2011/07/03 - 2011/07/10
1366位(同エリア3770件中)
tacoさん
美味しいものも食べたいし〜、でもやっぱり夏なので海にも行きたいし〜
お正月も早々に、今年の抱負を語る時には、すでに夏休みの思案モード。ムフフ。
そして飛行機を抑えた時には早くも今年の夏が始まる。
でもそこは庶民の夏休み、期間の調整や費用の問題も...悩まし〜
結果、今年の旅の目的は、
その1.薪か炭で香ばしく焼かれたブ厚いお肉。もちろん熟成が進んだ赤身をたたき状の極レアで。これを切れ味するどいナイフで舌触りよい薄めにスライスし、炭火のアロマが香るところに塩とオイルを一振りし、かぶりつく、むしゃぶりつく、そして芳醇ワインで流し込む!
その2.日本ではなかなかお目にかかれないチーズ。それは成人男性のこぶし位の大きさのモチモチ繊維質状のフレッシュチーズで、ナイフの刃先を当てると、中に閉じ込められた新鮮な生クリームが溢れ出し、その瞬間を逃さず食す。
その3.シンプルなパスタの上に、たっぷりとすり下ろされた黄金色のからすみ。ニンニクにも負けない濃厚な風味を、キンキンに冷えた白ワインかプロセッコで流し込む。。
その4.夏といえば雲丹。野暮なクリームソースではなく、生の状態をパスタに盛って、まったり口福感に浸る。
その5.夏といえば甘いスイカ。
その他.夏といえばキラキラ輝くビーチ、そしてウハウハのsaldi。
そう、結局すべてを満たすところ、お肉の王国フィレンツェと日帰りで行けるトスカーナの海。後半はサルディーニャ料理の美味しいミラノへと決まった訳でした。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今年の飛行機は、「安い・速い・機材が好き(A340-300、4発エンジンの安心感から長距離線ではB777よりも好き)」三拍子揃ったスイスインターナショナルに決めた。一昨年も同じ。
(本当はアリタリアで行くのが一番楽だし、昨年乗った新型のA330-200はとても快適だったが、今年はなんだか高いし、新型機材は早々に他路線へ行っちゃうし残念。。。)
LX161便は定刻通りの10:20に成田を発ちチューリッヒへ。
つきだしの美味しいプレッツェルとビールで一杯。
そして、現地での食事を楽しむため、機内食には手をつけまいと思っていたが、ビーフシチューの香りに惹かれついつい。。。なかなか美味いね。 -
チューリッヒ空港はコンパクト&明るくモダンで好き。
食べ物も美味しく、リンツのブティック他、時計など買い物も楽しめる。(しかし、ユーロ暴落の陰で、スイスフランは高騰中。全体的に割安感は×、お買い物はユーロ圏で。。。)
ヨーロッパへの入国審査もこちらですませる。
(これが最後の勘違いに繋がる事に。。。)
ところで山の天気は変わりやすいとは言ったもので、一昨年同様に今年もゴロゴロと夕立の気配。
チューリッヒからフィレンツェへはAVROのRJ100(ヨーロッパでよく見るリージョナルジェットで、高翼に4発タイプのやつ)
すさまじい積乱雲の中を出力を上げて抜けようとするため、揺れるは、うるさいはで到着時にはヘロヘロ。。。 -
フィレンツェの空港から市内まではタクシーが一律20ユーロなのでとても便利(深夜+3ユーロ、バック+1/個)
到着早々、今年も秘密兵器のモバイルWiFiをスイッチON!
あ〜電波が入る幸せ。
これでiPhoneは無敵のモバイル通信機となり、Google Mapでリアルタイムな位置確認や方角確認はもちろん道案内、乗り換え案内、またGoogle翻訳で瞬時に音声翻訳もしてくれて(イタリア語は片言しか分からないので本当に重宝)
さらに、@i.softbank.jpメールも送受信でき、ネットでレストランや電車の予約もできちゃう!
ちなみに帰国後の高額請求をさけるため、必ずデータローミングはオフにしよう。さらに機内モードをオンにして、WiFiもオンにしておけば安心。(この状態でも@i.softbank.jpメールは送受信できるが、当然電話はできません)
早速タクシーの中でGoogle Mapを立ち上げると、移動中の道がカーナビの如く表示され、タクシーの移動に合わせて現在地が分かる。(これさえあれば、タクシーの運ちゃんもワルさはできないはず。。。ヒヒッ)
さて、今年のお宿はGallery Hotel Art。
前回は同じフェラガモグループのLungarno Suitesだったが、丁度その裏側にある。(このグループは他にも向かい側にHotel Continentale、ベッキオ橋の反対側にはHotel Lungarnoがある)
いずれも洗練された空間だけでなく、スタッフの対応がとても良いのがポイント。 -
今回も直接ホテルHPからお得なプランを予約。
このグループはホテル予約サイトからとるよりも、直HPの方が安いプランが多いので、HPの隅までくまなく探すことをオススメする。
リクエストには上層階、行きたいレストランの予約を頼んで、それと最終日のレイトチェックアウトまでお願いしたが、再三のわがままにも俊敏に対応頂き、好感度高し。
さすがホテルのラウンジも居心地が良さそう。
ラウンジとは別にバースペースではアペリティーボをやっているようで、結構賑わっていた。 -
今回の部屋は最上階の一番奥、入ると白い大きなソファーに広〜いスペース
(4人位でヨガが出来そうなスペース)。 -
天井も高く、アメニティーやパリッとしたリネン類も気持ちよく素敵。
Lungarno Suitesのようにキッチン備え付けではないが、十分な広さと、静かで快適で、こりゃ〜とてもリラックスできる。 -
バスルームも広く、シャワーブースとは別のバスタブの上には、電動で開閉出来る窓があった。(で洗濯物もよく乾く〜)
バスローブは見当たらなかったので、食事からの帰り際にお願いしたらすぐに届いた。
ちなみ2011年8月5日より、なんとスペシャルオファー「Early Booking Offer:どこでも一室一晩170ユーロ〜(朝食なし、返金なし)」という、極めてリーズナブルな限定プランが発表されている。秋のフィレンツェを予定している方は必見ですな。
■GALLERY HOTEL ART
■Vicolo dell’Oro, 5 50123 Florence, Italy
■http://maps.google.co.jp/maps/place?q=gallaly+hotel+arts&hl=ja&cid=9656406185672085428
■http://www.lungarnocollection.com/en/the-collection/florence/gallery-hotel-art -
さっと汗を流して、早速フィレンツェで最も人気があるというナポリ人経営のピッツェリアIl pizzaiuoloへ。
多分、飛行機疲れでガッツリ!食べられないかな?と思っていたので初日は軽めに。。。
ホテルからは歩いて15分位でしょうか、有名なチブレオシリーズのある向かい側。
ちょうど、日も暮れてきた9:30の予約。
このブルーの夜空を見ると夏のヨーロッパに来た!って感じ。 -
イチオシ
Il pizzaiuoloは、そうこれ!この中央に鎮座するのが、今回の旅の目的その2.日本ではなかなかお目にかかれないチーズ「Burrata(ブッラータ)」。
写真はアンティパストメニュー欄の一番上「Primizie de casa nostra]。
要は「我が家のおつまみ盛り合わせ」といったところで、ブッラータ以外に、ライスコロッケやチキンカツ等、かなり盛りだくさん。(ブッラータとトマトだけのもあり、セコンドをチョイスする場合は、そちらの方が胃袋的にオススメ)
このブッラータはプーリア州の北にあるバーリから取り寄せているとの事で(HPより)、何度も伸ばすことで繊維状になったモッツァレラのようなチーズに、生クリームを包み込んで巾着状にまとめた大変珍しいチーズ。
日本でも熟成タイプの輸入チーズは食べれても、こういうフレッシュタイプはなかなか食べれない。
早速、プリプリの表面にナイフでザクッ!と切れ目を入れると、ジュワワワ〜と中のクリームがしみ出してくる。ジュワワワ〜。
クリームと合わさり濃厚なそれは、カンパーニャの冷えた白ワインを合わせて、最高。これだけでかなり幸せです。。 -
さて、ピッツァの選択に悩んでいると、いかにも繁盛店にいそうな、元気ハツラツのナポリ娘カメリエーラはRustica(素朴な)がおすすめとのこと。
中身はpomodoro,prosciutto cotto,funghhi,cipolla e salsicciaという事でなるほど具沢山ピッツァ。
このお店は元気なカメリエーラがテキパキと仕事をこなし、露出の多いマダムが番頭役で愛想振りまいている。
こういうバランスの良い店は絶対美味しい! -
他には?と聞くと。
ん〜やっぱりMargherita!という事なので定番のこちらをオーダー。
言わずもがな至高のモチモチナポリピザ、トマトソースのバランスがどちらもたまりません。Margheritaはもう少しバジルが欲しいかな。今回はサルシッチャが最高だった。
周りを見回すとセコンドも美味しいそうで、Impepata di cozze(ムール貝の黒こしょう風味(蒸し))やPolpo all'insalata(タコサラダ)など、まさにナポリ!。
でもセコンドは後で頼まなくて良かった〜と心底思った。
だってピザが結構大きくて、結局食べきれず半分位お土産に。。
(他の外人達も同じように残りは箱に入れてもらいテイクアウトしているので、気にせず頼もう!)
ちなみに、店内での飲食は予約必須ですが、テイクアウトならふらりと行っても大丈夫。到着初日の手軽な食事や、食に溢れた時などにも重宝するまた行きたい一軒。
この他、白ワインのグラス×2、ビール中×1で、本日のお会計48,5euro !
■Il pizzaiuolo
■Via de' Macci 113/r, Florence, Italy
■http://maps.google.co.jp/maps?q=Via+de'+Macci+113%2Fr,+Florence,+Italy&hl=ja&z=16&brcurrent=3,0x0:0x0,0
■http://www.ilpizzaiuolo.it/index.html -
翌日は朝からSaldi真最中のアウトレットThe Mallから。
ここはGucciのアウトレットが有名、Tod'sが在庫も多く見応えがあり、Sergio Rossi、Ermenecildo Zegnaあたりはお客さんが来ないようで穴場。
ちなみに隣にPRADAグループのアウトレットが建設中で、PRADA、MIU MIU、CAR SHOE(Tod'sよりもゴムの突起が長く、ここのドライビングシューズは日本では手に入りにくいので注目)ができるみたい。
今回はTod'sの表革ドライビングシューズ170ユーロ!とZegnaのいい感じのサマーニットのジャケットを525ユーロでお買い物。ムフフ。
(そこからTAXリファウンドでさらに12%程戻ってくるので、手続きはお忘れなく)
フィレンツェからはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に隣接したSITA社のバスターミナル(アドレス:Via Santa Caterina da Siena 17)から、ザ・モール行きの公共バスが土日を含めた毎日運行しています。
時刻表はこちら↓
http://www.themall.it/jp/visit/how-to-get-here/public-bus
もちろんチケットは当日買えるが、気をつけたいのは結構込む!(中国、韓国、アジア圏の方々がほとんどですが)。
列にも当然横入りしてくるので、30分前には並んでしっかりブロックしたい。
■The Mall
■Via Europa 8, 50060 Leccio Reggello Firenze, Italia
■http://maps.google.co.jp/maps?q=Via+Europa+8,+50060+Leccio+Reggello+Firenze,+Italia&hl=ja&sll=36.5626,136.362305&sspn=38.490934,60.46875&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&z=16
■http://www.themall.it/jp/ -
帰りのバスも混雑。。
ちなみに乗客が多すぎて立ち乗りが出た場合は、高速道路を走れないので下道。
ローカル感たっぷりでこれもまた良し。
2時間程お買い物してそうそうにフィレンツェへ戻る。
さて、お腹がすいたのでランチをどうするかな〜と思いつつ。
とりあえず荷物を置きに一旦ホテルへ。
iphoneで探してみると、近所にパニーノの名店inoがあるではないか! -
なかなか見つからないが、ベッキオ橋とウフィツィ美術館の間の小道にひっそりとあった。
入ると壁一面にアレサンドロおすすめのメニューが貼ってある。
多すぎて選びづらい(人は6種類以上あると選ぶ思考を停止するらしい。。。)
とっ、ちょうど目に入ったのがサンダニエーレ産生ハムとカルチョーフィのパニーニ。
カルチョーフィはアーティチョークの事で、イタリア人の大好物。
いわば日本人のソウフルード”梅干し”的存在か。
程よい塩気の熟成された生ハム、アーティチョークの酢漬け、これにパリッパリッのチャバッタというイタリアパンが抜群に合う。他に比べて大きめだが、軽いパンなのでペロッと平らげる。
あっ、日本に帰ってもペックでチャバッタ買えばできるじゃん!ただ生ハムがちと高いのよね〜。 -
そうそう、ここのスパークリングウォーターが美味しかったので書き留めておく。
のちのち調べると、イタリア北部ヴァルサッシーナ地方(コモ湖の近く)のNORDA社のお水。
向こうでは結構有名なメーカーのようで、その中でもこのSanFermoはレストランへ提供されるような水だそう。
どこか日本で買えないかぁ〜
■'ino
■Via dei Georgofili 3r-7r firenze
■http://maps.google.com/maps?q=via+dei+georgofili,+firenze,+italia&hl=it&t=h&om=1&z=17
■http://ino-firenze.com/ -
あぁ〜イタリアといえばジェラート
そしてフィレンツェといえばPerche No!
そこで、夏ともなればCocomeroちゃん!!(すいか)
せっかく蒸し暑いフィレンツェの夏に居合わせたなら、Cocomeroちゃんをグラニータで頼む事を強くすすめる。
しかし、あいにくこの日はグラニータは売り切れで、ジェラートをチョイス。
あぁ〜美味いね〜。でもグラニータの美味しさは越えられず、明日またリベンジ!
その後、結局毎日食べ続けたのでした。。。 -
ジェラートで涼んだ後は、お買い物の続き。
有名イタリアブランドは大概フィレンツェにもお店があるが、Faliero sarti(ファリエロサルティ)はここフィレンツェが本店(超地味)。
日本でもこぞってグルグル巻き巻きされるここのストールですが、さすが本店ともなると、在庫があるはあるは、壁から各種色別にぶら下がっており、そしてsaldiの札も!
夏なんで、お客も少ないのか掘り出し物ザクザクの状態に超興奮!。(鼻息荒いのを見透かされないように、これ試していい?を何度も連発し、散々巻いたあげく、グレー系のカシミヤ大判をゲット。もちろんsaldi。。)
■Faliero sarti
■Via della Spada, 24/r
■http://maps.google.it/maps?q=43.77181,11.250459&hl=it&z=16 -
さて、買い物兼運動を終え、ホテルで身を清めた後向かったのはこちら。
今回の旅の目的その1.こうばしく薪か炭で焼かれた分厚いお肉。
もちろん熟成が進んだ赤身をたたき状の極レアで。
これを切れ味するどいナイフで舌触りよい薄めにスライスし、炭火のアロマが香るところに塩とオイルを一振りし、かぶりつく、むしゃぶりつく、そしてワインで流し込む!
このお店は、タクシーの運ちゃんにも店名だけでほぼ通じます。
さらに場所も付け加えると、完璧だ!まかしとけ!と石畳の旧市街を縦横無尽に飛ばし(一通地獄のため)て着いたのは、はいっ!ビステッカの名店Perseusです!
おぉ〜、並んでるね並んでるね〜。。
遠い異国からはるばるここを目指すならば、予約は必須です。
(大丈夫!イタリア語が出来なくても、事前にホテルにお願いして予約してもらいましょう) -
お肉屋さんが開いたこの店のこだわりは、肉に対する姿勢からして違う。
入ると熟成中のビステッカがオブジェのように吊るされているのだが、この時点で余分な血や脂・水分が抜け、お肉のタンパク質が熟成によりアミノ酸へ変わってゆき、どんどん美味しくなっているぜ!という事を無言のアピール。
さすが肉食文化圏だ。
結構広い店内はこのお肉様の脇を抜けて奥へと続く。 -
テーブルにお通しの生野菜盛りが置かれた。
さぁこれからのお肉様との戦いに胸が高鳴る。
肉が肉だけに、今宵はイタリアワインの王様ブルネロで勝負。
Rio Cassero(後で調べたらブルネロの名門だそう。)の Brunello di Montalcino2006 DOCG
担当の強面カメリエーレも、ワインのチョイスにこちらのやる気を察したのか、フフッと不敵な笑みを浮かべて、セコンドは当然ビステッカだな!(って言ったような気がする)。
まずは焦らずアンティパストを2品注文。そしてビステッカと付け合わせを2品。
そこで、ポルチーニのグリルも追加しようかな?と言ったら、止めておけ。多すぎる。と強面カメリエーレ。(おぉ〜優しぃ〜じゃん)
ここは素直に従い、まずはブルネロに舌鼓。
料理が来るまで何気なしに周りを見ていると、飾ってある写真や絵の数々が、シュレック姿の強面カメリエーレが肉を食らう写真や、豚に扮している絵ではないか!
お茶目な一面に和む。。 -
アンティパスト一皿目は、定番のトスカーナ産生ハムにメロン添え。
これまで、なんでメロンを添える意味があるのか全く理解出来なかったが、この塩気が効いて味の濃ゆい生ハムと、ジューシーで蜜のような甘さのメロンは素晴らしい組み合わせだと知った!
これほんと美味い!
でも日本でやると水っぽくなる。。。 -
アンティパスト二皿目は、これまたトスカーナ産のペコリーノチーズ。
ナッツと蜂蜜が甘みとコクを補い、エグミは抑えるファインプレー。
結構盛り方も肉屋の割にはきれいです。 -
さて、定番アンティパストがこれだけ美味いなら・・・っと期待して待つっていると。
鼻歌まじりのシュレックがこんがり焼けた肉の塊を運んで来た。
あたりは香ばしい炭のアロマが香り、さっき来たばかりの外人ファミリー(ここでは俺が外人か)も大興奮!
これまで何百、いや何千と捌いてきた彼にはあまりに日常の行為、魚河岸のマグロ解体の流れる包丁さばき同様に、骨の脇へナイフの先端を差し込むと、サクサクサクッと骨と肉とに分けられる。
そしてそこには溢れる肉汁何ぞは存在せず、香ばしい焼き色をまとった、ただただ艶やかな赤身さんが姿を現す。 -
ちなみに、オーダー時に焼き方の好みは聞かれない。
多分リクエストしても、これ以上は焼けないよ!と言われるだけだろう。
メニューにもしっかりそう書いてあるから。
一見するとまだ生?に見えるが、中までしっかり温かい、これがBistecca alla fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)の標準なのである。 -
イチオシ
付け合わせはシュレックのオススメで、ポテトのグリルとグリーンサラダ。
地元Pはポテトにファジョーリという感じだろうか。
見ての通りの極上ビステッカは塩とオリーブオイルで食す。
特にオススメの食べ方は、さらにナイフで薄めに切りながら食べる事。
ついつい厚めのをガブッと行きたくなるが、ここは牛のたたき位の薄めに切ってみて欲しい。
お肉と塩が良く馴染み、鼻腔に抜ける炭火のアロマと、ねっとりとした赤身の食感が渾然一体となって、思わず笑みがこぼれる。
あぁぁ〜 肉うまいなっ!と実感出来るひととき。
で、これをブルネロで流し込む〜。
そうこれが、旅の目的だった。
そして、それが1kg(お肉部分は700〜800g)も目の前にある。 -
そそり立つ骨の巨塔は完食の証。
さすがにドルチェが入る余地もなく、消化促進の期待も込めて食後酒にグラッパを頂く。
あぁ〜戦いの後の至福の時。
本日のお会計152ユーロ。
帰りはタクシーを呼んでもらい、はち切れそうなお腹を抱え帰宅。
■Ristorante Perseus
■http://maps.google.co.jp/maps?q=%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A7&hl=ja&ie=UTF8&ll=43.784247,11.263658&spn=0.005073,0.008079&fb=1&gl=jp&z=17&iwloc=B&brcurrent=3,0x0:0x0,0&layer=c&cbll=43.784129,11.263436&panoid=W3dOafqIeESr34yM-MNuGQ&cbp=12,122.4,,0,11.21 -
あんなに食べたのに、脂っこくないので全くもたれない。
タクシーがホテルに着いた頃(10分ぐらい)には、だいぶこなれてきたのでアルノ川の向こう側、お気に入りのジェラテリアへ。。。
最近ジェラートはチョコとフランボワーズのダブル盛りと決めている。
甘いのと酸っぱいのを交互に楽しむ幸せ。
フッと、豚に扮したカメリエーレの姿がよぎる・・・
さて、明日も暑いかな?
天気がよければ朝からビーチへ行ってみよう。↓
http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/travelogue/10586936/
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