トスカーナは海日和。ミラノも寄りみち美味いもの02＿2011

2011/07/03 - 2011/07/10

フィレンツェ３日目。
本日は朝から快晴、なんとも海日和。

当初、モンテプルチーアーノでワイナリー見学や、シエナ散策なども考えたが、夏はやっぱ海でしょう！
ってことで日帰り出来ちゃうCastiglioncello（カスティリオンチェッロ）へ行ってみました。。。

地元P御用達の庶民派ビーチで、フィレンツェから電車で一時間半ちょっとで行けちゃうこちらは、一見さん観光客などいない地元ののんびりビーチ。

歴史観光には正直それほど興味がないあなた、フィレンツェ２度目の訪問や、夏になると無性にビーチに行きたくなるあなたには、是非おすすめ。

そこにはカラフルなパラソルと、青く透き通る海が広がってる。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ちょっと分かりにくいが、青い太線の右端ここが本日の出発点フィレンツェSMN駅。
電車は真西の海方面に向かい、途中ピサで乗り換え（夏は直通もある）、海岸沿いを南下というコース。

事前に旧イタリア国鉄のTRENITALIAで時刻表を確認すると、朝一発のちょうど良いのがあるではないか。
07:28（FI.SMN)発3107号→08:28（PISA C.)乗り換え6679号→09:17(CASTIGL)
ちなみに乗り換え時に迷わないこつは検索時に出る列車番号を覚えておこ♪

ホテルでバスタオルを２枚失礼し、小銭とiPHONE、デジカメはジップロックへ。
それと前日に仕入れたフルーツと水を携えていざ出発！

って駅に着いたら出発時間が07:18分になっているではないか！？
遅れる事はなんとなく予測出来ても、前倒しは意表をつかれた。
こんなこともあるので、行動はお早めに。

さてローカル電車の車内は学生さん風の若者や、アフリカ系、そしてビーチ行く系で割と混雑。
座れない程ではないが、ガラガラでもない。

車窓に写るヒマワリ畑や葡萄畑、時折廃墟などを眺めつつ、一時間もするとピサに到着。
ここで南行きの列車に乗り換える。
学生さん風の若者は減り、アフリカ系とビーチ行く系でなんだか濃い車内。

しばらくすると進行方向右手の窓からは、キラキラとイタリアの碧い海が眩しく光りだす。うおおっ〜ぶる〜う♪

列車は眺めの良い崖っぷちを走り、眼下に広がる紺碧の海を堪能できる。
でもこの辺りの海岸は砂浜は無く、ほぼ岩。
みなさん岩の上で優雅に日焼けを楽しむ。

そうこうしているとCastiglioncelloの駅に到着。
これがまたいい感じにエイジングされ、砦風の外観がなんとも渋っ！

駅横にはちょっとした売店もある。

さて、駅からビーチまではiPhoneのGoogleMapで確認すると、目の前の道路を渡り、広い公園の向こうにある！（旅のお供にiPhoneくん）

フィレンツェからちょこっと来ただけで、花満開の南国気分。
こりゃ期待できそうだ！

一緒に乗り合わせた外人さん達は慣れた感じで、各々の場所目指して散って行く。。

公園に入り、右手の方から海岸へ降りて行くと、海沿いに続く長〜い遊歩道になっている。その所々にこじんまりとしたビーチがあったり、ず〜っと行くと絶壁のレストランがあったりする。ここの売店のブリオッシュはなかなか美味い。

左手の方から海岸へ降りて行くと、こちらも長〜い遊歩道になっており、かわいいパラソルがいっぱいのビーチが続いている。
（左手の方が楽しいかもっ）

これらは有料となっており、ビーチチェアとパラソルに、専用の更衣室兼荷物置き場（もちろん鍵付き）が付いてくる。
一日のんびりするならこれもよし！

まぁ今回は長居はしないので、無料スペースに場所を確保。
平日の為か、お爺ちゃん・お婆ちゃん+孫と思われる家族連れで賑わっている。

さあ〜アリタイのチービーでガリコンと焼け日〜（バカ?）と横たわってみたが、
頭のすぐそこで、ガキ共がビーチボールでハシャグため落ち着かない。。。

ちなみに、本日は高波。
日本海を思わせるザッッパァ〜〜ンという波の音が力強い。
水は結構冷たく、泳いでいるとすぐ冷える。

さっきのガキ共が静かになったと思ったら、海で遊びすぎたのか、鳥肌立ててバスタオルに包まりガタガタと・・・日本でもプールに行くと必ずいる。

さて、小腹が減ったので途中に見つけたラウンジへ。

波音をBGMにクアトロフォツマッジョのピザとフォカッチャ、スパークリングウォーターでランチ。

そういえばCastiglioncelloはスーパータスカンの誉れ高きサッシカイアの畑もある。
ちょっと南へ行けばもうそこはボルゲリというワイン好きにはたまらないエリア。

紺碧の海と芳醇なワイン。
イタリア人はなんて贅沢なんだと思う。。。

帰りもピサ乗り換えのローカル線。

っとここで注意！
通常線路が複線だったら、帰りは降りたホームと反対のホームで待つのが普通じゃないのか？ここでは降り立ったホームに、反対行きの列車も止まる。
電光掲示板がしばらく理解できずも、みんなこちら側で待ってるし…
そうこうしていると、時間通りに電車到着。
でも、ぶつからないのだろうか！？

あまり冷房の効いていない車内で、寝汗かきかき、しばらくするとフィレンツェへ到着。

なんかフィレンツェは蒸し暑く感じる。人も多いし。。

という事で、ささっと本日もペルケノへ。

今日はcocomeroちゃん(スイカ）のグラニータは売り切れてないよね？
慣れた感じで店の奥まで進み確認する。

あぁ〜これが好きなんです。止められないんです。。

この日はディナーまで時間もあったので、定番のミケランジェロ広場へ。
古都に沈む夕日。なんとも穏やかな時間が過ぎて行く。

本日のディナーはTrattoria 4 Leoni。
（フィレンツェへ来たら定番の一軒）

1550年開業というフィレンツェでも超老舗のこちらは、ホテルからベッキオ橋を渡ったサンスピリト地区にある。

細い道を抜けるとポッカリと空いた小さな広場にある。
空き待ちの群衆かき分けて、予約していたテラス席へ。

まずは乾いた喉を潤すスプマンテをボトルで注文。
（その後グラスのプロセッコが２杯きたが、オーダー間違えた？と思いきや、周りの皆さんへも、どうやらサービス？）

そうこうしているとご当地泡ワイン、フレスコバルディ社BRUTが到着。
本格シャンパーニュ製法なのにお手頃という安旨スプマンテ。（ここでのお値段25euro。安っ！）

乾いた喉へかっっ〜と流し込む！

アンティパスト一皿目は、またまた定番のトスカーナ産生ハムのメロン添え。
メニューに見当たらなかったのでカメリエーラへ直接注文。

ちょっとメロンが固めだったが、美味しい〜！

プリモに悩んでいると、隣のご主人がこれが美味い！としつこくプッシュしてくるではないか、タレッジョチーズとアスパラガスの洋梨入りフィオケッティ。

実はメニューで見たときからちょっと気になっていたのでこちらと、手打ちパスタのピチを注文（となりの主人が気になって写真忘れました。）

セコンドは子牛のタリアータと、野菜のフリット盛り合わせ。
前回食べたポルチーニにフリットが激旨だったので頼みたかったが、まだ季節じゃないよ〜との事。

タレッジョチーズと洋梨入りフィオケッティのアスパラガスソースは新しい味。
こちらでは洋ナシと黒胡椒のジャムをペコリーノに合わせたりするので、違和感は無いのだろう。

ピチはちょっと柔らかすぎだった。

タリアータ デ マンゾは山盛りのルッコラと薄切り牛たたきが定番だが、ちょっと様子が違う。これはシェフが変わったか？

なんて思いつつも、美味しくペロリと完食。

最後に食後のカフェ×２を頼んで、本日のお会計91euro。

■Trattoria 4 Leoni
■Via Vellutini 1/R (Piazza della Passera), Florence Italy
■http://maps.google.co.jp/maps?q=Via+Vellutini+1%2FR+(Piazza+della+Passera),+Florence+Italy&hl=ja&ll=43.767195,11.250727&spn=0.001284,0.002446&z=19&iwloc=A&brcurrent=3,0x0:0x0,0

広場の向かいには罪な事にジェラテェリアが。。。

ほろ酔いで思考停止の我が身は、かってに店の中へとふら〜

フィレンツェ最後の夜もチョコとフランボワーズのダブルで〆る。

明日はのんびりショッピングを楽しんで、夕方からミラノへ移動。↓
http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/travelogue/10587077/