ネパール(3)懸崖スワヤンブナート

2011/05/03 - 2011/05/08

丘の上から夕焼け色のカトマンズでも、と軽い気持ちで向かったスワヤンブナート。甘すぎた。

穏やかな古都バクタプルから一転、絶壁の如く迫り来る険しい階段をえっちらおっちら登る登る、どこまでも。涼しげに戯れるのはお山の主のお猿さんたちだけ。過酷な試練は全て〆のビールのため…で良かったですか、お釈迦様？

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バクタプルからカトマンズに戻り一路スワヤンブナートに

行く手を阻むのはのびのびフリーダムに路上生活を営むウシさま
クラクションも完全無視

スワヤンブナートの参道まではタメル界隈からタクシーで10分弱

いきなり階段
前半戦は緩やかだけれども…

半分ほどは登ったか？と見上げればまだまだ先は見えず　
しかも容赦なく過酷さを増す傾斜っぷり

中腹で途方に暮れて休んでいたら背後に気配が

スワヤンブナートは別名モンキーテンプル（タクシーでも行き先は「モンキーテンプル」でＯＫ）

参拝者を襲う説もあったもののこの日遭遇したお猿たちは基本的に大半が人間完全無視

お猿さんなりに参拝中

ようやく彼方に見えてきたブッダの眼差し

階段ラストスパートが鋭角すぎてクラクラ

山頂の仏塔をゆっくり参詣する余力なく暫し眼下に広がるカトマンズを一望しつつゼェゼェ

階段を登りつめた場所で迎えてくれるのは巨大な黄金色の杖

ネパール最古の寺院スワヤンブナート

ボダナートに比べれば遥かに規模は小さいものの過酷な傾斜を登り詰めた人々が熱心にお祈りを

ここでは祈る人々もゆっくりのんびり

ボダナートの周囲ってば洗濯機の渦みたいにスイスイ人が回ってるもんだから対照的

みんなが時計回りに歩きながら回してくマニ車

ズラリ小さな仏塔

打楽器群の音に導かれ覗いてみれば仏塔脇の僧院でお食事前のお祈り中

邪魔をしなければ周囲にござを敷いて見学可と

行きの階段と反対側へ下るとネパール人たちも興味深く見守る輪の中にお猿専用プール

木々からダイブする方
紐を器用に駆け上る方
仲間に押され落ちる方

何かを超越した目線

元きたえげつない階段は見下ろすだけで転げ落ちそうで断念
西側の緩やかな階段とぐるぐる坂道で遠回りしつつのんびり下りました

汗をかいて全身ガクガクくたびれ果てたら爽快ビールの時間

エベレストよりゴルカの方が爽やかさっぱり風味で初夏向きかと

ネパールの餃子モモは「蒸す」「焼く」「スープ入り」「揚げる」など食べ方多様ですが一番フィットしたのは「Kothey（蒸してから焼いた感じ？）」

散々歩き回った一日の締めくくりに美味しいビールと郷土料理
極楽極楽ダンニャバードお釈迦様

この旅行記へのコメント （2）

• Yattokame!さん 2011/06/01 02:47:13

  わたしでは無理

  DONさん
  
  こんばんは。
  
  スワヤンブナート、行かれましたか。すっごい階段。疲れたと言って階段の途中で休憩していると、猿に囲まれて餌食にされそうですし（お菓子盗まれたりとか）、なかなか根性いる観光地ですね。最後の階段の傾斜もとどめを刺すという感じで、容赦なさそう。軟弱な私は、階段見た瞬間にあきらめそうです（去年行った時は王宮の回りで祭りを見ることに時間を費やしたので、スワヤンブナートには行きませんでした）。
  
  Yattokame!
  

  DONさん からの返信 2011/06/01 11:14:28

  RE: わたしでは無理

  Yattokameさん
  
  ナマスカール。後ろを振り返ったら転げ落ちそうな怖さがあり、ひたすら黙々と這い上がりましたｗ
  
  王宮、行ってみたかったんですが、街中だしいつでも行けると思ってる内に結局いけず仕舞いでした…でも秋のお祭りとは別の山車で盛大に盛り上がってる所にパタンで遭遇したのでまた別の旅行記で！
  
  DON