2008/05/05 - 2008/05/05
275位(同エリア893件中)
muccさん
ゴールデンウイークの4連休を利用して、鳥取・島根・山口(そして少々福岡・門司港)に行ってきました!
鳥取では境港の水木しげるロードへ。
島根では松江と出雲大社に。
山口では萩と角島、下関を観光しました!
全て車での移動だったので、なかなか長距離ドライブになり大変でしたが、とても楽しい旅行になりました!
3日目は山口・萩へ。
萩城址から散策開始。萩博物館、高杉晋作誕生地、明倫小学校、松陰神社、松下村塾、伊藤博文邸と萩の史跡を見てまわった後、山口県の北西端に位置する角島へ。
きれいな景色を楽しんだあと、この日の宿がある下関に向かいました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅館を出て、萩の観光開始!
歩いていると、萩の観光に便利な「萩循環まぁーるバス」を発見。
西回りの「晋作くん号」と東回りの「松陰先生号」の2ルートのバスがあり、ワンコイン(100円)で乗車できるそうです。
でも、せっかくの城下町。
のんびり歩いて散策することにしました。 -
萩城址・指月公園に到着!
萩観光はここからスタート! -
萩城(別名指月城)は慶長9年(1604)、毛利輝元によって指月山麓に築城された平山城。
明治7年(1874)に天守閣、矢倉などの建物は全て解体されてしまったため、現在は石垣と堀の一部のみが残っています。
園内には天守閣跡、梨羽家茶室、旧福原家書院、万歳橋、東園などの旧跡があります。 -
萩城址入口にある毛利輝元像。
毛利輝元は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけて中国地方全体を束ねた戦国大名であり、長州藩初代藩主です。
もともと豊臣政権五大老の一人であり、関ヶ原の戦いで西軍の総大将として擁立されたため、萩に移封されました。 -
【萩城址・指月公園】
萩市堀内二区城内1−1
TEL:0838-25-1826
営業時間:4〜10月/8:00〜18:30、11〜2月/8:30〜16:30、3月/8:30〜18:00
休日:無休
料金:大人210円・小人100円 -
早速萩城天守閣跡へ!
萩城の天守閣は桃山時代初期の様式で、高さ14.4m、白亜5層の壮麗な造りだったそうです。
明治7年(1874)に解体されてしまったため、現在は天守閣跡の石垣が残るのみです。 -
萩城天守閣跡。 -
萩城天守閣跡は展望所となっていて、内堀と石垣を見渡すことができます。 -
はじめに渡って来た石橋が見えます。 -
萩城の石垣。 -
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お堀の中には鯉や亀がいました。 -
萩城天守閣についての案内板。 -
続いて志都岐山神社へ。 -
旧本丸跡に建てられた志都岐山神社は、長州藩の歴代藩主を祀っています。 -
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藤棚の藤が見頃で、とてもきれいでした。 -
萩のマンホール。
夏みかんが描かれています。 -
次に向かったのは萩博物館。
幕末維新関連の実物資料を展示しているほか、萩の文化、自然についても紹介しています。 -
【萩博物館】
萩市大字堀内355
Tel:0838-25-6447
営業時間:9:00〜17:00
休日:無休
料金:大人/500円 高校・大学生/300円 小・中学生/100円 -
萩博物館を出たところで雨が降ってきてしまいました。
写真は土塀から覗く夏みかん。
明治維新後、萩では禄を失った士族たちの救済の為に夏みかんの栽培が始まったそうです。
今では萩の特産品となっています。 -
幕末好きの我が家の旦那さま一番のお目当てである、高杉晋作誕生地に到着! -
ここは幕末の風雲児・高杉晋作の生まれ育った家。
敷地内には高杉晋作が産まれた時に使ったという産湯の井戸もありました。 -
高杉晋作は幕末に活躍した長州藩の尊王攘夷の志士。
身分を問わない軍事組織「奇兵隊」を創設し、長州藩を倒幕に方向付けました。
倒幕戦は勝利へと進んでいったものの、晋作自身は肺病が悪化し下関に隠居。
慶応3年(1867)に結核のため、享年29歳という若さでこの世を去りました。
辞世の句である「おもしろきこともなき世をおもしろく」は有名です。 -
【高杉晋作誕生地】
萩市南古萩町23
TEL:0838-22-3078
営業時間:9:00〜17:00
休日:不定休
料金:大人100円 中高生50円 -
旧萩城の城下町は碁盤目状に区画されていました。
現在でも町筋はそのままに残り、往時の面影をとどめています。 -
白いなまこ壁が続く通り。 -
豪商・菊屋家の住宅に入ってみました! -
書院の間からの眺め。
菊屋家は藩の御用商人を務めていた豪商で、萩の町づくりに力を尽くしました。
屋敷は江戸初期の建築で400年の歴史があり、現存する商家としては最古の部類に属するそうです。 -
敷地は約2000坪あり、現在公開されているのはその3分の1ほど。
主屋をはじめ、5棟が国指定重要文化財に指定されているそうです。 -
伊藤博文から贈られた柱時計。
伊藤博文が初めて渡米した際に買ったものなんだとか。 -
【菊屋家住宅】
萩市呉服町1-1
TEL:0838-25-8282
営業時間:8:30〜17:00
休日:12/31 (1/1は10:00より開館)
料金:一般500円/中高生300円/小学生200円 -
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萩城下町の街路には、職業や伝承にちなんだ「筋名」が使われていたそうです。
城下町の中心部の道には、筋名の案内板が埋め込まれています。 -
白い土塀が続く街並み。 -
普通の学校も、街並みにあわせて和風な感じに。 -
続いて明倫小学校へ。
明倫小学校は幕末における長州藩の活躍に大きく貢献した藩校・明倫館の跡地に建てられた学校です。 -
明倫館は有能な人材を育成することを目的として、毛利家家臣の子弟教育のために造られた藩校。
現在も明倫小学校内に剣、槍術場の有備館と水泳や水中騎馬の練習が行われた水練池、観徳門などが残っているそうです。 -
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最後に吉田松陰を祀った神社・松陰神社へ向かいました! -
松陰神社は明治23(1890)年に吉田松陰を祀って建てられました。
境内には有名な松下村塾をはじめ、松陰ゆかりの史跡や展示館などが点在しています。
ちなみに吉田松陰は先生だったため、学問の神様として信仰されているそうです。 -
明治維新胎動之地の石碑。
石碑に刻まれた文字は、山口県出身の内閣総理大臣・佐藤栄作によって書かれたそうです。 -
松陰神社・鳥居。 -
松陰神社・社殿。
現在の社殿は昭和30年に建てられたもの。
御神体として、松陰が終生愛用した赤間硯と父兄宛に書いた文書が納められているそうです。 -
松陰神社で参拝を済ませ、松下村塾へ。
松下村塾は、幕末期に吉田松陰が主宰した私塾。
天保13(1842)年、松陰の叔父である玉木文之進によって自邸内に開設されました。 -
松下村塾は思っていたより小さな、いたって普通の瓦ぶきの家でした。
講義室だった8畳の部屋には松陰の像と机が置いてありました。 -
松陰が塾生達の指導に当たったのは僅か2年余りにすぎなかったそうですが、ここから吉田松陰の意思を継いだ数多くの門下生が輩出され、幕末から明冶維新に活躍をしていきました。 -
伊藤博文像。 -
伊藤博文は、幕末期の尊王攘夷・倒幕運動を行った長州藩士。
明治維新後は新政府の要職を歴任し、大日本帝国憲法制定の中心人物として活躍するなど明治を代表する政治家となり、初代内閣総理大臣にも就任しました。
明治42(1909)年、満州訪問の途中にハルビンで安重根に狙撃され、69歳でこの世を去りました。 -
伊藤博文別邸。
伊藤博文旧宅に隣接して建てられた別邸は、東京に建てられていた広大な別邸の一部を移築したもの。
明治40年に宮大工伊藤万作によって建設されたもので、優れた意匠が多く見られます。 -
【伊藤博文別邸】
萩市椿東新道1511−1
TEL:0838-25-3139 (萩市観光課)
営業時間:9:00〜17:00
休日:無休
料金:100円 -
隣接して、伊藤博文旧宅が建てられています。
【伊藤博文旧宅】
営業時間:9:00〜17:00
休日:無休
料金:無料 -
伊藤博文旧宅は、木造茅葺き平屋建ての約29坪の小さな建物。
家族と共に14歳から13年間住んでいた家で、ここから松下村塾に通っていたそうです。 -
萩は街中史跡だらけで、1日ではとても回りきれませんね。
まだまだ見たい所がたくさんありましたが、そろそろ出発。
今夜の宿のある下関に向けて車を走らせました。 -
下関に向かう途中、ちょっと寄り道!
角島に行ってみました。 -
角島大橋の手前にある海士ヶ瀬公園。
公衆トイレと小さな売店が設置されています。
写真は公園内にあるモニュメント。 -
海士ヶ瀬公園からは角島大橋が一望!
景色を楽しんだ後は、角島に向かってドライブです! -
角島大橋は2000年11月3日に開通した橋。
エメラルドグリーンの海に真っ直ぐ延びる様は絶景です! -
角島大橋の通行料は無料です。 -
角島大橋は全長1780m。
通行料金無料の離島架橋としては沖縄県の古宇利大橋(全長1960m)についで、日本第2位の長さなんだそうです。 -
小さな灯台がたっています。 -
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角島に到着!
角島(つのしま)は、山口県の北西端に位置する周囲17.1kmの小さな島。
映画のロケ地にもなっていて、島内にはゆかりの見所が点在しているそうです。 -
角島から見た角島大橋。
今回はちょっと寄り道しただけだったので、島内の観光はしませんでした。 -
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きれいな景色を堪能したので、そろそろ下関に向かいます! -
下関に到着!
今日の宿は関門海峡を望んで建つ老舗の割烹旅館「春帆楼」。
宿泊で利用できる客室はわずか9室という旅館です。
昭和天皇・皇后両陛下もお泊りになられた由緒正しい迎賓館で、ふく料理公許第一号店としても有名です。 -
春帆楼は日清講和条約(下関条約)の会場にもなりました。 -
チェックインを済ませ、客室へ。
お茶とお菓子が出されました。 -
春帆楼の灰皿とマッチ。 -
客室からの景色。
関門海峡を望めます。 -
「春帆楼」という名前は、「春うららかな眼下の海にたくさん帆船が浮かんでいる」様子を見た伊藤博文が命名したそうです。 -
関門海峡を通る船。 -
夕食はふくのコース!
仲居さんがびっくりする程付きっきりでお世話をしてくれたので少し緊張でしたが、料理はとても美味しく大満足でした!
さすが本場の下関! -
〆のデザート。 -
ふぐの絵が描かれた箸置き。 -
浴衣の絵柄もふぐでした!(可愛い!)
美味しいご飯を食べて幸せいっぱいで眠りました。
おやすみなさい!
【春帆楼本店】
山口県下関市阿弥陀寺町4-2
TEL:083-223-7181
FAX:083-232-7980
営業時間:宿泊 チェックイン15:00〜/チェックアウト10:00
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