2007/11/03 - 2007/11/03
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ドクターキムルさん
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遠州森の祭りは三島神社の祭礼で、祭りの行列は獅子舞と台車引きの神輿を先頭に、三島神社を出発して、町内を曳き廻された屋台と供に夕刻前に金守神社に入った。祭りのお囃子が聞こえ、稚児行列は目を引いた。烏帽子に水色の帷子姿の男舞の舞児、頭に飾りを着け緑の装束に朱の袴姿の舞児、髪飾りを着け白装束に朱の袴姿の舞児、さらに烏帽子姿の男の子(稚児)と髪飾りを着け朱の袴姿の女の子(稚児)が続く。祭り行列の先を行く舞児や稚児の行列風景は艶やかな祭り情緒がある。
一方、後に続く二輪屋台を引く法被姿の行列は森の喧嘩まつりとも呼ばれており、行列の前と後では対照的に見え、全く違った雰囲気である。二輪屋台は遠州地方に多く見られ、漆塗りの屋台が多いことも特徴であるとされるが、実際に目にした屋台は鉄パイプ製で平成になってから造られたものばかりであった。それまでの古い屋台は売り払ったのだという。何やら、リヤカーを大きくした感じであろうか。二輪屋台で鉄パイプ製、その上に森の喧嘩まつりというから、大きな車輪を手子にして波のように屋台を大きく煽るのかと思ったが、それはやらないのだという。森の喧嘩まつりと呼ばれるのは文字通りに暴力沙汰があったことから付いたようだ。そのために、幕末からしばしばお上や警察当局により中止や中止勧告がなされてきている。神社の祭礼で喧嘩では神社の神さまに申し訳がないというものだ。
二輪屋台では法被姿の女の子や男の子を多く見かけたが、小さい頃には稚児行列に参加したのであろうか。
二輪屋台は遠州地方に多く見られるとされるが、江戸の天下祭り祭車も二輪であり、かろうじて川越に残る屋台には前輪が付けられて三輪になっている。また、新潟県村上市ではおしゃぎりと呼ばれる二輪屋台が村上大祭、瀬波大祭、岩船大祭では曳き廻される。江戸の祭車がなくなり、二輪屋台はここ遠州地方と新潟県村上市内の祭りでしか見られないようだ。その上、絢爛豪華な漆塗りの屋台も森町では少なくなって来ているようで寂しい限りだ。
(表紙写真は舞児の髪飾り)
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社社殿から神輿が出る。
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三嶋神社の神輿。
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三嶋神社の神輿。
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獅子舞。
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獅子舞。
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獅子舞。
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獅子舞。
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獅子舞。
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鳥居を潜って神職がお出ましだ。後に獅子舞が続く。
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獅子舞が続く。
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舞児も続く。
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後に続く玉ぐしと傘。
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舞児が続く。
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舞児が続く。
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舞児が続く。
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舞児が続く。
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舞児が続く。
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舞児が続く。
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三嶋神社の神輿。
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三嶋神社の神輿。
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三嶋神社の神輿。
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神輿に鳳凰を取り付ける。
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神輿に鳳凰を取り付ける。
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神輿に鳳凰を取り付ける。
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神輿に鳳凰を取り付ける。
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神輿に鳳凰が付いた。
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出発を待つ三嶋神社の神輿。
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出発を待つ三嶋神社の神輿。
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出発を待つ三嶋神社の神輿。
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出発していく三嶋神社の神輿。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。
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舞児。行列が始まる。
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舞児。行列が動き始める。
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舞児。行列が動き始める。
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舞児。行列が動き始める。
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舞児。行列が動き始める。
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行列に続く舞児。
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行列に続く舞児。
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