2010年　旅の締めくくりは台北へ　　Vol.3 　市内１日観光編

2010/12/28 - 2010/12/31

羽田が再び国際化され、羽田に近い我が家では、一段と海外が身近に感じられるようになりました。
羽田から海外に出かけようと選んだ先は台湾。
でも、年末の繁忙期は料金も高く、羽田からの便が確保できずに結局成田から旅立つことに。
フリープランで思いつくまま気の向くままにふらふらする旅が好みの私ですが、女房はすべてお任せの添乗員付きがお好み。
だから夫婦で出かけるときはなかなか意見が合わずに、旅先で喧嘩になることが多く、今回は初めての台湾ということもあり、間をとって１日だけお任せ観光付のツアーを選びました。
２日目は朝から盛りだくさんの内容であちこち効率よく観光ができ、お任せツアーもたまにはいいもんだと思った１日でした。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

台北２日目はバスに乗ってのおまかせ１日観光。
まずは台北の靖国神社といわれる英霊たちを祀る忠烈祠へ

１時間ごとに行われるこの衛兵の交替式を見に来ました。

１０分ほど待って９時に交替式が始まりました。
観光バスが続々と来て観客の数は半端ではありません。

陸・海・空軍より選抜された精鋭たちが衛兵として警備しています。

国民改革、抗日戦争、中華人民共和国との戦いなど、過去に台湾が体験した厳しい戦いの中で戦死した約３５万人の軍人の英霊が眠っています。

一糸乱れぬこの行進。
手足がぎこちなくてまるでロボットか、北朝鮮軍の行進のようです。

２番目に訪れたのは故宮博物院

約９０分しか見学時間がなかったので充分な観賞はできませんでした。
内部は撮影禁止だったのでひとつだけ故宮博物院の代表的な展示作品を画像を借りてきて紹介します。

２０センチ程度のこの白菜、翠玉（ひすい）を彫刻して作られたもので、葉っぱの上にはキリギリストイナゴがとまっていて実によくできています。もともと紫禁城内の永和宮に安置されていたもので清朝時代のものです。

故宮博物院の見学の後はお茶屋さんに行って中国茶セミナー
もちろん売り込みが目的ですが、ここで阿里山高山茶とプーアール茶、東方美人茶のお茶の入れ方と味わい方を教えてもらいひとやすみ。

午前中に２つの観光を終えて、有名店『梅子餐廰』で台湾料理のランチを

入口に写真入りのメニューが、いったい何を食べさせてくれるのか楽しみです。

シーフードが中心かな？

最初に出てきたのは卵焼き。
切干大根の入った卵焼きが名物のようですが、これは山クラゲのようなこりこりとした食感の野菜が入っていてうまかった。

料理が一気に出てきました。
こちらは豚の角煮。付け合わせに野菜は竹の子。
というよりも味のしないシナチク

奥のお皿は牡蠣と野菜の炒め物、ちょっとだけ写っているのはきゅうりとイカの炒め物、そしておなじみ麻婆豆腐

食べるのに忙しくて写真はこれしか撮っていませんがデザートはオプションでマンゴプリンと杏仁豆腐。
ここ梅子は何を食べてもおいしくてお勧めです。

食事を終えて午後の観光は中世記念堂から。
ここは中華民国の初代総統だった蒋介石の功績を讃える縦に建てられた建物。

大理石の真っ白な建物の上に乗った屋根は八角形
『忠、孝、仁、愛、信、義、和、平』の八徳を現し、階段も蒋介石の亡くなった年齢と同じ８９段になっているそうです。

２５万坪の広大な敷地のなかに配された建物の全貌は、こんなミニチュア版の模型でないとみることができません。

展示室にあった蒋介石と宋美齢の結婚式の写真。
蒋介石は再婚だったようですが奥さんの宋美齢は大富豪の令嬢だったそうで、孫文の奥さんは彼女の実姉だとか。

蒋介石の愛車　キャデラック

蒋介石の執務室を再現した部屋

蒋介石像の前で衛兵の交替式が行われています。

忠烈祠と同じで陸海空軍の精鋭たちで、ネイビーの制服が海軍、グリーンが陸軍、ブルーが空軍

ちっちゃな子供がバケツのヘルメットとおもちゃの刀を持って衛兵のまねをしています。この子、ちゃんと小道具持参で来ているところをみるといつもこんなパフォーマンスをしているのかな？

車窓から見つけた近代建築
台湾は日本の統治下になっていたため、日本人の建築家の設計による建物が数多く残っています。
こちらは台湾総督官邸だった建物で、現在は台湾の迎賓館として利用されています。福田東吾、野村一郎らの設計により1901年に竣工しています。

こちらは1915年竣工の森山松之助設計による旧 台北州庁舎。
円形のドームが3つ乗った美しい建物でした。
目の前では白い衣装を身にまとった団体のデモが行われていました。

次に向かったのは保安宮

ここは医学の神様だそうで健康祈願

道教のお寺はすごくカラフル　屋根の上の装飾は見事です。

本院の両サイドは延殿と呼ばれ別な神様が祀られています。

地元の人々はこんな感じでひざまずいてお祈りします。

こちらは商売の神様　行天宮

門をはいったところで青い法衣を身にまとった女性たちがお経をあげています。

そして収驚というお祓いをしている光景。これは抜けた魂を取り戻す儀式だそうで、お祓いを受ける人たちが行列をなして待っています。ここは台北で一番裕福な寺院らしくてすべて無料でお祓いをしてくれるそうです。

こちらにおかれたお供え物は持ち帰って食べたり、その場で食べるとご利益があるとかで、すべてお持ち帰りだそうです。

行天宮の横の交差点は地下道があって、その両サイドが占い横丁になっています。東側は地元の人々向け、西側が日本語ＯＫの日本人向けだそうです。
占いは600元(約1800円）。ツアーの御一行はみんな占いをしてもらっていましたが、占いや宗教には全く興味のない我々夫婦は近くの本屋さんで時間つぶし。
この後、近くで足裏マッサージを受け、最後に免税店に連れて行かれ、無料ツアーは終了しました。

２日目の夜は 「鼎泰豊」でと思ってたのですが行列がすごくて食べれないとの情報でホテルの近くにあった「京鼎樓」で。

ここは「鼎泰豊」で修行した陳シェフが独立してつくったお店。
東京の恵比寿にもお店があります。

先ずはアサヒのスーパードライで乾杯の後は台湾ビールに切り替え

オーダーしたのは空芯菜の炒め物と小龍包。空芯菜は炒めすぎ。小龍包はジューシーであっさりしたスープたっぷり。

牛肉のうま煮そば、これは麺が茹ですぎであまりおいしくありませんでした。

こちらは排骨　豚のあばら肉のから揚げ
これはなかなか美味でした。

ホテルに戻ってシャワーをひねると直してもらったはずのハンドルが再びもげる。
結局この日も満足にシャワーを浴びられず。
どうなってるのこのホテル。

この旅行記へのコメント （2）

• トラッキー☆さん 2011/01/04 00:39:18

  あけましておめでとうございます♪

  ぬいぬいさん、あけましておめでとうございます♪
  年末年始、怒涛の旅行記アップ、すごいですねぇ。
  私は、職場で年越しを迎えました。でも、もうすぐ冬休み。
  
  羽田から海外に行けるようになって、私もその恩恵を受けたいとこ。
  いつか３連休があったら、台湾とか行きたいなぁって思ってます。
  だって、ご飯がおいしそうなんだも〜ん。
  
  今年も、どうぞよろしくお願いします。
  
  とら☆

  ぬいぬいさん からの返信 2011/01/05 07:01:59

  今年もよろしく

  とら☆ちゃん　　おはよう
  
  年末年始も仕事とはお疲れさまでした。
  年末は初台湾で調子に乗って飲んで食べ過ぎてしまい、昨日からジムで減量に励んでます。
  
  年末の健康診断で尿酸値と肝機能の再検査の指摘を受け、ビールは控えめ、休肝日を設けないといけないのですが、意志が弱いせいかなかなか実行できません。
  
  その分運動して、まずは今年最大の目標の１０キロダイエットに挑戦します。
  
  
  今年もよろしくお願いしますね。