スリランカ縦断の旅 ③ ー 王国時代の都キャンディを訪ねて

2011/07/13 - 2011/07/15

次なる目的地はキャンディです。この都はキャンディ王国時代の都で、日本ならば京都のような長い歴史のある古都です。iイギリスに統治される前は長い間独特な文化を有する王国でした。

ここは高地にあるため比較的涼しく、夜はかなり冷えたような気がします。しかし、朝・晩は快適そのもので、熱帯の島であることを忘れさせてくれます。

キャンディでは、キャンディアン・ダンスを見ること、仏歯寺訪問、ぺーラーデニヤ植物園へ行くこと、この３つが今回のキャンディでの目的でした。その他比較的時間があったので、友人の家を訪ねたり、小生の行きたいところを訪ねたりすることが出来ました。

エリア キャンディ(スリランカ)

宿泊したホテル・ティランカの客室ベランダから見たキャンディの風景です。右側にキャンディ湖（人造湖）が見えますが、湖を中央にして左右に丘が広がっています。

上の写真の反対側からみたキャンディ湖です。

到着した晩にキャンディアン・ダンスの公演を見ました。この種の公演は3か所で行われていて、どれも大体似たようなものです。友人と小生が見たのは、「キャンディ・レイク・クラブ」というところです。

キャンディアン・ダンスはスリランカ中央部のキャンディを中心とした踊りですが、この写真は南部の踊りです。

ステージでの公演最後にスリランカの国歌が演奏され、公演者も観客も全員立って歌いました。

最後に、熱せられた石の上を歩いたり、火を口の中に入れる儀式が行われ、約１時間半ほどの公演が終了しました。

山の上に仏像が見えますね。

ホテルの周辺にはサルがたくさん出没し、客が少ない昼間はプール際まで来て、プールの水を飲んでいます。

ホテルのレセプションにこんな３体の像が置かれています。ユーモラスな表情の顔付きですね。

宿泊したわけではありませんが、たまたま用事で訪れたクイーンズホテルです。スリランカで最も古いホテルの一つです。

クイーンズホテルは、外回りやパブリックなところはきれに作られていますが、客室を見ると設備の面であまり良いとは言えません。

ホテル内のレストランです。雰囲気はとてもよいです。何度かこのホテルに宿泊し、このレストランでも食事をしたことがあります。クイーンズホテルは老舗のホテルとしては申し分ありません。街の中心にあり、交通の便もいいです。

ペーラーデニヤ植物園です。

遠くから見た時木に何かがぶら下がっていると思いましたが、近ずくとコウモリでした。昼間はこんな風に木にとどまり、夜になると動きだすのでしょうか。

サルもかなりいました。

美しい、また名も知らぬ珍しい花がたくさん咲いています。

池にはスイレンが咲いていて、その美しさにしばし見とれてしまいました。

温室があり、スリランカだけでなく外国のランが育てられています。しかし、どれがスリランカのランで、外国のランはどれなのか皆目分かりません。ただ、それらの美しさだけを目にとどめ、鑑賞しました。