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恒例の職場のメンバーでの夏競馬旅行。今年は北海道の予定だったのですが、少しでも支援につながれば…との思いから、東北地方を旅して新潟競馬に行くことにしました。<br />新潟空港から日本海沿岸を北上し、庄内地方を中心に旅しました。酒田市内観光を経て向かったのは秋田県、鳥海ブルーラインから西の松島と呼ばれた象潟を巡りました。

東北日本海沿岸・2011夏(その2/5)★東北一の美しい山容・鳥海山~西の松島・象潟

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2011/07/22 - 2011/07/24

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ころっつ

ころっつさん

恒例の職場のメンバーでの夏競馬旅行。今年は北海道の予定だったのですが、少しでも支援につながれば…との思いから、東北地方を旅して新潟競馬に行くことにしました。
新潟空港から日本海沿岸を北上し、庄内地方を中心に旅しました。酒田市内観光を経て向かったのは秋田県、鳥海ブルーラインから西の松島と呼ばれた象潟を巡りました。

同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
レンタカー JALグループ
  • 酒田から国道7号線を北上し、鳥海山麓に向かいます。鳥海山の5合目にまで登る「鳥海ブルーライン」を通って行きました。

    酒田から国道7号線を北上し、鳥海山麓に向かいます。鳥海山の5合目にまで登る「鳥海ブルーライン」を通って行きました。

  • 山形県遊佐町側からカーブを曲がりながら登っていくと、ブルーラインの最高峰にある標高1100mの鉾立展望台に到着します。

    山形県遊佐町側からカーブを曲がりながら登っていくと、ブルーラインの最高峰にある標高1100mの鉾立展望台に到着します。

  • 鉾立展望台には鳥海山の登山口となるため、山荘など登山拠点としての施設があり、眼下には日本海の絶景を眺めることができます。

    鉾立展望台には鳥海山の登山口となるため、山荘など登山拠点としての施設があり、眼下には日本海の絶景を眺めることができます。

  • 以前来たときは雲に覆われ、絶景を望むことはできませんでした。今回は少し霞んでいるとはいえ、雄大な景色を堪能することができました。

    以前来たときは雲に覆われ、絶景を望むことはできませんでした。今回は少し霞んでいるとはいえ、雄大な景色を堪能することができました。

  • 眼下には松島と並ぶ海岸景勝地とたたえられた「象潟(きさかた)」も見えます。

    眼下には松島と並ぶ海岸景勝地とたたえられた「象潟(きさかた)」も見えます。

  • 鳥海山の鉾立ルートの登山口です。駐車場には夏休みということもあり、多くの車がとまっているので、この日もたくさんの人が鳥海山に登っているのでしょう。

    鳥海山の鉾立ルートの登山口です。駐車場には夏休みということもあり、多くの車がとまっているので、この日もたくさんの人が鳥海山に登っているのでしょう。

  • 鳥海山は日本百名山にも数えられ、出羽富士ともいわれる標高2236mの火山です。海岸近くにそびえる独立峰であることから、日本海を往く船の目印にも利用され、裾野が雄大に広がる山容を持っているので、古くから信仰の対象としても崇められてきた山です。

    鳥海山は日本百名山にも数えられ、出羽富士ともいわれる標高2236mの火山です。海岸近くにそびえる独立峰であることから、日本海を往く船の目印にも利用され、裾野が雄大に広がる山容を持っているので、古くから信仰の対象としても崇められてきた山です。

  • 鉾立展望台近くには、鳥海山麓を刻む奈曽川が造り出す渓谷を見ることもできます。深さは300m以上もあるV字型の雄大な渓谷です。

    鉾立展望台近くには、鳥海山麓を刻む奈曽川が造り出す渓谷を見ることもできます。深さは300m以上もあるV字型の雄大な渓谷です。

  • 同じく奈曽渓谷。切り立った山壁を切り刻んでいます。

    同じく奈曽渓谷。切り立った山壁を切り刻んでいます。

  • 鳥海ブルーラインを秋田県側に下っていくとあるのが、奈曽の白滝です。<br />先ほど見た、険しい渓谷を造り出していた奈曽川の下流にあり、国の名勝にも指定されている美しい滝です。

    鳥海ブルーラインを秋田県側に下っていくとあるのが、奈曽の白滝です。
    先ほど見た、険しい渓谷を造り出していた奈曽川の下流にあり、国の名勝にも指定されている美しい滝です。

  • 虹がかかっています。<br />雪解けの時季には、すさまじい水量で豪快な姿を見せてくれるようで、高さは26m、幅は11mを誇る滝です。

    虹がかかっています。
    雪解けの時季には、すさまじい水量で豪快な姿を見せてくれるようで、高さは26m、幅は11mを誇る滝です。

  • スピードシャッターで落ちる水しぶきを捉えてみました。

    スピードシャッターで落ちる水しぶきを捉えてみました。

  • スローシャッターで落ちる水を白糸のように撮ってみました。

    スローシャッターで落ちる水を白糸のように撮ってみました。

  • 滝壺には美しい深緑の水がたたえられています。

    滝壺には美しい深緑の水がたたえられています。

  • 奈曽の白滝を見渡す場所に立っている金峰神社。創建は平安時代で鳥海山を御神体とする修験の拠点のひとつとして奈曽の白滝が鳥海山の神域と下界の境界線と見られており、神仏混合の神社としてその境界地域に鎮座しています。

    奈曽の白滝を見渡す場所に立っている金峰神社。創建は平安時代で鳥海山を御神体とする修験の拠点のひとつとして奈曽の白滝が鳥海山の神域と下界の境界線と見られており、神仏混合の神社としてその境界地域に鎮座しています。

  • 鳥海ブルーラインを秋田県側の入口がある象潟の市街地まで下ってきました。<br />象潟はかつて日本三景・松島と並び、海岸に島々が点在する海岸景勝地として知られていた場所で、現在は陸地となっています。鳥海国定公園を形成する国の天然記念物の指定も受けています。<br /><br />

    鳥海ブルーラインを秋田県側の入口がある象潟の市街地まで下ってきました。
    象潟はかつて日本三景・松島と並び、海岸に島々が点在する海岸景勝地として知られていた場所で、現在は陸地となっています。鳥海国定公園を形成する国の天然記念物の指定も受けています。

  • 松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った場所としても知られ、芭蕉は「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と評しています。<br />芭蕉も立ち寄った象潟の古刹・蚶満寺には銅像が立っています。

    松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った場所としても知られ、芭蕉は「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と評しています。
    芭蕉も立ち寄った象潟の古刹・蚶満寺には銅像が立っています。

  • 蚶満寺の山門です。奥の細道・最北の地としても知られています。

    蚶満寺の山門です。奥の細道・最北の地としても知られています。

  • 境内には地蔵と子どもや水子を祀るためのものなのか、多くの風車がその周りを囲んでいます。

    境内には地蔵と子どもや水子を祀るためのものなのか、多くの風車がその周りを囲んでいます。

  • 蚶満寺から見た象潟の景観。<br />たくさんの島々が海に浮かぶ姿は九十九島とも呼ばれていましたが、1804年の象潟地震で海底が隆起し、浅瀬の部分が陸地となりました。

    蚶満寺から見た象潟の景観。
    たくさんの島々が海に浮かぶ姿は九十九島とも呼ばれていましたが、1804年の象潟地震で海底が隆起し、浅瀬の部分が陸地となりました。

  • その後、干拓事業による水田開発が進み、景勝地としても面影は消されようとしていましたが、当時の蚶満寺の住職の呼びかけによって、小島の保存運動が高まり、現在にその姿をとどめています。<br /><br />

    その後、干拓事業による水田開発が進み、景勝地としても面影は消されようとしていましたが、当時の蚶満寺の住職の呼びかけによって、小島の保存運動が高まり、現在にその姿をとどめています。

  • 蚶満寺の駐車場にあった自動販売機で、仮面ライダーならぬ「仮面サイダー」という謎の清涼飲料水を発見しました。

    蚶満寺の駐車場にあった自動販売機で、仮面ライダーならぬ「仮面サイダー」という謎の清涼飲料水を発見しました。

  • 象潟の美しい景観を眺めるにはどの場所が…と探しているうちにたどり着いたのが仁賀保高校近くのこの場所。鳥海山を正面に見据え、田んぼの中に点在する島々を眺めることができます。

    象潟の美しい景観を眺めるにはどの場所が…と探しているうちにたどり着いたのが仁賀保高校近くのこの場所。鳥海山を正面に見据え、田んぼの中に点在する島々を眺めることができます。

  • 約100を数える小島が水田地帯には残されており、田植えの季節に水が張られた水田に浮かぶ島々のように見え、往年の象潟を思い起こさせる風景が広がります。

    約100を数える小島が水田地帯には残されており、田植えの季節に水が張られた水田に浮かぶ島々のように見え、往年の象潟を思い起こさせる風景が広がります。

  • 象潟の景観は、鳥海山が大噴火した際に発生した大規模な山体崩壊により、日本海に土砂が流れ込み、浅い海の中に多くの小さな島々が出来上がったものです。

    象潟の景観は、鳥海山が大噴火した際に発生した大規模な山体崩壊により、日本海に土砂が流れ込み、浅い海の中に多くの小さな島々が出来上がったものです。

  • 先ほどは雲がかかっていた鳥海山が美しい姿を存分に見せてくれました。

    先ほどは雲がかかっていた鳥海山が美しい姿を存分に見せてくれました。

  • 鳥海山をアップで。<br />真夏の今の時期でも所々に万年雪を残しているのが見えます。

    鳥海山をアップで。
    真夏の今の時期でも所々に万年雪を残しているのが見えます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 旅猫さん 2011/08/19 10:32:20
    鳥海山♪
    ころっつさん、こんにちは。

    鳥海山は大好きな山の一つです。
    でも、まだ登ったことはありません。
    鉾立までは、バスの便があったようなので、いつかはと思っています。
    展望台からの眺めも良いですね。
    日本海が望めるのところが魅力です。

    奈曽の白滝も涼味があって。
    滝壺の色も美しく。
    ここは車が無いと行けないのかな。

    象潟から眺める鳥海山の美しい姿は最高ですね。
    ふらりと行きたくなりました。

    旅猫

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2011/08/28 08:25:04
    RE: 鳥海山♪
    旅猫さん、おはようございます。
    返事が遅くなり申し訳ありません。

    以前に来た時は、曇り空で鳥海山は雄姿を見せてくれませんでしたが、今回はきれいに見えました。
    独立峰で、富士山のように広がる裾野は霊峰として崇められるのがわかるような気がします。

    奈曽の白滝は確かに車がないと行きにくい場所かもしれません。私は行っていませんが、滝坪近くまで散策道で降りていくこともできるようです。

    象潟の光景は、鳥海山があってこそ…の美しい景観です。
    松島のように海であった頃は、もっと魅力的な景観だったのでしょうね。

    鳥海山への登頂、ぜひ頑張ってください!

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