2011/08/13 - 2011/08/18
88位(同エリア448件中)
きっちーさん
――ハルビン――。
実家がこっち方面な中国の友人によると、冬はハンパなく寒く、サッポロ雪祭りがパクッたものの、こちらのほうがガチ世界的にメジャーな元祖☆雪祭りがおこなわれる、ちょこっとロシアンちっくな美しい街。
ちなみに、ブラッドリーなネタとしては・・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
市内からタクシーで小1時間の場所。
『悪魔の飽食』でチョ〜有名。
第二次世界大戦のさなか、日本の731部隊がおこなった非人道的な人体実験や生体解剖など、侵略戦争の残虐さを知ることの出来る、
『侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館』
がございます。
行ってきちった! -
あらゆる意味で感慨深い侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館から、今夜の宿泊先ハルビン・ ホリデイ・イン・ホテルへ戻って参りました☆
(731部隊旅行記はコチラ→http://4travel.jp/traveler/need/album/10592899/)
ホリデイ・イン・ホテルは、ハルビンで観光するなら外せない、繁華街「中央大街」の道路を挟んでお向さんっつー、ローケーション抜群な国際ホテル。
ママ上は、
「トイレに紙が流せて、バスローブがあるわ〜v」
と、頭のまわりにお花を飛ばしています。
バスローブって・・・普段そんなん着ないでしょ!
Tシャツ×ジャージ人間のくせして。 -
時間はまだ5時をまわったトコロ。
夕飯には早いし、ちょっと街歩きをしませんこと?
「あんまり遠くには行かないわよ。あぶないから」
へいへい。 -
ホントに、道路渡ると中央大街!
-
アーチの向こうは歩行者天国になっとります。
-
中央大街を少し進み、右手へ折れる道を物色中〜。
-
日が暮れてくる前にホテルの窓から見えていた、聖ソフィア大教堂へ行ってみようと!
-
聖ソフィア大教堂は、ほぼ中央大街に並行する位置にあったので、適当なところで右折します。
このへんでよかろう〜。 -
ロシアン中華な建築がウリのハルビンだけあって、至る所にクラシカルな建物が目につきます。
-
なんかちょっと、古すぎて居住用には危ないような気もしますけど(笑)☆
-
「見て見て!あれも古そう、壊れそうよー!」
ママ上、大興奮。
つか、壊れそうな建物を撮りたいわけじゃないんですけど。
中露折衷な、お洒落クラシカルなビルをだねえー・・。
「ホラホラ、窓ガラスが割れてるわー」
・・・・なんか違うもの物色してません? -
暴走しているママ上は置いといて、行く手に聖ソフィア大教堂の濃ゆい屋根が見えてきました。
おお〜。
けっこう大きい建物っぽいよv -
大教堂の内部見学の時間は、既に過ぎてしまっていましたが、周囲は溢れんばかりの人だかり。
本格的なカメラで写真を撮ってる人。
子どもの手を引く若いご夫婦。
団体観光客の皆さん。
あんま関係なくスイーツを分け合いながら、ベタベタしているカップル。 -
大教堂の敷地を中心に、カフェレストランやデパートが喧騒に拍車をかけています。
-
一区画まるっと大教堂スペースなんだ。
夜は綺麗にライトアップされるようで、あっちゃこっちゃに照明が設置されてました。 -
観光客向けだけじゃなく、地元のフォトスポットにもなっているようで。
ラブいウェディングカップルが写真撮っておりました! -
教堂自体は、イタリアでガツンガツン建ってるものに比べたら、そんな大きくないようですけど。
重厚で異相でインパクト強すぎです。 -
重苦しい姿が繁華街にニョキッと突き出たようすは、壮観。
ホント、ここだけ中国じゃないみたい。
国際都市の匂いが息苦しいほど漂ってます(笑)。 -
中を見てみたかったなあ〜。
-
おし。
それじゃ、中央大街へ戻ろうぞ☆
「さっきと違う道で戻ろう。こっち、こっち」
ママ上の案内で、元の道へ戻ろうとしますが、どう歩いても中央大街へ行き当たりません。
道だけじゃなくて、方向が違うんじゃ・・・。 -
「もうコレ、ぜったい違うよ!」
「ここを真っすぐ行けば、見えてくるわよ」
「うっそ。こんな距離なかったじゃん」
おなじ方向音痴なら、ワタクシのほうが軽傷!
カバンから地図を取り出し、道路標識とにらめっこしていると、
「どうしました〜?」(中国語)
棒アイスを片手に、スリムなお姉さんが声をかけてきます。
「えーと。我探、中央大街」
しどろもどろに言うと、
「それなら、この角を左手にまっすぐ。ふたつめ通りを渡ればいいですよ」
英語と中国語で、教えてくれます。
「謝謝!」
「不客気(どういたしまして)」
ニコッと笑って、また棒アイスを舐めながら手を振ってくれます。
「ほらー!やっぱ真っすぐ行ってたら違うじゃん!!」
「いい人ねー。あんたも、英語ぐらい勉強しなさい」
む、むかつく・・・っ。 -
まあでも、国際都市ハルビンは、旅行者にも親切です。
お姉さんに教わったとおり行くと、ちゃんと中央大街へ到着。
すでに夕暮れが近いですが、通りは賑やかで、おかしな植木がところどころに。
←マトリューシカ!?
ちゃんと割れた中身も、後ろに続いています。
これ作った植木屋さん、スゴイよ! -
そぞろ歩きをしながら、通りの終着点、松花江へ!
地下通路をくぐって川べりへ出ると、日没を見物しに「いまか、いまか」と大勢の人が座り込んでいます。 -
お。
大道芸人(?)のおじいちゃん。 -
北京にもいたな、路上アーティスト。
イタリアは絵画を描いてましたが、中国は漢字かv -
漢字のお国柄だから、自信がないと出来なさそー。
おじいちゃんは、有名な漢詩なのかな?
見本を確認しながら、一心不乱に書いてます。 -
いよいよ、落日。
川風が心地よく、皆いっせいに沈んでいく夕日を眺めます。 -
げ!
泳いでる人がいる!! -
夏だから川遊びもアリなのかも知れないですけど。
松花江って、おっきいだけあって結構ばっちいんですよ〜(汗)。
口ん中入ったら、ヤバイんじゃない?
しっかし、川つか湖みたいなデカさやのう〜。
ユーラシア大陸は土地面積も広いけど、全体的に自然規模が島国とは異なりますね。 -
←ママ上と松花江v
-
中央大街をぶらぶらしながらホテルへ戻り、レストランで夕食♪
レセプションは、日本語通じる人が常駐してなかったのに、ホテルのレストランではフツーに通じました。
なにそれ(笑)。 -
翌朝!
ホテルの朝食バイキングで、朝ごはんをバッチリとり、夕方までハルビン見物。
「お母さんもういいから、空港へ行きたいな」
なーに言ってんすか!
飛行機出るの夕方の4:25だよ?
まだ、朝の8:20。
そんなに、空港居たら飽きちゃうでしょ。
「だって、何かあったら困るじゃない」
「観光しようよ。せっかく来たんだから!」
「もう、日本へ帰りたい・・」
「オイ〜」
しぶしぶといった態で、ポシェットをさげるママ上を引っ張り出して、ガイドブックに載っている極楽寺を訪ねようと思います。 -
ホントは、行けなかった『金上京歴史博物館』と『金太祖陵』へ足を伸ばしたいところですが、昨日の感触だと1日がかりになりそうなので諦めました。
ちっ!
ホテルの前でタクシーを拾い、「到、極楽寺」と伝えると、車は颯爽とハルビンの街を走り始めます。
ハルビンは、道も広いし通りもたくさんあるのですが、市内は一方通行や抜け道的なものがなく、少し行くとありえないほどの渋滞に引っかかります。
昨日、『侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館』へ行くときもそうでしたが、同じ通りが詰まっていて、どうにも合流する大通りが慢性的な渋滞を生み出しているようです。
運転手の男性は、「こっちから行くか、こっち回るか」となんとか渋滞をやり過ごそうとしますが、そんな時に限って進路が通行止めで、前方からバスが逆走して戻ってきてたりと、短い距離が☆遥かなる道〜☆☆になってマス。
半端無い渋滞のなか、悪戦苦闘しながらもルートを探っていた必死な形相の運転手さんは、しまいには渋滞している道路のセンターラインの上を爆走し始めます。
目下、教習所通い中。
交通ルールに神経質になっている助手席のワタクシ、固まります。
タスケテ。
ツク前二死ンジャウ〜。
気持ちはわかるが、そこまでしなくてもダイジョブさ!!むしろ、ドンマイ慢走!!って感じです。
ようやく、渋滞をかいくぐって極楽寺の門が見えてきたときには、別の意味で極楽の門が見えてるのかと思いました・・・・っ!! -
運転手さんの、労を讃えて。
「ご苦労様でしたー!通勤時間に観光客丸出し観光コースで、スミマセーン!」
メーター通りの21元(約250円)を手渡すと、
「いいよ!受け取れないよ!」
運転手さんがブンブン首を振って、「不要、不要」と代金を断ってきます。
イヤ、でも頑張ってくれたのわかるし。
選んだ道がことごとくダメだったのは運転手さんのせいじゃないし、最後なんか交通法規をおそろしく覆すような走りっぷりで、急いでくれたの伝わったから。
てか、メーター以外の金額でも、こっちは相場が分かるわけじゃないんだから、受け取って下され。
「まあまあまあまあ!どうぞどうぞ〜!」
むりくり差し出せば、照れたように笑って受け取ると、
「再見!」
元気よく、走り去って行きます。 -
ホテルを出たのが、8:20。
極楽寺へ到着したのが9:00。
渋滞のなか40分走ってくれたのか。
(最後、若干暴走気味であったけど)
同じ中国に住む人でも、東北地方ってすごく素朴でおおらか&親切系タイプが多いと思います。
これが同じ国でも、エラくがめつい傾向がある地域もあったもんねー。
なので、中国旅行は東北地方へひとり旅vが多くなっちゃうのは仕方ないのかも? -
極楽寺は、かなり大きなスペースをゆったりつかった境内に、観光客ではなく、地元の人が連れ立ってお参りに来ています。
「これ、全然最近のじゃない」
極楽寺は、建物も本尊もわりと新しそうで、ママ上ちょっとご不満。
それなのに、ぷらぷら見物していると怒られます。
「あんた、他の人が一生懸命祈ってるのに!ぼさ〜っと仏像だけ眺めるのやめなさい、失礼よ」
「だって信仰心ないもん」
「そいうことじゃないの。無関係なのが土足で入るのを許されているんだから、礼儀として形の上でもお祈りすることが、尊重につながるの」
ううっ!
たしかに、そりは・・っ!! -
信じてもいないのに、スタイルだけ踏襲するのは若干違和感がありますが。
言われたことは、もっともだと思うので大人しく手を合わせます。
五体投地は、作法がわからないので出来ないけど。 -
境内は尚も奥まで続きますが、観光できる時間は限られているので、お次のポイントへ行きましょうや。
-
つか、なんで観覧車が見えてるんだろう(笑)。
お寺の附属施設じゃないよね?? -
極楽寺を出て、ガイドブックの地図にそって、文廟をめざします!
孔子廟ですよ。 -
タクシーを使おうか迷ったのですけど、なんかそんな距離なさそうで、もったいないので徒歩で行きます!
大通りを渡り、ご覧の中国共産党テーマっぽい(?)門をくぐります。 -
門の先の道路は、政府や軍関係の施設があるらしく、軍服を着た若者を乗せたジープが走って行ったりしますが、そもそも行き交う車両がすごく少なめです。
門の向こうのザワザワとやかましい喧騒が、うそみたい。
通りに沿った歩道も、緑いっぱいに整備されており、周囲の団地も静かです。
けっこう、一等地なのか? -
ほどなく、朱塗りの門が見えてきました。
文廟です。 -
←ママ上と文廟。
-
こちらは、極楽寺に比べると小さな施設。
-
入場無料で、入口でパスポートを提示するだけでオーケーです。
-
極楽寺は、いかにも地元の人々で賑やかでしたか、文廟は欧米系の人も目立つ、観光客むけの施設になっています。
てか、無料なのがいいのか? -
文廟内の使われていない建物は、ちいさな展示室になっていて、少数民族の民具が置かれていました。
お子ちゃま用ベッド。 -
写真を撮ろうとしたら、
「撮影できませんよ」
と、係りの女性に肩をつつかれ、写真がブレます。
あれ?
めずらしいね。
中国は、展示物の写真撮影は、かなり自由なんだけどなー。 -
最近、すこし厳しくなったんですかね?
文化施設があまりパッとしなかったので、生の街並みを見物しようということになり、松花江近くのロシア建築物が多く残っている通りまで、タクシーで戻ります。
ところが、中央大街と違い、観光用に整備されているわけではないので、かなりくたびれた様子。
「もういいわよ。ホテルに戻りましょう」
ママ上が、くたびれきった声を出すので、散歩がてら松花江の川岸を健康ウォーキング! -
途中から、日差しがきつくなりますが、同じ夏でも日本の夏とは全く違います。
-
暑くても風がサッと吹けば、汗も引いて爽やかな心地よさ。
「これが、大陸の夏なのねー!」
ママ上が、はしゃぎます。 -
これを体験しちゃうと、関東地方の夏はやってらんないわな(笑)。
あ、でも。
北海道は、こんな感じかもよ? -
ようやく、中央大街前の広場が見えてきました!
-
「きっちり歩いたから、お腹すいてきたね」
「ごはん、ごはん」
「お母さん、ガイドブックに載ってるレストランがいい」
「ええ〜っ?前、韓国で懲りたじゃん!このガイドブックに載ってるお店はハズレ覚悟だよ。地元の人が利用するお店に行こうよ」
「トイレが汚いかも知れないじゃない。いやよ、そんなとこ」
「えー」
仕方ない。
メシは譲るか。 -
ガイドブックと睨めっこしてママ上が選んだのは、ロシア料理の老舗レストラン。
-
「中国まで来て、なんでロシア料理〜?!」と言いたいところですが。
そこは、ハルビンだしな。
ロシア的なパートもクリアしてるか。
お店の内装は、こじゃれていてイイ雰囲気です。
女の子のふたり連れや、家族で来ている人達もいて、ゴージャスさよりは家庭的な持ち味がウリのよう。
某有名ガイドブックにピックアップされているため、外国人でも慣れた様子でオーダーを取ってくれます。
逆にお客さんの方が、「あら、外人が来てる!」みたいにチラ見してきます。 -
ドウモ。
外人デス。
メニューはランチタイムなのか、それほど多くないので、ありがちなボルシチとピロシキを頼みます。
ママ上は、ボルシチとガーリックトースト。 -
←ママ上、ボルシチ堪能中。
「う〜ん。これは●●駅のそばのお店のほうが、勝ってるわね」
ええ〜っ?
それって、ママ上の勤め先のそばってコト?!
「あっちのお店のほうが、スープにコクがあって美味しい」
おい。
ハルビン市民に喧嘩売るなよな(汗)。 -
「やっぱり、ガイドブックに載ってるお店はダメねえ〜」
自分で主張しといてそこまで言うかの、ママ上は満足そうにお腹をさすりながら、ホテルへの道をのんびり歩いて行きます。
口ではどう言おうと、本に載っているレストランへ入るのは好きなんだな、きっと。
中央大街をホテル方面へ歩くと、同じものを手にした人をたくさん見かけます。
食パンが丸ごと入ったビニール!
あれって・・。
め、名物なのか?!
ときめきを抑えきれず、キョロキョロしていると、あった!!
中央大街の通りに面した角の建物1階にあるレストラン。
そのレストランと同じマークが入った売店にならぶ、棒アイスとふわふわの食パンに、人が行列しています。
昨日の、お姉さんが食べてたアイスもそうなのか・・!!
「買ってく〜っ」
じもちーの並び買いは、確実美味いモノvvv
古今東西、絶対の法則に吸い寄せられますが、
「急がないと、チェックアウトに遅れるでしょ!!」
ママ上に引きずられるようにして、ホテルへ戻ります。 -
えーん!
食パン!
棒アイス〜っ!!
「おひる食べたばっかりで、いつ食べるの!」
「夕飯に」
「丸ごと一斤食べられるわけ無いでしょう、バカ娘」
「ならば棒アイス。4トラのみなさんに、ハルビンの最もホットなグルメ情報を伝えたい・・・」
「アホ」
早々にチェックアウトを終えたママ上と、掛け合いをしながら軽い荷物を持ってホテルのドアをくぐると、ドアマンのお兄さんが優しく何か話しかけてきます。
「対不起、不明白。我想去、机場。我要タクシー」(すみません、ワカリマセン。飛行場へ行こうと思うので、タクシーが必要です)
相変わらずの一方通行の訴えにも、少し困ったような笑顔を向けて、ドアマンさんは大通りに出てタクシーを停めてくれます。
良い人だv -
12時のチェックアウトで、4:25発の中国南方航空ご搭乗予定。
飛行場への移動時間を入れても、かなり早い出発ですが。
まあ、早くても着いとけば安心だし。
ハルビンて渋滞がひどいしね。
とくに『承徳街』って通りが、めちゃ混みでした!
「時間、大丈夫?何時のフライト?」
不安的中か?
市外へ抜ける道路をひた走っていたところ、前方の高架線が通行止めになっています。
飛行場への最短ルートが工事中で、運転手さんが心配そうに振り返って聞いてきます。
ダイジョブ。4時までにつけばイイので。
「あ、よかった」
それでも、運転手さんは結構飛ばしてくれて、離陸3時間前には飛行場へ到着。
さすがに3時間もあると超余裕で、おみやを見たりしながらダラダラと、出発ゲート付近で時間をつぶします。
前の便が遅れているのか、ウチらの搭乗時刻が近づいても、同じゲートの行き先が違う人達の搭乗が終わりそうもありません。
ようやく、一旦ゲートが閉まっても、今度は瀋陽行きの標示に切り替わらず・・。
「聞いたほうがいいんじゃない?」
心配そうなママ上を安心させるため、チケットをゲートにいたお兄さんに見せますが、立て板に水英語はカタコト英語の自分では、理解不能。
「・・わからなかった・・・!」
しょぼんとママ上の待つベンチへもどり、語学力への敗北感を噛み締めていると、ゲートのお兄さんがパタパタと走ってきて、今度はゆっくり簡単な英語で―――、
「登場口が変更になっています。新しい登場口は・・・」
でえええええ!!!
ゲート、チェンジっすか?!
離陸時間まで、あと7分じゃん!!! -
空港内を必死の面持ちで走る、きっちー家。
「あんまり早くチェックインしちゃったから、チケットにプリントされた当初の登場口が、気がつかないうちに変更になってたんだよーっ」
「でもひどいじゃない!そんな放送かかってなかったわよ!!」
「3時間も前に来てたのは、ウチらだけだったとか??」
「だからって館内呼び出しくらいは、かかってもいい筈じゃない!」
「たしかにーっ!でも、中国語だったら聞き逃してたかも?」
「フツー、英語と現地語でやるでしょ、そういうのは!!」
「ここって、国際空港じゃないんじゃ・・・」
ぜえはあ言いながら、全力疾走。
ハルピン空港は広々とした『L』字型の建物です。
サイアクなことに、きっちー家がのんびりしとったゲートと変更先のゲートは、『L』字の端と端。
しかも、途中動く歩道などは一切ありません。
ひいい〜ぃ(涙)!!! -
英語で教えてくれたお兄さんが、「ふたりそっちへ向かっている」と連絡を入れてくれたようで。
正しい登場口で係りのおじさんが、必死の形相で走ってきた私たちを見つけて素早く誘導してくれます。
うっううっ!
間に合ってよかった・・・!!!
文字通り最後の搭乗者だったらしく、席に着くなりステップが切り離され、飛行機が離陸し始めます。
「・・中国とは、合わないわ・・」
啞然とした態で、ママ上がお馴染みの愚痴をこぼします。
フライトキャンセルにならなかっただけいつもよかマシかと思いますが。
ひとり旅のときは、自分でドジった場合をのぞき、飛行機トラブルって皆無ですけど、ママ上はどうしてか中国ではそーいう星の元みたいですね(汗)。
最後は、トライアスロン並みに走らされましたが、無事瀋陽へ戻ってきました。
明日からは当初の計画通り、瀋陽観光をいたしませう☆
『東北王朝を越え、惨案の地へ④』に続きまっす!
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