2010/10/15 - 2010/10/15
447位(同エリア581件中)
ソフィさん
2010年10月15日(金)
今回のリューデスハイム訪問で、私には二つの期待があった。
一つは、北欧の炉辺を想起させる、あのドロッセルハイマー・コフィの香り高き一杯を味わうこと。
もう一つは、ドロッセルガッセ(ツグミ横丁)の、旅人たちの心を温める華やぎを体感すること。
始めて歩くリューデスハイムの横丁には、ホッと救われる静かさがあった。
泉のある小さな公園で一服していると、何も音の無いことに気づく。
しかしライン川の交通が輸送の主力だった往時には、この町にはもっと活気が溢れていたことだろう。
この町を語るとき、ワインのことを忘れてはならない。
ワインは観光に次いで、この町の二番目の産業と言う。
ワインの産出量からいえば、ドイツは世界の2%程度に過ぎないが、ラインやモーゼルのワインは名高い。
世界のワイン大国は、フランス、イタリア、スペインの三カ国で、それぞれ量的に世界の10%ほどを産出している。
ドイツは緯度的に、最南端でも北緯48度近くで、日本の最北端とほぼ同じ。
だからワインの産地としては厳しい立地だが、地形と地質に恵まれて、ラインやモーゼルの河畔には、ワインを産する。
ドロッセルガッセは、前回夕食後に訪問の予定だったが、雨のために中止した。
今回こそと意気込んでいたのだが、この界隈が賑やかに煌めくのは、夜の食事時後なのだった。
大体午後八時以降になると、レストラン・バーには楽隊が入って、賑やかにやるようだ。
今回は午後六時ごろにレストランに入ったので、客足もまだ疎らであり、ドロッセルガッセを味わう企画は、再度失敗に終わった。
再度次回の訪問を楽しみにしよう。
この記事の写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問59カ国、文章1,750件 写真8,000枚)、にあります。
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
マッターホルンは、ゴルナーグラート鉄道の各駅で下車しながら、移りゆく姿を捕らえました。
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,800件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
旅行記以外の記事は「ソフィーさんのマイページ」に掲載せず、このブログに載せますので、ときどきご来訪をお待ちします。
(片瀬貴文 2010.12.17)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
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