2011/03/11 - 2011/03/11
207位(同エリア262件中)
ソフィさん
2011年3月11日(金)
長江壱号の一階のダイニングルームでの昼食を終えて、また船内の探索を続ける。
エレベーターで四階まで上り、階段で五階に出てみた。
五階はオープンデッキで、椅子ブランコなどを備え、ゆっくり景色を見るには最高の環境だ。
しかし広さの半分くらいには屋根があり、小さなトレーニングルーム、二十人ほども入ることの出来そうなかなり広い茶室、立派な皮張りのソファを備えた喫煙室などになっている。
人の気はどこにもなかったが、喫煙室のソファでゆっくりしていると、どこからか若者が現われて「コンニチハ」と声を掛けて来た。
彼は新疆ウイグル自治区のウルムチの大学を出て、長江壱号を経営する会社に就職し、今回が初のクルーズ乗船と言う。
ウルムチは中国でも一番奥にあるところと思っていたので、ビックリする。
重慶からウルムチまでの距離は、大阪までの距離に近いのだ。
英語がソコソコ話せて、私に興味を覚えたらしく、盛んに話しかけて来る。
日本人と話すのは、生れて初めての経験らしい。
とても人懐っこく、新人らしく下ろしたてコンバース・オールスターの真新しさが、初々しさを強調している。
彼はこれから経験を重ねながら、世界に雄飛しようとする夢に満ちている。
遥か重慶までやって来て長江を下ろうとする私の人生・社会経験に興味を持ち、これまでの経験を語ると、目を丸くして尊敬の意を表してくれた。
船で色々な人と接しながら、自分の人生設計を考えている。
私は彼と話しながら、その若さをシッカリ貰う。
やがて彼の上司らしい黒い蝶ネクタイを締めた男がやって来て、話に加わる。
私のカメラに興味があり、操作を教えると夢中になっている。
喫煙室から出て、大きな茶室に入る。
誰もいなかったが、大声で「コンニチハ」と言ったら、奥から可愛い娘が現われた。
「何かサービスしましょうか」、彼女も片言の英語が通じる。
彼女はこの船では中国茶道の先生で、乗客相手にレクチャーもやる予定らしい。
ガラス瓶に彩りに満ちた各種の茶が入っていて、どれでも3元。
「一番中国風のものが欲しい」
と答えると、ウーロン茶を選んでくれる。
彼女は手前を見せながら、何かと話してくれる。
愛人が武漢に暮らしていて、今度寄港するときに会う約束があるようだ。
写真は「ソフィさんの旅行記」http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
(2011.4.9 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソフィさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
5