陸部を走行。17時過ぎに一瞬だけ海が見えました。多分、[2]の13枚目の写真と同じ場所。

コレニツァのホテルMacolaに到着したのは19時前

ロビーには動物の剥製が飾られています。「また日本人の団体さんのお着きだよ」「最近多いよな」なんて噂してるのかも。ほかの動物の剥製もあってホーミンさんの旅行記に詳しく紹介されています。
http://4travel.jp/traveler/homing/album/10483774/