イスラエル旅行③（死海近辺：メギド、エリコ、クムラン）

2010/09/01 - 2010/09/08

死海近辺にある遺跡群巡りです。

ユダヤ教やキリスト教の伝説に彩られた
都市の跡が残っています。

メギドやハルマゲドン等の名称は、映画や漫画、
ゲーム等で出てきたりするので、耳にした事が
あるかもしれません。

エリア その他の都市(イスラエル)

ハルマゲドンの舞台とも言われている
メギド遺跡です。

当時の街を復元した模型です。
古い時代の街の上に新しい街を建てる方式で、
何層にも渡って積み重なっている事が、
解っているそうです。

当時の街の城門跡です。

大きな建物は残っておらず、荒涼とした
街の跡が広がっています。

円形に石組みされている祭壇の跡です。

生贄の台と言っていたような記憶が。。。

見晴らし台からの風景です。

農地が広がっています。

当時の馬小屋の跡です。

竪穴式の穀物倉庫跡です。

メギドの水道トンネルです。

水源は街から少し離れた所にあり、
水源から街までは水道トンネルが通っています。

かなり深く掘られた竪穴を階段で下りていき、
水源まで通る横穴を歩いていきます。

水道トンネルの出口です。

出口の外側は、このような感じです。

パレスチナ自治区にあるエリコ遺跡です。

紀元前7800年前から、人の住んだ跡があり、
世界最古の城壁跡も残っている街です。

エジプトから、モーセに率いられてこの地に
至ったイスラエルの民が、モーセの後継者ヨシュアの
指揮で最初に攻め込んだ町と言われています。

遺跡も含み、この辺りはオアシスとなっています。
海抜-260Mと世界で最も低地にある町の一つです。

遺跡は、かなり風化が進んでいます。

イエスが、荒野で断食中に悪魔から誘惑を
受けたとされる場所には、現在ギリシア正教の
修道院が建っています。

右下の3連のロープウェイが、修道院まで
通っています。

数十年前に死海文書が発見されたクムランです。

日差しを遮るものがなく猛暑でしたが、
湿気がなくカラッとした暑さが、中東に
いる事を実感させてくれました。

身を清めるための風呂です。

クムラン教団の集団生活をしていた修道士たちの
食堂です。

遺跡は、死海沿岸にあります。

死海文書が発見された洞窟です。

洞窟ドアップ

死海も近年、水位が下がり続けているらしく、
リゾートホテル側の湖に水路を通して、
どうにか水位を保っているそうです。

以前行ったヨルダン側と違って、イスラエル側は、
リゾート地として確立しています。

遊泳場は、かなり遠浅に作られていました。

泳ごうとしてもうまく泳げないほど、
体が浮いてしまいます。

死海遊泳は、本当に楽しい！

本日は、リゾートホテルに一泊です。