スリランカ縦断の旅 ⑰ ー 旅で味わった美味、珍味、異味　（最終章）

2011/07/09 - 2011/08/05

４週間のスリランカ縦断の旅では様々な食べ物との出会いがありました。スリランカと言えば、先ず毎日の食事はカレーが主体です。相当辛いカレーから全然辛くないカレーまで、いろいろなものを味わうことが出来ました。カレーは毎日食べても好物なので何ら問題はありません。

ただ、さすがに４週間朝から晩まで３食ともカレーというわけ訳にはいきません。時には必然的に中華料理や西洋料理を求める時もありました。あっさりしたものが食べたいとかスパゲッティが食べたいというような時もありました。

大体は何でも食べることは出来ましたが、どうしても食べられないものもありました。それは臭いのある米で、カレーと一緒に出された時があり、鼻にツーンときて、食べられませんでした。

エリア キャンディ(スリランカ)

宿泊はほとんどホテルであったので、食事は、特に朝食はホテル内で取りました。ホテルの食事はどこも変わりはありません。

友人宅に招かれました。お茶とお菓子を出してくれましたが、お菓子はあまりにも甘過ぎて、少し食べればもう十分でした。

スリランカは果物が大変豊富です。どこに行っても美味しく、新鮮な果物を味わうことが出来ます。しかも、安価です。

この果物は「ランプータン」といい、この時期よくあちこちで見かけることが出来ます。赤く熟れたものが一番おいしいです。

ランプータンは皮をむくと、このような白く透明な実が出てきます。この果実を食べます。甘さはそんなでもありませんので、つい何個でも食べてしまいます。

ドリアンです。小生はあの強烈な匂いが鼻について、好きではありません。バターのような果実を食べることは問題ありませんが、どうも腐ったようなにおいがダメですね。

小生はほとんど酒類は嗜みませんが、友人が大変好きで、スリランカの地酒ともいうようなアラック（ARRACK) を毎晩飲んでいました。アラック というのは、ヤシの花から造られた酒で、かなり強いです。

スリランカで造られたビールは大変美味しいとの評判です。種類はあまり多くはありませんが、このLion Stout とLion Lager はよく飲まれています。

コロンボのインド洋に面したゴールフェイスグリーンでは、夜涼しくなると、多くの市民がやって来ます。

そのような人々を目当てにたくさんの屋台が出て、賑わっています。

屋台での食事には十分気をつけていますが、友人が連れて来てくれたので、食べないわけにはいかず、勧められるままにいくつか食べてみました。

移動の際、レストランでとったサンドイツチです。フレンチ・フライが添えられています。

これは食べ物というより嗜好品です。キンマという葉に写真にあるようなものを包んで、しばらく口の中で噛むというものです。時折街頭でパッと口から赤い液体（まるで血のような）のようなものを吐いている人を見かけますが、これがそれなのです。若い人よりも年配者が好むようです。

本場のスリランカ紅茶は毎日何度も飲みましたが、スリランカの方々は砂糖をかなり入れるので、小生たちに出される紅茶も相当砂糖が入っています。前もって砂糖なしの紅茶は “Plain Tea” と言って頼みますが、時々ミルクティーが欲しい時はシンハラ語で「キリテ」と言つて注文することもあります。

写真左側のグラスの奥に入った紅茶は“ Plain Tea ”で、手前のグラスが「キリテ」です。

スリランカで売られているパンの大半はこの種のイギリスパン（日本では「食パン」と言われています）で、ホテルなどでは薄くスライスして出ることが多いです。

地元の方々向けの食堂で食べた Rice & Curry です。魚のカレーを注文しましたが、それとともに付け合わせとでも言うのでしょうか、数種類のカレーも運ばれてきました。ライスは黄色い色をしていますが、これはターメリックを入れて炊いたものです。

イカを油で揚げた料理です。さくさくしていて、なかなか美味しいです。

宿泊したホテルでの朝食です。いくつかご紹介しましょう。

スリランカでは果物が豊富ですので、いつも美味しい果物を味わうことが出来ます。これはリンゴ（輸入品がほとんどですが）、パイナップル、バナナ(形が小さいですが、日本ではモンキーバナナと言われています）、スイカですが、ライムをかけて食べると、なお一層美味しいです。

地元の人々が利用するレストランで、食事をしてみました。皆珍しそうに小生たちを見ていました。

カツオを油で揚げたもので、大変美味しいです。

2種類の Fried Noodle（フライド・ヌードル） とシュリンプ・カレーです。右側上がVegetable Fried Noodle で、左側が Plain Fried Noodle です。まるで日本のそうめんみたいです。このどちらのヌードルにもカレーを掛けて、食べます。

スーパーを覗いていたら不思議なインスタントラーメンを発見しました。それには英語から、シンハラ語、中国語、韓国語、さらに日本語まで書かれていて何とも摩訶不思議なラーメンです。