2010/02/20 - 2010/02/25
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pedaruさん
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アンコールワットは東南アジアで最大級の石像伽藍であり、世界で屈指の大寺院である。
クメール人はアンコールの地に初めて寺院と都を作り、300数十年後にアンコールワットを造り上げた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空 ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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暗い夜空の下、アンコールワットに向かう。星が出ています。
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門をくぐると、うっすらと明るい空の下、とうもろこしのような塔のシルエットが浮かび上がります。大勢の人々がカメラを手に待ち構えています。
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池の方まで歩いていくと、案の定、塔が水面に映っています。
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蓮の葉が浮かぶ水面に5基の塔が映ります。空は刻々と変化します。何枚も写真を撮る。
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池の周りにはプラスチックの椅子が用意されて、各国の人々が日の出をみまもります。
前の椅子の若者(ポーランド人)が、わたしに「ニーハオ」と声を掛けてきました。 -
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朝日が昇り始めました。
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カンボジアで普及している乗り物は、バスではなくバイクで引っぱるリヤカーに屋根のついたもので、覆いは無く風を受けて走る。常夏のカンボジアならではの乗り物です。速度は30から40kmくらいで、バスが追い抜いていきます。
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ホテルに戻ってから、バスで80kmの距離、ベンメリアというところに向かいます。
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車窓からの風景。林の中に別荘のような家々が見えます。広い敷地にバナナやココナッツヤシの木が散在して白い牛がのんびり草を食んでいます。
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ベンメリアに着きました。
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大木です。
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崩れています。尋常ではない崩れ方、これも観光の目玉でしょうか。
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感動的な崩れ方です。
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そろばん珠のような格子?
この隙間からゴルゴサーティンがライフルを撃っていましたねぇ。 -
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きれいに整った寺院よりも、この廃墟感が好きな人も大勢いるかも。
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アンコールワット。いよいよメインの観光。入り口付近で老人が座り込み、足元には空のペットボトルが集められている。これを売って生活しているのだろう。 その向かい側には5歳くらいの裸足の女の子が(裸足が普通)悲しそうな眼差しで見上げている。足元には2このペットボトル。通り過ぎた。戻って何かしてあげたいという気持ちがあったがやりすごした。帰りには、是非、と思った。
しかし、帰りは反対側にバスが来ていた。今も忘れられない、あの眼差し、何もしてあげられなかった自分の不甲斐なさ。 -
内戦時代の弾の跡。
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門のような建物を抜けると、続いて石の参道。強い日差しの中を歩きます。前方にとうもろこしの様な3つの塔が見えます。
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堂内にいた何処から見ても偽者くさい修行僧。ひたっている様子が滑稽に見えました。
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今でも信仰は生きています。土地の人たちにとっては大切なところ。敬意をはらって見学させてもらいます。
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柱に朱の跡があります。建設時の華やかさが想像されます。
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この石柱のひとつに墨で書いた日本人のらくがき、祇園精舎と信じた江戸時代の日本人が書いたという。
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中央の塔に登るには人数制限があり、延々と猛暑の中、汗をふきふき皆並んでいます。 やがて、ようやく次の番に来ました。
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と思ったら、私の後ろにフランス人の5人のグループが割り込んできました。
信じられない、「入るんじゃねえ、後ろに並べ。」英語で言いたかったが、得意じゃないので、日本語で言った。彼らは平気な顔で、笑ったり喋ったりしている。 何処にもいるさ、こんな連中は。
カンボジアを侵略したフランスの歴史を思ってしまった。 -
腹がたったが、登ることに気が移り、怒りは消えてしまいました。
何年か前は、前の写真の階段を登ったらしいが、いまは、手すりの付いた木の階段になっています。それでも急ですよ。 -
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塔のなかは、回廊になっていて周囲が見渡せます。一面の森、これもすばらしい。ずっと森。しかもずっと平野。山は見えません。
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代表的なレリーフ。
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階段を降りるのも怖い。
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第一回廊のレリーフ。
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王を蓮台に乗せて大勢の人々が行進したり、武器を持って進む、象を連れて戦う兵士などなど、細密な彫刻です。
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合計760mに及ぶ第一回廊、内壁面は約8mの高さがあり、インドの叙事詩マハーバータラ、偉大な王の歴史回廊、天国と地獄、天地創世の乳海攪拌、阿修羅にたいするヴィシュヌ神の勝利などなどの英雄たちの物語が展開します。
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アンコールワットを後にする。きれいな夕日です。
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オールドマーケットという雑多な物を売るマーケットに案内されます。キチンとした建物の店もあれば、木造のトタン屋根の店など。
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アクセサリーを売っている店。シルバーの白蝶貝のペンダントを21ドルから11ドルに負けて貰って購入する。
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いろんな野菜を売っています。
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米が驚くほどの安い値段で売っています。地元の青年がバイクに乗って買いにきました。 良いほうの米で1kg0.75ドルでした。
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この旅行記へのコメント (10)
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- trat baldさん 2018/01/02 06:39:13
- 非常に興味深い記事文。
- 写真のアングル切り口も多くの皆さんと微妙に違うけど視点が違うから感想が変わってくるには致し方はないでしょう、観光の一切無いアジアの田舎に嵌ると危険ですよ(^o^)僕みたいになっちゃう!
Ps.先々回からの宿題がやっと形作る事ができました、本来はクチコミだけど収まりきれないから旅行記に仕上げるために最終の詰めを今からします。
- pedaruさん からの返信 2018/01/03 06:26:03
- RE: 非常に興味深い記事文。
- trat baldさん おはようございます。
アンコールワット旅行記をご覧下しましてありがとうございます。旅行記の中で、割り込みのフランス人のグループには腹が立ちましたが、前に入られても平気な顔をしている人たちを見て、ここは喧嘩をしない方が得だな、と怒りをこらえました。
そのすぐあと、休んでいるとき、隣に座っていた婦人と気持ちよくお話ししましたが、これがフランス人でした。同じ国の人でも、人それぞれですね。いけないことをすると、○○人は悪いと、レッテルをはられてしまいますので気を付けたいですね。
先ほどトラートの交通案内を見せてもらいましたが、英語は通じない、タイ語だけ,では最初から無理だなと思いましたが、ここを訪れたい人にとっては力強い味方になる情報です。
日本の案内本には絶対ないでしょうから・・
>アジアを旅する人達が漏らす不満の一つがタクシーに関するものだと感じます、無言で乗って無言で降りる、料金は定額なら問題は起きないでしょう、お叱りを受けるでしょうが私見を申せば日本ですらタクシー運転手が親切で外国語が堪能で法を守る人は稀でしょう、言わんや貧困に喘ぐアジアの人達に何を求めましょうか?生命に危険が無い限り仏様になった気分で施しましょう(^o^)
このご意見最もだと思います。目からうろこです。
pedaru
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- mitsuhiroさん 2011/09/29 08:32:55
- アンコールワット行きたい
- アンコールワットの遺跡はやはりどうしても行きたい遺跡の一つです。そんな場所の写真を楽しく拝見しました。
pedaruさんの旅行記は多岐にわたっていて、とても楽しいですね。これからも素晴らしい旅行記をよろしくお願いします。
mitsuhiro
- pedaruさん からの返信 2011/09/30 20:24:08
- RE: アンコールワット行きたい
- mitsuhiroさん こんばんは
アンコールワットまで見ていただきありがとうございます。
旅行会社のツアーでしたので、そつなく、無駄なく回れました。これが個人旅行だったら、大変なエネルギーを使いそうです。おもしろいぶんね。
一番感じたのは、カンボジアの貧しさとやりきれない悲しい過去のできごとですね。私たちは、偶然日本という国に生まれた幸せを思わずにはいられません。
原発のことなど、幸せとばかりは言ってられませんけどね。
また見せてもらいます。
pedaru
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- hirokoさん 2011/07/24 23:33:16
- 投票ありがとうございます♪
- はじめまして♪
私の旅行記に投票頂きましてありがとうございます!
アンコールワット今私が一番行きたい場所です。
朝日の昇るアンコールワット素敵ですね。
ベンメリアも行きたいのでとても参考になりました。
今後も少しづつアップしていくので宜しくお願いします。
- pedaruさん からの返信 2011/07/25 07:32:32
- RE: 投票ありがとうございます♪
- はじめまして
お便り(と言っていいのかな?) ありがとうございます。
ブーケットの旅行記とっても楽しそうでしたね。とくにあの大きな女性?には笑えました。 次の旅行記を期待してます。
pedaru
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- 天星さん 2011/06/03 20:22:33
- ターゲットは
- こんばんわ
ヒットマン、ゴルゴ様が
命...ではなくて
何をターゲットにしてたのでしょう!
そのフィーリングとてもナイスです〜
おじゃましました!
天☆
- pedaruさん からの返信 2011/06/04 06:50:18
- RE: ターゲットは
- ゴルゴサーティーンに反応してくれる人がいて嬉しいです。
ゴルゴは何時までも若いですね。 彼よりやや若いときから読者になり、いまやとっくに、追い越してしまいました。
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- jasumineさん 2011/04/16 11:21:41
- 懐かしかったです
- pedaruさん はじめまして。
投票ありがとうございました。
アンコール遺跡の写真楽しませていただきました。
以前、プノンペンに住んでいましたので、プサー(市場)の風景とかとても懐かしいです。
アンコールワットもベンメリアへも行きました。
ベンメリアの手付かず状態の遺跡が気に入っています。
最近はベンメリアの地雷もほとんど除去され安全になりましたね。
私が行った頃は、まだ「ここから先は地雷の畑です」と言われていました。
遺跡の石垣にくっついて地雷マークが立てられていましたし、「これって除去出来るの?」と思っていました。
近年それも除去されたようです。
アンコールワットも何度行ってもすてきですね。
朝日に浮かぶアンコールワットが大好きです。
カンボジアは今でも大好きで毎年一度は訪れています。
これからもよろしくお願いします。
jasumineより
- pedaruさん からの返信 2011/04/17 06:18:38
- RE: 懐かしかったです
- はじめまして
お便り ありがとうございます。駆け足ツアーですので、ほとんど遺跡しか見ていませんが、現地案内の青年からカンボジアの様子を聞きました。
内戦時代の事など心痛む話でした。そのことが今の貧しさに繋がっているのだと感じました。
jasumineさんのカンボジアの花シリーズで私が知りたかった果物の名前が分かりました。遺跡の国とばかり思っていましたが、花の国だったんですね。
jasumineさんの旅行記を見なければ、きっと一生知らなかっただろうと思うカンボジアの花達、ラッキーです。
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