イスラエル旅行⑤（エルサレムⅠ：嘆きの壁他）

2010/09/01 - 2010/09/08

イスラエル観光の中でも、ハイライトとなる
エルサレム見学です。

複数の宗教の聖地となっており、古代から
現代まで続く、紛争の中心地でもあります。

エリア エルサレム(イスラエル)

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

イスラエルと聞いて思い浮かぶ映像は、
旧市街をオリーブ山から望むこの写真が、
一番イメージが強いのではないでしょうか。

岩のドームドアップ！

オリーブ山の中腹から麓まで、ユダヤ人墓地が
広がっています。

オリーブ山中腹には、ロシア正教会の
マリヤ・マグダリナ教会も建っています。

きちんと塔の先端は、タマネギになっています。

万国民の教会です。

正面の柱の上にマルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの
4人の福音書記者の像が建てられています。

教会の入り口にあった持ち込み禁止の看板です。
日本人としては、見慣れない危険物も
禁止されています。

キリストが、血の汗を流しながら祈りをささげたと
言われるゲッセマネの園です。

オリーブ山の名の通り、オリーブの木が
植えられています。

教会では、ミサの最中でした。

柱の上の福音書記者の像です。

マリアの墓の教会です。

教会が地下にあることから、地味な入り口だけで
大きな建物もないため、分かりづらいかもしれません。

入り口を入ると地下に降りる階段があります。

教会には、多くの燭台がぶら下がっています。
（現在は、電気になっていますが）

マリア様のものだと言われている棺には、
肖像画が飾られていました。

旧市街近くのバス停で、正統派のユダヤ教徒が
バスを待っていました。

黒のシルクハットをかぶり、もみあげやひげを
伸ばしています。
もみあげをクルクルしながら、聖書を一心不乱に
読んだ結果、もみあげがカールしているそうです。

旧市街の糞門です。

エルサレム神殿から、ゴミを運び出すための門
であったため、この名前がつけられたそうです。
古代の門は、実際は別の場所にあったそうです。

門の拡張により、現在は車も通れる大きさになっています。

エルサレム考古学公園です。

日本の資料の説明では、「南の壁考古学公園」
と載る事が多いそうですが、現地では通じない
そうなので注意が必要です。

エルサレム考古学公園内にある博物館に
発掘の様子を写した絵や写真が飾られています。

博物館は、発掘に尽力した考古学者の名前を採って、
デイヴィッドソン・センターと名付けられています。

神殿のミニチュアです。

分かりづらいですが、壁面の突起は、
神殿のアーチ部分の根元になります。

アメリカの学者エドワード・ロビンソンが
発掘をしたので、ロビンソンアーチと呼ばれています。

地面のへこみは、壁面の落石によるものだそうです。

ちょうどバル・ミツバと呼ばれるお祝いの
最中でした。

バル・ミツバとは、男性が13歳になった事を
祝うユダヤ教の成人式です。
この日からユダヤ教の正式メンバーとして認められ、
ユダヤ教に対する責任と義務が発生します。

有名な嘆きの壁です。

向かって右側が女性用、左側が男性用となります。
広さは圧倒的に男性側が広く、女性側の7,8倍ぐらい
あります。

壁の前では、信者が熱心に祈りをささげていました。

男性側の左側には、屋根のある屋内部分があります。
入り口近くでは、子供たちが壁に向かって、
お祈りをしていました。

屋内部分には、重厚感のある本棚がおかれています。
小さな個室のようになっている場所もありました。

ここは女性は入れないのですが、この先の奥に
２Ｆから女性が見学できるようになっている
場所があります。
（この場所からは２Ｆですが、見学できる場所は、
嘆きの壁トンネル内からとなります。）

こちらは翌日、嘆きの壁トンネル見学の待ち時間に
再訪した時の写真です。

壁には面していませんが、個室でも祈りをささげていました。

女性側のスペースからは、大勢の女性が壁越しに
男性側スペースを覗いています。

シオンの丘に通じる場所であることから、
シオン門と呼ばれています。

イスラエル建国に伴う第一次中東戦争の
激戦区であったために、門には無数の弾痕が
残っています。

シオニズムの語源となった聖地でもあります。

こちらの建物にイエスの最後の晩餐の舞台と
言われる部屋とダビデの墓があります。

ここが最後の晩餐の舞台となったと言われている
部屋となります。

ダビデ王の墓です。

こちらも女性と男性で入り口が分かれています。
最後の晩餐の部屋の1F部分になります。

帽子着用が義務なので、入り口で紙製のキッパーを
貸してくれます。

ダビデ王の像です。