2011/07/22 - 2011/07/24
65位(同エリア417件中)
ころっつさん
恒例の職場のメンバーでの夏競馬旅行。今年は北海道の予定だったのですが、少しでも支援につながれば…との思いから、東北地方を旅して新潟競馬に行くことにしました。
庄内地方をまわり、次の日の新潟競馬に向かうため、日本海岸を下っていくことに。下越の中心都市である村上に立ち寄り、宿泊する新潟では繁華街・古町で新潟の味覚を堪能しました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
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鶴岡から国道7号線を南下し、新潟県に入り、途中からは7号線から別れ、海岸沿いを走る国道345号線を行きます。村上市の山北地区の海岸美は「笹川流れ」といわれる名勝です。
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「笹川流れ」は国の名勝で、天然記念物に指定されている延長11kmにわたる海岸線の美しい景観をいいます。奇岩と透きとおるような美しい海が続きます。
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「笹川流れ」の名称は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流と地名である笹川集落の名にちなんで付けられたものです。
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海辺には海水浴やキャンプ客も多くいます。
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浅瀬には海藻が多いためか、水面が緑色に染まって見えます。
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日本海の荒波に削られた景観美が続きます。夕陽が沈む頃も海面が真っ赤に染まり美しい光景が見られることが想像できます。
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笹川流れを南下し、村上の市街地に入ります。
下越地方の中心都市として古くから発展した城下町である村上には歴史ある古いまちなみが残っています。 -
近年になって歴史的なまちなみを活かした景観の保全と修景に取り組まれており、国土交通省の「美しいまちなみ大賞」も受賞した全国からも注目されているまちです。
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市役所近くには情緒あふれる町家のほか武家屋敷も残っているそうです。
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そうした町家のひとつに味匠・きっ川があります。市街地北部に流れる三面川に北洋で育った鮭が遡上することで知られており、鮭が村上の名物となっています。その鮭や鮭を使った加工品を販売している老舗です。
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村上名物の鮭の加工品に「鮭の塩引き」というものがあります。塩浸けした鮭を1年かけて乾燥発酵させるもので、店内ではその過程を見学できます。
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数百匹にも及ぶ鮭が天井から逆さに吊された光景と魚の独特の臭いが漂っており、圧倒されます。
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腹を割かれて吊るされた塩引き鮭…。
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無念?それとも恨めしい表情?をした鮭…。鮭はその歯の長さで年齢がわかるそうです。
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店内では店の御主人が冗談を交えながら、丁寧に説明をしてもらえます。
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100年以上前に建てられた歴史を感じさせる町家です。
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村上を後に、今夜の宿泊地である新潟市内に高速で向かいます。日本の代表的な米どころ・越後平野には青々した水稲が一面に広がっています。
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会津から新潟に注ぐ日本でも有数の広い川幅を持つ阿賀野川を渡り、新潟市街地に入ります。
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ホテルにチェックインして、新潟の夜を堪能するため飲み屋が集中する繁華街・古町に向かいます。古町は新潟駅から信濃川を挟んだところにあります。
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古町にあるおしゃれな感じのバー。週末ですが、10年前に来た時よりも人通りが格段に少なく、活気がないように感じました。一方で、女性が接客する店舗やその案内所ばかりが目につきました。東日本大震災の影響なのか?…
あとで聞けば、新潟の繁華街も駅周辺の再開発に伴い、駅南口周辺に移っていっているとのことでした。 -
古町にある居酒屋・越後茶屋。10年前に来た同じ店ですが、当時から大きく改装されているようです。しかもメニューも少なくなっているような…気がしました。
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新潟の郷土料理・のっぺ汁。正月などにふるまわれるもので、里芋が中心に盛られています。温・冷の2種類がありますが、夏ということもあり、今回は一般的でもある冷の方を注文しました。
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新鮮な日本海の魚を盛り合わせた刺身。
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厳選された郷土の和牛・村上牛のステーキ。この分量で3500円です。全国の共励会で最高賞も受賞したこともある選び抜かれた上質な逸品です。
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あっさりしたソースにつけて、一口ステーキを食べると、口の中でやわらかくジューシ−な味わいが広がります。
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そしてこれも有名な郷土料理・わっぱ飯。わっぱとは杉を曲げて作った容器のことで、中身はダシを効かせた新潟の美味しいお米に鮭をのせて蒸したものにイクラを加えて作りあげるものです。
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とある店で見つけた「節電中」ならぬ「募電中」の呼びかけ。
そういえば新潟県は東北電力の管内、「募電中」の紙には「今、電気を被災地に送っています」と書いてあります。東日本大震災の影響は今もさまざまなところで出ています。 -
居酒屋でほどよく酔った後に向かったのは、新潟なのになぜか博多・長浜ラーメン。
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出てきたのは濃厚な細麺の豚骨ラーメンで、まさに九州・長浜ラーメン。
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そして、なぜか店内には来客のたくさんの名刺が貼り付けてあるので…。
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自分の名刺(真ん中のタテ形)も負けずに貼って見ました。でもまわりの名刺は結構な役職の方が多く、恐縮です…。
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ラーメンを食べ終え、ホテルに帰る途中で見かけた市内のバス停の広告。
清楚な感じにあふれる壇れいが好きなので…一枚。この直後に彼女、結婚を発表してしまいました…(涙)。 -
朝起きてホテル周辺を散歩します。新潟をあらわす愛称は「柳都」だそうで、かつて堀が広がるまちなみに柳が多く植えられていたことがその由来のようです。
そうした情緒あふれる光景を今にも伝えるためか、古町辺りの国道7号線沿いには柳の並木があります。 -
宿泊ホテルから歩いて5分ほどで、信濃川の河畔に出ました。さすが日本最長の川だけあって、河口近くともなると川幅も広いです。そこに架かるのは新潟のシンボル・萬代橋です。
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萬代橋は、駅がある新市街地と古町などの新市街地を結ぶために、建造された橋で、昭和初期に有料橋として建造されました。当時の最先端の技術を生かした6蓮のアーチ橋で、大きな被害をもたらした新潟地震も耐え抜きました。現在の橋は3代目のもので、平成16年に国の重要文化財にも指定されており、ガス灯風の街灯や、行き交う船のため橋脚部分につけられていた灯火など往時の姿を再現しています。
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無事?競馬を終え、新潟空港からJAL便で伊丹に向かいます。出発前に食べた空港内の食堂の中華料理…はちょっとお勧めできません。出てくるのは遅く、味もイマイチでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- なつ0905さん 2011/10/28 01:16:08
- わぁ〜懐かしいなぁ
- ころっつさま
こんばんは♪ご無沙汰しております。お変わりありませんか?きっと精力的にご旅行を楽しまれていることと存じます。
私も滞っている旅行記が少し吐き出せそうなのでようやくちょこちょこ遊びに伺えるようになりました。
7月の連休には村上に行かれたんですね〜。わぁ〜笹川流れかぁ・・私、あそこトコトコ歩いてすっごい疲れたんですよ〜。でも日暮れですっごく好きな雰囲気だったのを思い出します。そして透明ながらあの緑色が印象的だったなぁってずっと思っていたのですが、ころっつさんの旅行記を見て海藻が犯人だったのか。と得心しました。あの緑色何とも言えないですよね!ころっつさんの写真はまさに私の見た雰囲気をそのまま伝えています。とても懐かしく、笹川流れも村上もいつか再訪してみたいなぁ〜って思いました。
どこまでもどこまでも広がる水田。。。私は村上から酒田の方へ行きましたが、そっくりの光景でした!
なんだかとても懐かしい気持ちにさせていただきましてありがとうございます。そして一票です!
- ころっつさん からの返信 2011/12/24 23:16:51
- RE: わぁ〜懐かしいなぁ
- こちらこそ、ご無沙汰いたしております。
年末になり、しかも今日はクリスマスイブ…お返事が大変遅くなり申し訳ありません…。
変わりないと言いたいところですが、最近は精力的に旅行に行く暇も残念ながらありません。たまっている秋の旅行記の整理をぼちぼちしていきたいと思っております。
笹川流れの夕方は良さそうですね。思った以上の海岸美だったのですが、駐車場がほとんどなく、どこがメインの景観だったのかが、イマイチわからないまま少しだけ歩きました。
もう少し時間があれば、村上のまちなみをゆっくり歩けたのですが、残念でした。
寒くなると動くのも嫌になりますが、これからも暇を見つけて旅に出たいなと思います。なかなか無理かもですが…。
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