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<br />2010年10月15日(金)<br /><br />オーバーヴェーセルの上流、斜め対岸に、カウプがある。<br /><br />ここの特徴は、ライン川の中州に「プファルツ」と称する、小さいながら城を構えている点である。<br /><br />背後の山上に聳える「グーテンフェルス」城の物見塔機能と合わせ、非常に強力な関税体制なのだ。<br /><br /><br />左岸のオーバーヴェーゼル、右岸のカウプ、そしてさらに左岸のバッハラッハ。<br /><br />この辺りは、ラインの古城銀座の中でも、際立った密度の集積を見せている。<br /><br /><br />何故ここに関税が集まったのだろう。<br /><br />私の勘に過ぎないが、その理由は、ここから始まる難航路に対する、水先案内の発達ではないだろうか。<br /><br /><br />これだけ発達した徴税機能の存在は、ここを通過する物や情報の価値の高さが原因であろう。<br /><br />何故ここに、価値の高い物や情報が通過したのか。<br /><br />その探求も面白い課題で、私にはシルクロードの流れと関連があるように思える。<br /><br /><br />しかし徴税機能は、一方では、航路の安全保障機能をも兼ね備えていたに違いない。<br /><br />また徴税機能同士の調整が、どのように行われていたのだろうかも、面白い研究課題である。<br /><br />ある程度権利拡大の争いがあったに相違ないが、これだけ川沿いが繁栄しているところをみると、それだけでなく、何らかの調整機能があったに違いない。<br /><br /><br />中州に建つプファルツ城の辺りから、グーテンフェルス城を背後にしたカウプの集落を眺める風景は、どこを見ても美しいライン河畔風景の中でも、屈指のものと思う。<br /><br /><br />この記事の写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問56カ国、文章1,750件 写真8,000枚)、にあります。<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />2008年4月、オランダのアムステルダムからフランスのストラスブールまでライン川を航行したときの旅行記がこのブログにあります。<br />タイトルは「ラインを上る」。<br />ご覧ください。<br /><br />スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)<br /><br />とくにマッターホルンは、ゴルナーグラート鉄道の各駅で下車しながら、移りゆく姿を捕らえました。<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,800件)<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />(片瀬貴文 2010.12.01)<br />

ライン・マイン・ドナウ【19】ラインの中州に建つプファルツ城

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2010/10/15 - 2010/10/15

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ソフィ

ソフィさん


2010年10月15日(金)

オーバーヴェーセルの上流、斜め対岸に、カウプがある。

ここの特徴は、ライン川の中州に「プファルツ」と称する、小さいながら城を構えている点である。

背後の山上に聳える「グーテンフェルス」城の物見塔機能と合わせ、非常に強力な関税体制なのだ。


左岸のオーバーヴェーゼル、右岸のカウプ、そしてさらに左岸のバッハラッハ。

この辺りは、ラインの古城銀座の中でも、際立った密度の集積を見せている。


何故ここに関税が集まったのだろう。

私の勘に過ぎないが、その理由は、ここから始まる難航路に対する、水先案内の発達ではないだろうか。


これだけ発達した徴税機能の存在は、ここを通過する物や情報の価値の高さが原因であろう。

何故ここに、価値の高い物や情報が通過したのか。

その探求も面白い課題で、私にはシルクロードの流れと関連があるように思える。


しかし徴税機能は、一方では、航路の安全保障機能をも兼ね備えていたに違いない。

また徴税機能同士の調整が、どのように行われていたのだろうかも、面白い研究課題である。

ある程度権利拡大の争いがあったに相違ないが、これだけ川沿いが繁栄しているところをみると、それだけでなく、何らかの調整機能があったに違いない。


中州に建つプファルツ城の辺りから、グーテンフェルス城を背後にしたカウプの集落を眺める風景は、どこを見ても美しいライン河畔風景の中でも、屈指のものと思う。


この記事の写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問56カ国、文章1,750件 写真8,000枚)、にあります。
http://4travel.jp/traveler/katase/

2008年4月、オランダのアムステルダムからフランスのストラスブールまでライン川を航行したときの旅行記がこのブログにあります。
タイトルは「ラインを上る」。
ご覧ください。

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)

とくにマッターホルンは、ゴルナーグラート鉄道の各駅で下車しながら、移りゆく姿を捕らえました。
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

ブログの作成日順に並んでいる、文章主体の「片瀬貴文の記録」(文章1,800件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

(片瀬貴文 2010.12.01)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
  • 山の頂上に<br />ブルク・グーテンフェルスの城が<br />見えて来た

    山の頂上に
    ブルク・グーテンフェルスの城が
    見えて来た

  • 望遠レンズで見る城壁は<br />いかにも古そうである

    望遠レンズで見る城壁は
    いかにも古そうである

  • カウプの可愛い街<br />背後の山上に<br />ブルク・グーテンフェルスが<br />聳えている

    カウプの可愛い街
    背後の山上に
    ブルク・グーテンフェルスが
    聳えている

  • 城の麓まで<br />ブドウ畑が続いている

    城の麓まで
    ブドウ畑が続いている

  • 中の島に建つプファルツと<br />山上に建つブルク・グーテンベルク

    中の島に建つプファルツと
    山上に建つブルク・グーテンベルク

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