【TRAVEL】DAY3　冬のウィーンへ

2011/02/19 - 2011/02/24

久しぶりにウィーンへ。
気温マイナス10℃とすごく寒かったけど、
美術館巡りやオペラ鑑賞など
充実した4泊6日の旅行となりました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーン滞在3日目の旅レポとなります。

今日はウィーン南西部に建つシェーンブルン宮殿へ向かいます。
まずはトラムでオペラ座前まで移動し、そこから地下鉄に乗り換えます。

カールスプラッツ駅から20分くらいでシェーンブルン駅到着。
で、あいかわらず、迷います（笑）　20分くらい。出口を間違えたらしいです。

やっとたどり着いた時には身体が凍ってました。。。

なので、速攻で入り口左手にあるカフェに入り、メランジェで温まります。
そういえば、ミラノやパリではチップは渡さなかったけど、ウィーンではなんとなくチップを渡してました。周りの人たちもそんな様子だったので。

しっかり温まったので、昨日買っておいたシシィチケットを使い、いざ宮殿内部へ。
ここも撮影はＮＧです。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の執務室やエリーザベト皇后のサロン、マリー・アントワネットの部屋など約40の部屋を鑑賞できました。ただし、大ギャラリーは2012年末まで修復中です。
とはいえ、マリア・テレジアの末娘マリー・アントワネットは15歳でフランスに嫁ぐまでこの宮殿で育ち、6歳のモーツァルトが女帝の前で演奏を披露し、マリー・アントワネットに求婚したという逸話の残る場所ですので、色々妄想しながら鑑賞するのはとても楽しかったです。
ちなみに、『会議は踊る』で有名なウィーン会議もここが舞台となりましたし、ハプスブルク家最後の皇帝カール1世はここで1918年に退位文書に署名しました（翌日宮殿はオーストリア共和国のものとなりました）

1時間くらいかけて鑑賞した後は庭園へ。

興奮したのか、大学生たちが走ってました（笑）

ここはとにかく広い。。。

宮殿から遠く丘の上に見えるグロリエッテまでは直線距離で800メートルくらいです。
クネクネ道をいくので往復2キロくらいですかね。えぇ、行きましたよ。疲れた。。。
グロリエッテにはカフェがありますが、坂道を歩いたおかげで寒くはなく、寄らずに帰ってきました。

シェーンブルン宮殿を後にし、市内へ戻ってきました。
お昼前なのでランチを取ろう。
もちろん、適当に歩いて探します。

入ったのはこのレストラン。地元の人たちばかりの様子でした。
スープ、サラダ、シュニッツェル（カツレツ）、ザッハートルテ、飲み物と頂き、チップ込みで20ユーロでした。サラダとシュニッツェルは量が多すぎて食べきれなかった。。。

食後の運動にふらふら歩くとアンカー時計がありました。
正午になると人形が動き出す華麗な仕掛け時計です。

そのあと、市バスでアルベルティーナ美術館へ。
ここも撮影ＮＧ。ロイ・リキテンスタイン展や青騎士展などが開催されており、結構混んでいました。

鑑賞後、オペラ座でEチケットを正規チケットにしてもらいます。
モーツァルト『フィガロの結婚』です。
ここで一度ホテルへ戻り、着替えることにしました。

ただ、ちょっと時間が早かったので、ホテル付近を散策。

郵便貯金局。ウィーンの世紀末を代表する建築家オットー・ヴァーグナーの設計により、1912年に完成。石板をアルミニウムのボルトが固定している圧倒的な迫力の外観です。

リンクを挟んだ向かいには、オーストリア応用美術博物館。
渋赤い建物が綺麗ですね。

夜、無難にブラックのスーツを着て、ネクタイして、いよいよオペラ座へ。
ちょっとした非日常空間です。

客の入りは満員の様子でした。

『フィガロの結婚』は4幕構成なので、途中で休憩が入ります。
みんな興奮した状態でロビーへ向かい、ワインなどを飲んでます。
結構な混み具合。

僕もワインを頂きました。なんだか、すごく美味しい白ワインだった。

閉幕は22時30分くらい。カーテンコールが何度も何度も繰り返され、出演者も観客も興奮状態でした！あー、すっごく楽しかった！面白かった！また、ここでオペラを鑑賞したいなと思いました。

とはいえ、外に出たとたん、あまりの寒さに興奮も冷めてしまったのですけどね（笑）

■まとめ
・ウィーンに行くなら、是非オペラ鑑賞を！