九州→中国地方経由→四国強行突破!　青春18きっぷの旅⑤香川歩きまくり観光編

2009/08/29 - 2009/09/06

前日、一緒にコンサートに行った友達は、仕事のため、この日の早朝の便で東京方面にとんぼ返り。　また今日から1人旅復活です!

この日は、自分でも驚くほど、よく歩きました!　人間の体力って果てしないな…と。　鬼が島として有名な女木島には船で行きましたが、それ以外は、ずーっと徒歩です!　この日の終わりの、達成感といったら!!　夕食のうどんが美味しかったです!

エリア 高松(香川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もココからThe 徒歩の旅(笑)スタートです。

高松駅前の信号機ですが、青いの初めて見ました。

午前中向かったのは、栗林公園♪　駅の近くで、案内板を見ると、「栗林公園→2400m」・・・。　2km以上・・・だよね?!　うーん、中途半端に遠いなぁ。　これが10kmとかなら確実にバス使うだろうけど、2kmなら歩けない距離ではない…。　えーい、歩いちゃえ!(私って本当に歩くの好きよね)　初めて通る道にワクワクするのと、知らない街なので、周りの景色そのものがとっても新鮮!　

四国は、小さいように見えて、実は大きいんですね!　高松からのこの距離!!＠ロ＠；　っていうか、こういう道路標識?に、100km以上の行き先が表示されてるのって珍しいな…って思ったのは私だけかしら。

途中見つけた、大きなビルに、"The 114th Bank"って書いてあってビックリ!　地方銀行って、こんな風に、数字が銀行名って結構多いですよね。　何かイミがあるのかしら?　日本で114番目に出来た銀行?　それにしても、百十四って凄いなぁ。

栗林公園までは、前日訪れた後楽園より、ちょっと遠かったかな。　結構歩いてやっと到着。　2日連続で別の日本庭園を訪れるなんて!　こういう魅力も少しずつ分かってきたってことかな。　

立派な松の木。

栗林公園は本当にキレイでした!　岡山の後楽園とは、また全然違う魅力というか。　

年間の維持費が3億円だそうです。　想像つかない＠口＠!!

入場の際、係りの人に、奥のほうに行けば行くほどキレイですよ!と言われたので、園内地図を片手に、大きな紫雲山を横目に園内をお散歩。　端っこにあった、栗林公園の中でも1番の見所と言われている、飛来峰からの眺めは本当に素晴らしかったです。　

昨日訪れた岡山の後楽園は、雪が降ったときの景色を次回は見たいなと思ったけど、この栗林公園は、断然秋がキレイだと思います!　次は是非紅葉のキレイな時期に来てみたい〜。

香川1日観光Dayを設けようと思ったとき、どこを観光しようかな〜と思って調べててちょっと気になったところが、この女木島(めぎじま)。　通称鬼が島だそうです。　桃太郎が鬼退治に向かった島とも呼ばれているそうです。　島の山の上に、ナゾの鬼の大洞窟もあるんですよ(笑)。　その言い伝えが本当なら、桃太郎さん、動物を連れて岡山から船でここまで来たのかな?　　

高松港から結構近いので、半日くらいあれば十分観光できるというのも、行って見たくなった理由の1つ。

写真は、高松港の辺りです。

出港ギリギリの時間に、切符を買いに行くと、ガイドブックには、高松港⇔女木島の往復フェリーは720円と書いてあったのに、カウンターでは、
「200円です」　
エッ??　Σ(￣◇￣*)
私、往復って言ったよね?　ってか、片道に間違われていても、それでも安すぎる!!　往復200円って、もしかして手漕ぎボートとかで自力で行くとかじゃないよね?…と混乱しながらもフェリーの切符を受け取ると、ちゃんと、高松港⇔女木島の往復になってるし。　あの立派な船に乗っちゃってOKなのかな?と思いながら近づくと（っていうか、周りには他の船なかったけど)、係員の男性が「ど〜ぞ〜!」と優しく案内してくれて、ドキドキしながらも乗船。

後から、キャンペーン中で安かった事を、ポスターで確認!　すっごく得した気分♪

20分くらいで無事に女木島に到着。

謎のモアイ像がお出迎え(笑)

せっかく女木島まで来たので、山の上にあるナゾの鬼の大洞窟も行って見たい!と思ったのですが、ココで私は間違った選択を…。

港から山頂の洞窟までは、バスルートと徒歩のルートがあります。　フェリーが予想以上に安かったんだから、バスに乗っちゃえば良かったのに、何を考えたのか、私はバスに乗らず、徒歩のルートを選んでしまったのです!　

地図に徒歩ルート(約3km)って書いてあるから、歩けないわけじゃないよね?!って思って…。　この日の午前中、既に栗林公園の往復もして5km歩いた後だったというのに、旅行中に、ウォーキングに目覚めてしまったようです、私 (´-ω-｀;)ゞ

後から考えてみたら、平らな道3kmと、山道3kmでは雲泥の差があるよね…って感じですよね(アホだな、私)!

所々にいる鬼の石像(何気に顔がカワイイ。　洞窟まであと○km!と方向を指さしてるの)を頼りにきちんと舗装された上り坂を1人黙々と歩く私・・・。　

最初は私の前後にも歩いてるカップルとかいたので、なぁんだ、徒歩ルートを使うのは私以外にもいるじゃん!と思ったのですが、途中気付いたら周りには誰におらず・・・。　ガーン ＠口＠；　彼らは、鬼の大洞窟じゃなくて、海水浴場を目指してたんだね!

汗だくになりながらも、あと少しで山頂の洞窟かな?…ってところで、"大洞窟への遊歩道"という階段を発見!

徒歩ルートには載ってないけど、どう見ても先に続く山道よりかは近道っぽい。　そこで、私は、この遊歩道を通ることに…、そして、3分後に大後悔！！！
　
山道に作られたその丸太の階段は、行けども行けども頂上が見えず！！　木がいっぱいだから、虫もブンブン飛んでて、私の顔の周りに群がってくるし〜(涙)。　あぁ、遊歩道じゃなくて、正規の道を気長に登れば良かったよ!と思いながら、下を見ても、相当登ってきちゃったみたいで階段の入り口ももう見えないので後戻りも出来ない!　途中で立ち止まって息切れしてると、虫がブンブン…。　うわーん〜!　

永遠に続くと思われた遊歩道の階段の上のほうで、人の声が聞こえたとき、私は☆神の声☆だと思いましたよ(大げさ)!　それにしても、途中から数えるのもイヤになっちゃった階段、本当にキツかった!　"遊歩道"じゃなくて、"苦歩道"にするべきよ!とか思っちゃった。　

頂上では、これまた怪しげな(笑)鬼の像がお出迎え。

もちろん、飾りなんですが、トイレには、鬼の金棒が!

女木島に観光に来た人たちは、港⇔山頂は全員がバスで移動していたので、バスが出発した直後に、私は山頂に到着したので、ナゾの鬼の大洞窟は、もちろん私1人しかいなかったので、貸切状態です。　

洞窟の中はひんやりしていて、ちょっと怖い…。　

鬼の宴の間や、牢屋跡には、怖い表情の鬼の人形が立ってるんだけど、この鬼が生き返って襲ってきても、洞窟に1人きりだから、怖い…などとまたワケ分からないことを考える私。　

誰もいないけど、せっかく死ぬ思いで山道を登って洞窟までたどり着いたので、記念写真を撮っておきたい!と思い、洞窟でセルフタイマーで写真を撮りました。　

あ、もちろん鬼とのツーショットで(笑)　

洞窟の中は、本当に涼しくて気持ちよかったんだけど、薄暗さと、時々色々な音がこだまして何か、雰囲気的に怖かったので(1人きりだったし)、10分くらいで出てきちゃった…。　

来るときの上り坂を歩きながら、帰りは絶対にバスにのってやる!と思ったけど、バスはフェリーの時間に合わせてしか出ていないので、誰もいない山の頂上であと1時間半待たなければならなくて、結局歩いて下山することに…。　

行きは汗だくで景色を見る余裕もなかったけど、山の上からの景色は、正に絶景!!　自力で登ったから、達成感もあって、景色がますますキレイに見えたのかも!

無事に山道を下って、何事もなかったようにフェリーで女木島を後にし、高松港へ♪　

この時、私の万歩計は29000歩を超えていました！！　

女木島の港の目の前にあった、鬼の資料館｢鬼の館｣に飾ってあった、鬼の絵。　これは、怖いのか?　怖くないのか?