アジアハイウェイの源流を訪ねて（１）タイ・バンコクへ。

2010/12/24 - 2011/01/08

ここ数年損してばかりで、儲けた記憶などもう何年も忘れてしまっているが、それでもか細く株式投資などやっていると、毎日株の動きから目が離せず、長期の休みを取れると言ったら５月の連休か、この年末年始に限られる。

それも１か月を越えるという優雅なものではなく、最長が精々２週間。それでもパックツアーでは味わえない思いつくままのゆっくりした旅行は自分にとっての人生の息抜き、掛け替えのないものである。

去年の秋、羽田が２４時間化され、多くの都市と深夜便で結ばれるようなり、バンコクとも深夜発が出ているが、時刻表を見ると本当に深夜の真夜中に出発し、翌朝バンコクに到着するスケジュールになっている。夜行列車では何故か座席に座ったまま居眠りすることもできるが、飛行機では座ったまま寝ることもできない。列車にあるような心地よい振動が飛行機にはないのかも知れない。

で、１か月前、JALホーム頁で今回の予約を入れる際、行は成田発の朝の便、帰りは寝られなくても次の日は自宅で寝ることもできるだろう、とバンコク深夜発で羽田早朝着の便に予約を入れた。

さてその出発の朝。１０時５５分発だからゆっくり自宅を出れば良いのだが、どうしても気が先に立つ。ゆっくりも寝ていられず、３時頃から目が覚め、朝になるのを待って６時に家を出る。

電車は船橋まで出て、船橋で京成線に乗り換え、８時過ぎには成田に到着。降りたすぐの店でソバとお結びのセット朝食を食べる。如何にもこれから日本を最後にする食事。

ゆっくり税関を済ませ、シャトルにて搭乗口まで行き、時間待ちをする。こうした時、プラチナのカードならラウンジでワインなど飲みゆっくりできるのだが、年会費を払うのが惜しく、一般客待ちをする。

１年振りに行くバンコク、以前は大勢いたタイ人スチュワーデスもリストラされたのか、数は少ない。従って、楽しみにしていたタイ語も話せない。しかし朝からビール、ワインを飲むのは気分の良いものだ。６時間の飛行はお酒を飲んでいると短い位な感じで、バンコ時間４時、機は定刻通りバンコク空港に到着した。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港、JAL駐機場にずらりと並ぶJAL機。一度倒産した会社とは思えない壮観さだ。

今回のJALは諸費用合計で７．８万円。少し割高だか、マイレージが貯まるのが楽しみだ。

駐機場にはこの春旅行した豪州の飛行機カンタスも止まっている。

JALがワンワールドかスターアライアンスかどっちか覚えていないが、同じ系列の機が並んでいる。

はて、この機はどこの国のだろう・・

これはUPS,米国の貨物機だ。United　Post　Servis．日本の郵政公社の郵便飛行機。

ウイスキーを頼んだが、ここもまた合理化なのか、つまみが付いてこなかった。

早速タイ語の勉強。安全のしおりにタイ語で書いているのが嬉しい。

インドシナ半島上空の雲。日本の夏の入道雲だ。

さてこれから懐かしのバンコクに着陸！