2011/03/04 - 2011/03/06
146位(同エリア923件中)
さおりさん
思い立って初めての一人旅に出てみました。
二日目はこの旅の目的地、宗谷岬を目指します。
札幌〜稚内間の特急で暇すると思いきや、その車窓の素晴らしさに釘付けになりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- スカイマーク JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝8時前の特急に乗るため、7時からの朝食バイキングを急ぎ目に食べ、札幌駅へ。
このスーパー宗谷1号で日本のてっぺんまで連れて行ってもらいます。 -
行ってきます!
-
車両一番前の席を悠々と使わせてもらう。
出発してすぐからこんな景色が続きます。
一面の雪景色にひとりテンションあがりました 。 -
そりゃこんな風に囲んでもらわないと、座って待つなんてできないよね。
-
木も埋もれてます。
-
日本とは思えないー!この一面の雪景色。
-
北に行くほど読めない地名が増えてきます。
ちなみに「おといねっぷ」。 -
途中で野生のエゾシカ発見。
キツネもいたけど間に合わんかった。
シャッター押すのが間に合わなくて遠いけど、林の奥にいます。 -
南国育ちなので、どれだけ見ても飽きません。
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天塩川。
しばらく、この天塩川と一緒でした。 -
急に海にでる。
利尻富士(たぶん・・・)が見えた時はテンションさらに上がる。 -
「南稚内」に到着。最北端一歩前です。
稚内駅よりもこっちの方が市の中心のようです。
乗車している間、特急なので、通過してしまう駅のこういった駅名表示板を撮影するという遊びに夢中になってました。
電車がスピードを落とし始めたら「そろそろ来る!」と待ち構えて撮影。
この南稚内駅のひとつ前の「抜海駅」(映画やドラマの撮影に使われた、最北端の無人駅)が超上手く撮れたのに、間違って消してしまった時の悔しさといったら。。 -
乗車時間5時間。ついに最北端の駅へ。
暇するやろうなと思ってたけど、車窓に夢中で退屈どころか一睡もせず。 -
稚内駅舎を堪能したら、さっそくノシャップ岬行きのバスに乗る。
表示案内もロシア語が記載されてて、国境の近さを感じます。 -
終点のグラウンドみたいなところで降りる。
バスで時刻表を取ってノシャップ岬に向かって歩いてたら運転手さんが追いかけてくる
私、別の時刻表持って行ってたらしくわざわざ持ってきてくれ、
どの路線のに乗ればいいかまで教えてくれました
岬に向かうまでいろいろ食堂なんかあったけど、全部冬季休業中 -
最初の目的地、ノシャップ寒流水族館
アザラシとフウセンウオが見たかったん
入り口で400円を払って入場・・・したらそのシュールさにニヤニヤ
汚いプールにうじゃうじゃとアザラシが。。
私を発見するなり、一斉に飛び掛ってきました。獰猛やぁ。
アザラシはひとまず置いといて、中に入る。
もう、見せる気あるのか?ってくらいの汚さと暗さ
クリオネを見て、角曲がってすぐのとこにウミガメがいてビビる。「ゴゴゴゴ」とか言ってるからほんとお化け屋敷
やたらと展示されてる金魚を軽く流し
ドクターフィッシュがいる部屋で、アロワナを見る 。
ドクターフィッシュに角質食べさせてみたかったけど、子供が夢中やったので先へ進む -
回遊水槽という大きな水槽へ。。
オオカミウオとか幻の魚・イトウとかおどろおどろしい魚が汚く暗い水槽内をぐるぐるしてる。。 -
恐怖なんですけどぉ。。
-
そんな化け物水槽を過ぎたら、フウセンウオに対面
寒い海水にしか住んでなくって、この水族館が初めて飼育繁殖に成功したらしい
かわいい・・・ -
フウセンウオに癒された後、出口で待ち構えていたのが悲しいペンギン。
-
ペンギンの上には電気うなぎ。
またアザラシどものところへ。 -
オラオラと詰め寄ってくるアザラシに屈することなくシャッターを切る。
-
かわいい・・・
30分くらいですべて見終わったから、隣の青少年科学館も行こうかと思ったけど、なんとなく止めといた -
このノシャップ岬、半端なく風が強い。
ノシャップに限らず、稚内は風が強いので、風力発電の風車郡とかもあります。
とりあえず、ガイドとかに載ってる場所から撮影。 -
この灯台は日本で2番目に高いそう。
どこも閉まってるので、さっさと引き返すことに 。 -
バス停前に岬神社ってのがあったけど、雪深すぎて近づけず。
-
予定より1時間早く稚内駅に戻ってきたので、周辺を散策
おなかが減ったので、テレビでもよく出てるらしい「たからや」でラーメン。
塩ラーメンをいただく。ちっさな店内にお客は私一人。スープが透き通っててすんごくおいしかった。 -
空腹を満たして、北海道遺産の北防波堤ドームへ。
エンタシス状の柱がきれい。 -
次は港へ行ってみる。ここからロシアへ渡る国際フェリーが出てます。
-
電車でアホみたいに使ってたから、デジカメの電源が切れそうになり、ホテルへ。
軽く充電しながら休憩したら、最北端・宗谷岬へ向かいます。
バスターミナル前のスーパーで稚内牛乳と安売りしてた沖縄アセロラ味のチューハイを購入。
稚内牛乳、味が濃くて不思議な味でした。 -
バスに乗り込み、いよいよ出発。
乗客は私とおばあちゃんと途中から乗ってきた女の人の3名。
他2名が降りてしまったら、車内でちょこちょこ写真撮ってみたり。
風車群が見え始めると最北端も近い
この辺りからバスの中なのに寒くてたまらなくなり、不安になり始める。
ついにこの旅で目指してきた日本最北端の宗谷岬に到着 。
運転手さんに「帰りも乗るよね?」って確認をしてもらったので、おいて帰られることはなさそう。 -
バスを降りたとたん、強烈な風と寒さに迎えられる。
雪景色の中の最北端の碑、かっこいい!
最北端碑の裏のさらに最北端へ回って、その先にあるサハリンを見ようとするも曇ってるので見えず 。 -
はるか北を見つめる間宮林蔵。
-
宗谷岬とサハリン、大阪ー岡山間より近いんだって。
(これは別の場所で撮った写真ですが・・・) -
聞こえるのは吹き荒れる風と打ち寄せる荒い波の音だけ・・・
生命体の気配を感じられない・・・
ホントに「果て」なんだな
って最北端到達の感動にひたったのは一瞬。
ムリムリムリムリー!!
寒いー! -
強風に耐えられず年中無休で夜7時まで開いていると事前調査で調べてたお土産屋さんへ・・・
しまっとるー! 最北端到達証明書買えんかった -
当然他の店は冬季休業中。
とりあえずバスの待合所へ非難。
急に地吹雪が。。生きて帰れるのかすごく不安。 -
バスを待ってる間、待合所にある記念ノートみたいなんに私も爪跡を残しました。
一人旅の人めっちゃ多い。 -
バスが来るちょっと前に車で一人の男性が碑の前にやってきて記念撮影しだした。
私も撮ってもらいたいと急に思ったけど、バスにおいていかれるのが怖くて、待合所前から碑をバックに自分で撮影。
この逆立つ髪の毛から現場の雰囲気を感じてください。 -
定刻通りに命のバスが来て、なんとか生きて帰れた。
次の目的地・副港市場まで。
乗客が私一人になったとき、運転手さんが話しかけてきた。
ノシャップへ行ったとき時刻表持って来てくれた運転手さんやった。
「一人できたの?すごいね!」っていう運転手さんの言葉から「変人め!」っていう雰囲気を感じ取れました。 -
目的地のバス停で降りて、信号待ちしてたら後ろから「シバレテキタネー」っておばちゃんが話しかけてきた。
夜になって雪が凍り始めるのを「凍れる」って言うんだって。
福港市場につくとサハリン館というロシア民謡のアンサンブルステージもう始まってた。
音楽も素敵やったけど、踊りがとってもかわいかったです。 -
副港市場内にはこんな昭和な世界が広がってた。
ひととおり施設内を見学した後、ロシア料理を食べようかと思ったけど、その前にどうしても買いたいものがあったのでお土産屋さんへ。
すでにカーテンが閉まってた。。それを買わずにいられないので、他の店を探して稚内駅周辺まで帰ってみるけど、全部しまってる。 -
仕方ないので朝5時半から開いてるフェリー乗り場のお土産屋さんへ買いに行くことに。
また10分かけて引き返すのもめんどくなって、ロシア料理を諦め、
「ラーメンは北に来るほどうまい」と壁に書いてあるお店でいくら丼を食べる。
このお店に入るまで、一人で入れそうなお店をかなり探しました。。 -
もっと稚内の雰囲気を楽しみたかったけど、翌朝早いのでさっさとホテルに帰って温泉入りました。
ドーミーイン稚内というホテルなんやけど、屋上に露天温泉があります。
私が行ったとき、他に誰もいなくて貸切!
温泉つかったり、氷点下の雪が積もってる中歩き回って稚内駅を見下ろしたり1時間くらいいました。 -
お風呂上がったら、無料の夜鳴きそばを1階のレストランに食べに行こう思ってたけど、お腹いっぱいなのでやめた。
駅前のスーパーで特売されてた沖縄アセロラチューハイと前日飲み残してた北海道ガラナ(ノンアルコール)で晩酌。
翌朝に備えて早めに就寝 。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 横浜臨海公園さん 2011/07/14 07:25:41
- はじめまして
- さおりさま、はじめてメッセージを差し上げます。
道北の旅行記3部作を拝見させて頂きました。
昔むかしは宗谷本線に特急なんて走っておらず稚内まで急行で7時間かけて行ったものでした。
稚内駅前が再開発で昔の建物が次々と無くなっているそうですが、稚内駅に着くと地の果てに来たと云う実感は今でも変わらないと思います。
横浜臨海公園
- さおりさん からの返信 2011/07/14 22:49:59
- RE: はじめまして
- 横浜臨海公園さま、メッセージありがとうございます。
私が稚内駅に着いた時は、ちょうど駅の建替え工事をしている時でしたが、
到着した時の「ついに果てまで来た!」という達成感を味わえました。
7時間かけて到着したら、なおさら果てに来た感動が増しそうですね!
いつか各停でも行ってみたいなと思いました。
- 横浜臨海公園さん からの返信 2011/07/14 23:27:32
- 拝復
- さおりさま、こんばんは。
小生が初めて宗谷本線に乗車した昭和50年当時、急行天北号に乗車したのは12月中旬だったにも拘らず、グリーン車、普通車全て満席で、普通車は札幌から名寄まで立ち客もおりました。
今と違ってビジネスマンの利用が多く、客層もはるかに良かったと思います。
稚内に着いた時に、あの猛風と想像以上の寒さに呆気にとられたものでした。
横浜臨海公園
- さおりさん からの返信 2011/07/18 23:32:13
- RE: 拝復
- 横浜臨海公園さま、こんばんは。
「風が強い」ということは聞いていましたが、実際、あんなに強いと思っていませんでした。
3月の頭というのに、あれほどの積雪と寒さは本州に住んでいる人間としてはかなり貴重な体験でした。
そんなに満員になるなんて、やっぱり本数の少なさもあるんでしょうか。
札幌〜名寄間も結構かかった記憶があるのですが、立ちっぱなしは大変ですね。
- 横浜臨海公園さん からの返信 2011/07/21 00:46:11
- 再拝復
- さおりさま、こんばんは。
重ね重ねメッセージを賜りまして誠に有難うございます。
昭和50年当時、急行宗谷号は札幌-名寄間を12両編成で走っておりましたが、それでも自由席からはみ出した客が指定席通路まで目一杯だったのを記憶しております。
当時は高速道路も無く冬季の道路事情では鉄道しか移動手段が無かったと云うべきだったのでしょう。
横浜臨海公園
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