2010/10/13 - 2010/10/17
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ペコリーノさん
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ベルリン・フィルハーモニーのコンサートへ行ってきました。
チケットはネットで購入。カードで支払って、購入の確認のメールのコピーをフィルハーモニーのチケットオフィスへ持っていくと、そのままチケットと交換してくれます。
メールには「開演の1時間前までに」とありますので、前日までに交換しておくと安心です。
演目や出演者は下記の通り
Berliner Philharmoniker
Andris Nelsons Conductor ←指揮者の名前
Baiba Skride Violin ←バイオリニスト
演目
Alban Berg
Violin Concerto
Dmitri Shostakovich
Symphony No. 8
とのこと。予約した時点から当日までは全くどんなものなのかわからなかったですし、あまり期待もしていなかったのですが。
やはり、世界最高のオーケストラはすごい!大感動のコンサートでした。
何と表現したらいいのか・・・。私の人生で最高に贅沢な時間をいただきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ホテルに戻って着替えます。金曜日の夜のベルリンフィルのコンサートといったら、おしゃれしたい気分でしょ?ということで一応スカートに履き替えて、靴も持ってきたパンプスを履きます。そうやって外を歩くと、パンプスのヒールの音がコツコツとして、ちょっとおしゃれした気分になります。
200番のバスに乗るために駅の方へ歩いていくと、カイザーヴィルヘルム記念教会の時計の文字盤がちょうど夕日にあたって光っていました。雨がちな天気も、もう傘は必要ない感じです。 -
開演前、まだ客席に入れないのでみんなロビーで思い思いに過ごします。昨日、チケットを引き換えに来た時のがら〜んとした雰囲気とは違い、みんながわくわくして待っているという気分があります。
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ロビーにはベルリン・フィルハーモニーのメンバーの写真が飾ってありました。来年からのコンサートマスター、「樫本大進」さんの写真もありました。
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こちらで、飲み物、軽食などが買えます。
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私のチケットに書いてある、「H links, Row3, Seat18」 というシート番号はブロックがHブロック、その左側(links)ということですね、そして3列目というのがどこから数えて3列なのかがわからないのです。私は今回、あえてオーケストラの後ろの席を予約しました。会場に入ってみると、オーケストラの人がいるその後ろには、同じ高さのところに椅子が置いてあって、そこも客席らしいのです。そこから段差ができていて、私はそこの段差から3番目の席の18番のシートなのかと思っていたら、案内の人に聞くと、2番目だとのことでした。で、それがいったいどこでわかるのかが、わからない。これはもうすべてのコンサートが終わってから気づいたのですが、その座席のある列の一番入口に近い席の横に「Row3, 18〜30」と書いてあるのがわかりました。なんだ〜、こんなところに書いてあるのか〜、わかりにくいな〜。と思ったものです。とりあえず、席がわかりました。真ん中の席なので端から歩いていくと、一番奥になります。
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最初はBaiba Skride という人のバイオリンソロのあるバイオリンコンチェルトです。ちょっと難解な曲でした。バイオリニストは20代の女性でしょうか、彼女の才能が素晴らしいことがよくわかる、完璧な演奏でした。アンコールの拍手にこたえて2分ぐらいの短い曲を演奏しましたが、これも素晴らしくて、これからもきっとすばらしいバイオリニストとして世界中に名が知られていくことでしょう。実は、私が知らないだけで、かなり有名なバイオリニストなのかもしれないですが。
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休憩中のロビーの様子です。本日、満席です。
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30分の休憩をはさんで、次はショスタコービッチの交響曲第8番です。これをネットで調べてみると、ショスタコービッチは1906年ロシア生まれの作曲家です。ソヴィエト時代に音楽の教授となったが、体制批判をして職を辞したりしている。というような略歴です。20世紀最大の作曲家の一人とされています。交響曲第8番は、戦争を描いた曲で、7番に比べてとても暗い曲なので、当初はとても評判が悪かった曲だそうです。事実、本当に暗い曲でした。しかし聴いて行くうちに、一つ一つの音が素晴らしくて、演奏もとても素晴らしいので、だんだん引き込まれて行きます。こういう現代音楽的なものは演奏がだめだと、本当に退屈なものになりますが、演奏がとてもすばらしいので全く飽きません。第2楽章と第3楽章の間に、普通は楽章の間はちょっとした間があるだけで、拍手とかはないのですが、一人の男性が「ブラボー!」と言って拍手をしました。場内には苦笑が漏れましたが、まあ、思わずそう言ってしまうのもわかるぐらい、素晴らしい演奏です。でも、この緊張感のある雰囲気を崩したくない、というのが私を始め、大半の観客の気持だったのでなないでしょうか。それぞれの楽章にオーボエ、トロンボーン、ファゴット、ホルン等のソロが入ります。そのソロの間、バイオリンやビオラ、チェロ等がバックの演奏として音を出しているのですが、その音が素晴らしいのです。私はこの演奏を聴くまで、弦楽器の音を、濁った音だと思っていました。弦をひっかいて音を出すので、何本かの楽器を合わせると微妙にそのビブラートなどがずれて、ざらついた音の感触になります。手触りでいうと、紬の布のようにでこぼこがところどころにある感じ。しかし、このベルリンフィルの弦楽器ときたら、4-5人で弾いているのに、アクリルの板のように透明で、きれいな音なのです。最初は1本のバイオリンなのかと疑いましたが、確かにバイオリンやビオラのパート、全員で弾いているのです。驚くべきハーモニーです。そして、この場にいられることにとても幸せを感じました。こんなオーケストラ、聴いたことありません。
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指揮者のアンドリス・ネルソンは、今、若手の注目の指揮者だそうです。誰かのブログでは「今年一番注目の演奏」と書かれていました。そうでしょう、私はこの日だけしか聞きませんでしたが、たぶん、今年一番のベルリンフィルを聴きました。そう思って満足です。
その証拠に、演奏が終了して、カーテンコール(実際はこのコンサートホールにカーテンはないのですが)があり、3回指揮者が出てきて拍手に応え、また、各ソリストたちが立ち上がって賞賛の拍手を受けました。そして、オーケストラが全員舞台を去っても拍手は鳴りやまず、会場が明るくなって、ドアが全部開いて、帰る人もいましたが、それでもやっぱり拍手は鳴りやまず、ちなみに、私は席の一番奥なので出るに出られず、そのまま拍手をし続け、最後に指揮者だけがもう一度出てきて挨拶して、また盛大な拍手に包まれるという状態でした。
帰りはまた200番のバスに乗ってホテルまで戻りました。
私の乗ったバスは23時少し前でしたが、バスは本数は少なくなるものの、24時台までありました。帰りの交通手段がある、というのはかなり安心できます。
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