2008/05/04 - 2008/05/04
1006位(同エリア2169件中)
muccさん
ゴールデンウイークの4連休を利用して、鳥取・島根・山口(そして少々福岡・門司港)に行ってきました!
鳥取では境港の水木しげるロードへ。
島根では松江と出雲大社に。
山口では萩と角島・下関を観光しました!
全て車での移動だったので、なかなか長距離ドライブになり大変でしたが、とても楽しい旅行になりました!
2日目はまず出雲大社へ。
連休中の出雲大社はびっくりするほど混んでいました!
参拝を済ませた後は、奉納山公園や出雲阿国の墓を見て、稲佐の浜までぶらぶら散策。
最後に旧大社駅に寄ったあと、今日の宿のある山口の萩へ向かいました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
安来の旅館を出て出雲へ出発!
途中まではスイスイ進んでいましたが、出雲大社に近づくと途端に大渋滞に…。
だいぶ離れた所にどうにか駐車場を見つけ、歩いて出雲大社に向かいました。
写真は途中で見かけた出雲ドーム。 -
出雲大社近くで見つけたマンホール。 -
神門通りの宇迦橋のたもとに、巨大な白い鳥居が見えてきました!
出雲大社のこの大鳥居は鉄筋コンクリート製で、高さは23.5mあるそうです。 -
鳥居に付けられた額面。
額面は畳6畳分の大きさなんだとか!
ちなみに一般的には「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式には「いずもおおやしろ」と読むそうです。
【出雲大社】
島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100
6:00〜20:00
URL http://www.izumooyashiro. -
出雲大社の門前町である神門通り。
松並木が続き、お土産物屋さんや飲食店などが立ち並んでいます。 -
一畑電車大社線の出雲大社前駅。
ステンドグラスの窓がはめこまれた独特のデザインの駅舎です。
1996年(平成8年)に国の登録有形文化財建造物として登録されたそうです。 -
参道入口の大鳥居に到着!
ここから本殿まで、松並木の参道が続いています。 -
この時の出雲大社は「平成の大遷宮」の真っ最中。
昭和28年に行われた前回の御遷宮から50年程経ち、痛みが激しくなった本殿を修理しています。
仮殿遷座を平成20年、本殿遷座を平成25年に予定しているそうです。
そのため、この日は仮殿(拝殿)にお参りするかたちになりました。 -
出雲大社の社殿が見えてきました!
社殿の手前に建つ銅の鳥居は、寛文6年(1666)に長州藩第3代藩主・毛利綱広が寄進したそうです。 -
出雲大社は斉明5年(659)に造営されたと言われている古社。
『古事記』『日本書紀』『出雲国風土記』などの日本神話によれば、大国主神が天津神に国譲りを行う際、その代償として、天孫が住むのと同じくらい大きな宮殿を建ててほしいと求め、造営されたのが出雲大社の始まりとなっています。
主祭神は大国主大神で、縁結びにご利益があるとされています。 -
出雲大社拝殿。
かなり大きくて迫力があります! -
出雲大社といえば巨大な注連縄!
拝殿にかけられた注連縄は、長さ8m、重さ1.5tもあるそうです!
また、出雲大社の注連縄は一般とは逆の左本右末の左縫になっています。 -
この日はゴールデンウイーク中ということで境内はだいぶ混んでいたのですが、これだけ大きいと並ぶことなくすんなり参拝できました。
出雲大社の参拝の仕方は他の神社とは違い、「二礼四拍手一礼」で行います。 -
境内では神楽が奉納されていました。 -
八足門。
普段はここから先には入れないそうですが、この日は平成の大遷宮が行われていたため、神様が留守となった本殿に上がることができました。
(本殿に上がるにはドレスコードの様な条件があり、ジーパンやサンダルなどのラフな服装の人は断られていました。)
こんな機会はなかなかないので、私たちも是非とも上がりたかったのですが、目の前には「今日中に入ることは不可能なんじゃないか??」と思う程のすごい行列が…。
時間も無かったため、泣く泣く諦めました。 -
出雲大社本殿の千木と鰹木。 -
出雲大社本殿の裏山、八雲山。
御神域の禁足地であり、ふもとには大きな磐座がせり出しているそうです。 -
続いて本殿の西側にある神楽殿へ! -
神楽殿の破風下に張られた注連縄は長さ13m、周囲9m、重さ5tもあるんだとか!
日本一大きい注連縄として有名です。 -
この注連縄に向かって下からお賽銭を投げ、そのお金がうまく刺さったら願い事が叶うと言われています。
なかなか難しかった…。 -
神楽殿では本殿と同じように朝夕のおまつりの他、御神楽や御祈祷が奉仕されます。
婚礼などはここで執り行われるそうです。
この日は巫女さんが何やらせっせと準備をしていました。 -
270畳あるという大広間は、やっぱり広い!
こんなところで結婚式を挙げる人はすごいなぁ。
緊張しそう…。 -
神楽殿のすぐ隣にある「御鏡の池」へ。 -
時期が良く藤棚が満開でとてもきれいでした! -
池の正面には「末広がりの松」もあります。 -
本殿の周囲を歩いてみました。
おみくじで幹を覆われた木を発見。 -
出雲大社・本殿は、延享元年(1744)に造られました。
大社造りと言う日本最古の神社建築様式で、国宝に指定されています。
現在の高さは24mと神社建築としてはかなり大きいものですが、古い文献によると、かつては96mもあったそうです! -
遠目に本殿に上がっている人たちが見えます。
羨ましい!! -
本殿は玉垣、瑞垣(廻廊)、荒垣と3重に囲まれ、守られています。 -
出雲大社・彰古館。
彰古館は大正3年(1914)に出雲大社の宝物館として建てられました。
大小の大国像・恵比寿像をメインに神楽用祭具や楽器類、古文書、掛け軸などが展示されています。 -
出雲大社の主祭神・大国主大神は、一般的に「だいこくさま」として慕われている神様です。
大黒様こと大黒天は元々はヒンドゥー教の神様ですが、日本に入ってきた際に同じ音で呼ばれていた大国主大神(大国様)と混同され、習合して信仰されるようになったそうです。
境内にある凛々しい大国主大神の像を見ていると、米俵に乗り福袋と打出の小槌を持って微笑んでいるだいこくさまと同じ神様とは、とても考えられません。 -
幸魂・奇魂を拝む大国主大神の像。
大国主大神が海神から幸魂・奇魂を授かる神話を再現しているそうです。 -
大国主大神と白兎の像。
有名な「因幡の白うさぎ」の神話を再現しているそうです。 -
出雲大社を出て、稲佐の浜まで歩いて行くことに。
途中、出雲阿国の墓があったので寄ってみました。
出雲阿国は歌舞伎の始祖として知られている安土桃山時代の女性芸能者。
もともと出雲大社の巫女であり、出雲大社勧進のため諸国を巡回したところ評判となったといわれています。 -
出雲阿国の墓。
生家である中村家の墓の隣にあります。
今でも歌舞伎や芸能の関係者らが参拝しに訪れるそうです。 -
出雲阿国の墓を出て、奉納山公園に登ってみました!
奉納山公園は昭和30年に完成した公園。
標高75mの山頂にある展望台からは大社の町並み、国引き神話の稲佐浜海岸から三瓶山までが一望できます。 -
少し天気が悪いのが残念ですが、瓦屋根の続く街並みと真っ直ぐ続く稲佐浜海岸は絶景です! -
小さく弁天島も見えました! -
【奉納山公園】
島根県出雲市大社町杵築北3072-1
アクセス:出雲大社より徒歩10分 -
国引き神話の説明板が建てられていました。
稲佐の浜から南へ続く海岸は「薗の長浜」と呼ばれ、『出雲国風土記』に載っている「国引き神話」では、島根半島と三瓶山とをつなぐ綱であるとされています。 -
奉納山公園の山頂には手斧神社が鎮座しています。
写真は白龍大神を祀ったお社の横に立つご神木。 -
奉納山中腹に建てられた阿国塔。
歌舞伎界の名門中村家・市川家や演劇関係者によって建てられたそうです。
現在の塔は昭和43年(1968)に再建されたもの。
側面には阿国の絵が描かれています。 -
阿国塔の近くには、出雲阿国終焉地の碑がありました。 -
奉納山を降り、稲佐の浜に到着! -
稲佐の浜は国譲り神話の舞台になった場所であり、様々な神話にも登場する海岸です。
また、この浜は旧暦10月の神在月に全国の八百万の神々が上陸する浜であるとされています。 -
稲佐の浜のシンボル、弁天島。
神仏習合の時代には弁才天を祀っていましたが、現在は豊玉毘古命を祀っているそうです。 -
しばし水遊びを楽しみます。 -
砂浜には貝殻がいっぱい! -
出雲大社の広い境内を散策し、山登りをし、浜辺ではしゃいだので、さすがに疲れた!
そんなわけで、帰りは駐車場までタクシーで行くことにしました。
【稲佐の浜】
島根県出雲市大社町杵築北2844-73
0853-53-2112(出雲観光協会)
アクセス:JR出雲市駅からバスで25分
出雲大社から車で3分 -
途中、少しだけ旧大社駅に寄り道。
大社駅は明治45年(1912)に国鉄大社線の開通により開業しました。
現在残る駅舎は大正13年(1924)に改築されたもの。
平成2年(1990)にJR大社線が廃止されるまで、出雲大社の玄関口として利用されてきました。 -
旧大社駅は全国でも珍しい神社様式を取り入れた木造平屋建て。
国指定重要文化財に指定されています。 -
JR旧大社駅のホーム。 -
駅舎内は大正浪漫な雰囲気。
高い天井には大正風の和風シャンデリアがたくさんぶら下がっていました。 -
懐かしいプレートも。 -
駅舎内の窓口もそのまま残されていました。
【旧大社駅】
島根県出雲市大社町北荒木441-3
0853-53-2112(出雲観光協会)
営業時間 9:00〜17:00 -
出雲を出て、車で次の目的地・萩に向かいました。
今日の宿は「萩城三ノ丸 北門屋敷」です。 -
江戸時代の武家屋敷を彷彿とさせる北門屋敷の表門。
周囲は立派な石垣で囲まれています。 -
「萩城三ノ丸 北門屋敷」は重要伝統建造物群保存地域の中、毛利家屋敷跡の約三千坪の敷地に建つ旅館です。 -
【萩城三ノ丸 北門屋敷】
〒758-0057 山口県萩市堀内210-12
TEL 0838-22-7521
FAX 0838-25-8144 -
チェックインをして客室へ。
ウェルカムドリンクとして、萩名物・夏みかんのジュースが出されました。
写真は客室からの景色。
背の高い建物ではないので遠くは見えませんが、北門屋敷内のお庭が眺められます。
客室は純和風のお部屋でした。 -
思いきり和風な旅館かと思いきや、イングリッシュスタイルのガーデンがあったりと、建物内は意外に洋風でちょっと不思議な旅館でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
61