2011/01/12 - 2011/01/18
5240位(同エリア16398件中)
かとぽんさん
楽しいパリ観光もいよいよ大詰め。
今夜はオペラ・ガルニエでのサロン・コンサート鑑賞。
オペラ通の相方ゆうこママさんが夢にまでみた?オペラ・ガルニエw
オペラではないけれどせめてガルニエをこの目で見てみたいということでコンサートチケットを日本でおさえてありました。
パリでのフィナーレを飾るにはふさわしいゴージャスなイベント。
二人の心は躍るのであったw
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 航空会社
- エールフランス
PR
-
さて、ホテルに戻って着替えたあとは、いよいよ本日の、とゆーか、この旅のメイン・イベントといってもいい、オペラ・ガルニエのサロン・コンサート。
オペラ通の相方ゆうこママさんもこのときばかりはおめかしに気合が入りますw
今まで裏起毛のジャージにタートルで行動していたのにさすがに今日はおしゃれなニットの帽子に半袖のグレーのセーターに同系色のアームウォーマー、黒のパンツ。
お嬢さんからのプレゼントという渋いストールを身にまとい、最後にユニクロのウルトラライトダウンでw
ちなみに私はH&Mで購入した10ユーロのワンピでw
いざ出発〜 -
今度はメトロを乗り継ぎ19時にはオペラ駅へ
目の前のオペラ・ガルニエは美しくライトアップされ我々を出迎えてくれますw
ワクワクしながらロビーに入るが開場時刻にはまだ早い。 -
本日の演目
上はオペラ・バスティーユでのマダム・バタフライ(蝶々夫人)
下がオペラ・ガルニエでのバロック音楽のサロン・コンサート -
ナポレオン3世の命により建設が始まり1875年に完成したオペラ・ガルニエ。
外観および内装はネオ・バロック様式の典型と言われ、たくさんの彫刻を飾り、華美な装飾をほどこし豪華絢爛の一言に尽きます。 -
ルーヴルにあったナポレオン3世の居室群もすごかったが
ここガルニエ宮も相当なもの。
集まってくるお客さんもみな正装に身をつつみ、ドレッシーに着飾り、なんだか上流階級の晩餐会かなんかに来たみたいw
まもなく開場時刻となり、おのおのチケットの指定席に向かって進み出す。
我々の席はどこ??(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ
チケットには「2EMES LOGES DE FACE 28」とあるが、それが一体どこなのかわからないw 仕方なくフロントスタッフみたいな女性に聞くと 事務的に案内してくれましたw -
なんと2階のボックス席だった〜すごっ
あとから分かったのだがどーやらFACEとゆーのは
左右と中央のボックス席のうち中央のことをいうらしい。
その2階中央ボックス席の最前列という最高の場所でした。
チケットをリザーブしてくれたゆうこママさんのお嬢さんゆうこさん、ありがと〜w -
さてさて、座席からあちこちを眺め、
このときとばかり撮影ターイムw
もうどこもかしこも豪華でまばゆいばかり。 -
シャンデリアは設計者のガルニエ自身がデザインしたもので
その重さ実に7トン、高さ8mだそーです。
ものすごい迫力〜・・・。 -
全体を赤と金でまとめた豪華な内装、座席は一個ずつ独立したイスで赤いビロードに覆われたゴージャスなもの。
夢中で写真を撮ってるうちに相方ゆうこママさんが「ちょっと外へ行ってくるね〜」とドアの外へ出て行ったきり ちっとも戻ってこない。
しばらく経ってから係員の人とバツが悪そうに入ってきた。
「大変なことがわかった〜、この部屋、外からはドアが開かないんだよ〜」
「エー、まじっすか?」
聞けばセキュリティ上、外側からドアを開けるときは特別な工具を穴に差込み、開けるんだそーです。そーいえばドアノブがなかったなぁ〜・・・驚きですねー
ちなみに中からはふつーに開けられます。 -
さて、席に落ち着き、あらためてホール内を眺める。
特に天井画のシャガールの絵は圧巻です。
ド・ゴール政権下で文化大臣を務めたアンドレ・マルローの依頼によって、1964年ガス灯の煤で汚れた天井画に代わる作品をとゆーことで手がけた「夢の花束」。
14人の音楽家によるオペラ作品が描かれています。 -
カメラの望遠で拡大したものをよく見てみると
シャガールのサインが! -
その他にもカメラで追っていくと、それぞれ音楽家の名前とオペラの演題がw
すご〜い
ベルリオーズ / ロミオとジュリエット -
グリュック / オルフェとユリディス
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ストラヴィンスキー / 火の鳥
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ドビュッシー / ペレアスとメリサンド
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ラヴェル / ダフニスとクロエ
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ビゼー / カルメン
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ベートーベン / フィデリオ
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モーツアルト / 魔笛
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ヴェルディ / ラ・トラヴィアータ
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あと、ムソルグスキーとか
チャイコフスキーとかあるらしいです。
そうこうしているうちにサロンコンサートの開演、
今日はチェンバロ、オーボエ2名、
ファゴット、コントラバスのアンサンブルによるバロック音楽です。
・・・・ザンネンながら私にはただ心地よい子守唄にしか聴こえずww -
でも演奏終了後は満場の拍手が。
皆さん、ちゃんと寝ないで聴いてたなんて、すごいw
ちなみにその日の曲目は、
ヘンデル:トリオ・ソナタ集・第2番ニ短調 HWV.381
バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ(トリオ・ソナタ)ト長調 BWV1039
テレマン:ハ短調TWV42トリオソナタ
ゼレンカ:トリオソナタ オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ第6番 ZWV181・・・・みたいな〜・・・
フランス語のプログラムをGoogleの翻訳ツールで訳したので定かではありません。m(_ _;)m -
同じボックス席にいた若いカップルは
手すりに腰掛け、相方ゆうこママさんに記念写真をとってもらってたが 後ろで客出しに来た案内係の女性がこわーい顔で見てたw -
興奮さめやらぬ状態でガルニエ宮をあとにする。
-
豪華なガルニエ宮に酔いしれ、夢見心地でホテルへ戻りました。
とうとう、明日は帰国の途に。
出発は9時半だから朝はゆっくりしよう〜と思ってた矢先、
転んでもただでは起きない相方ゆうこママさん、
明日の朝、大胆な計画を企てたのでしたw
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