【TRAVEL】DAY4　冬のウィーンへ

2011/02/19 - 2011/02/24

久しぶりにウィーンへ。
気温マイナス10℃とすごく寒かったけど、
美術館巡りやオペラ鑑賞など
充実した4泊6日の旅行となりました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

こんばんは。
今回はウィーン滞在4日目の旅レポとなります。
ウィーンでまる1日過ごせるのも今日が最後。

朝は割りと早めに起床。
理由はカフェに行きたいから。
今日もトラムでオペラ座まで行きます。
ちなみに、ホテル前からオペラ座前までトラムで10分くらいでした。
ウィーンは小さい街です。

オペラ座前にはレンタルサイクルが並んでました。
パリのとはちょっとデザインが違いますね。

向かったカフェはザッハーです。9時半くらいかな。

日中や夜は混んでいるので早朝が狙い目。
案の定、ほとんどお客さんがいませんでした。
メランジェのみです。ザッハートルテはパス。以前来たときに食してるので。

その後、トラムを乗り換え、ベルヴェデーレ宮殿へ。
ここはトルコ軍からウィーンを救った英雄オイゲン公の夏の離宮です。


今回はこちらの上宮のみにしました。
上宮内部は19〜20世紀のオーストリア絵画を展示した美術館になっており、クリムトのコレクションは世界最大です。もちろん、代表作『接吻』を観てきました。その他には、シーレやココシュカ、マカルトなど。そういえば、セガンティーニもありました。

上宮から緩やかな斜面の庭園で続く下宮越しに見えるウィーン市内の眺望は、まさにベルヴェデーレ（美しい眺め）でした。

南側からの宮殿もなかなか素敵です。

お昼は正門前のレストランで。
メニューを見ていたら、なんだか知らないうちに中に連行されてました（笑）
まあ、いいか。

食後、トラムで移動し、リヒテンシュタイン美術館へ。
オーストリアとスイスに挟まれたリヒテンシュタイン公国の宮殿なのですが、同公爵家の膨大なコレクションから代表的な作品が展示されています。ルーベンスとかヴァン・ダイクとか。図書館も落ち着いていて良かった。個人的にはプルンクザールよりもこっちのほうが好きだな。

美術館自体も住宅街にあり、落ち着いていて居心地が良かったです。

でも！観たかったルーベンスの「クララ・セレナ・ルーベンスの肖像」はどこかに出張中だったらしく、観れなかったー。残念。なので、ポストカードを買ってきました（右端）

今度はリンク沿いの建物を見てみましょう。
まずは市庁舎。
ネオゴシック様式で1872〜73年にフランツフォンシュミット設計で建設。
この季節はアイスリンクが設営されています。

市庁舎の向かいはブルク劇場。

ネオバロック様式の壮麗な建物は1888年に完成。
ドイツ語圏はもちろん、ヨーロッパの演劇界でも最高レベルの劇場だそうです。

少し歩くと国会議事堂があります。

ギリシアの古典様式で1883年完成。
神殿のような列柱の前に立つのは、英知をつかさどるアテナ女神像です。

あー。のど乾いた。というわけで、地下鉄に乗ってカフェ・ツェントラルへ。

ぼけちゃってますが、雰囲気伝わりますかね。
フェルステル宮殿の中にあるカフェです。

ここではアインシュペナー（ウィンナーコーヒー）とオーストリアを代表するスイーツ、アプフェルシュトゥルーデルを食しました。あんまり甘くなくて、りんごの瑞々しさを生かした美味しいケーキでしたよ。

さて、また歩いてカロリーを消費しよう。
というわけで、エンゲル薬局に来てみた。少し迷った（笑）
16世紀創業の薬局です。壁に描かれた天使像が美しいですね。

そこから少し歩くと、ペーター教会。

その先にはシュテファン寺院。
ウィーンは小さい街なんです。しかも、主な見所はぎゅっと中心部に集まってます。

オペラ座の方向へ戻り、リンクを出て少し歩くと、金色のキャベツが輝くセセッション。
ウィーンの芸術家グループ「分離派」が自ら築いた、ユーゲンシュティール（アール・ヌーヴォー）の至宝といわれる展示館です。ここではクリムトの連作壁画「ベートーヴェンフリース」が観れます。

この近くにはオットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツがあります。

その後、楽友協会に正規チケットを受け取りに行きました。

天使がギターを弾いてました（笑）

夜、スーツに着替えて再度楽友協会へ。

良い雰囲気です。聴いたのは、メゾ・ソプラノとチェロとピアノのトリオ。
観客は割りとカジュアルな感じでした。会社帰りに立ち寄る、みたいな。
さすが、音楽の都ですね。音楽が生活の一部になってる感じ。

この日は22時過ぎにはホテルに帰還。
明日のチェックアウトに備え、荷物を整理しました。
あー、楽しかったな♪

■まとめ
・ザッハーは絶対早朝がオススメです。空いてます。
・楽友協会のコンサートもオススメ。音楽の都ウィーンを体感できますよ。