2014/08/22 - 2014/08/23
82位(同エリア581件中)
ベームさん
8/22(金)、3日目。8/23(土)、4日目。
今日はマインツからオーバーヴェーゼルに行き、バッハラッハを見た後オーバーヴェーゼルに戻り一泊します。共にライン川河畔のワインの町です。
22日:ホテルに荷をほどきバッハラッハへ行く前後。
23日:コブレンツへ行く前、朝の数時間。
この2日間のオーバーヴェーゼル散策を1本にまとめました。
数えれば18あるという13世紀からの古い塔と城壁、丘の上に広がるブドウ畑とライン川の眺め、あまり観光地化していないしっとりとした街並み、地味ながら良い町でした。
勿論ほかのライン川沿いの町同様ドイツ30年戦争、プファルツ継承戦争で大きな被害をこうむっています。
写真はシェーンブルク城。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅の前半はマインツからスタートしライン川沿いの古都をデュッセルドルフまで。
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午前中ザンクト・シュテファン教会などを見て11:51発のREでマインツを発ちました。
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車窓からライン川の眺め。
ライン川の左岸を走る路線です。 -
古城とラインガウのブドウ畑。
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オーバーヴェーゼル13:26着。
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オーバーヴェーゼル駅。
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無人駅。
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駅前には聖母教会と、
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頭上にシェーンブルク城。
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日本人観光客に人気のホテルです。
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荷物を引きずる事約10分、今日のホテル/レーマー・クルーク。
旧市街地の真ん中、マルクト広場にあります。 -
小さな広場は木組みの建物と石造りの市庁舎に囲まれています。
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ホテルの向かいは市庁舎です。
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角にはワインの町らしくレーマーと呼ばれる大きなワイングラスのモニュメント。
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レーマー クルーク(ワイングラス)
ローマ風の、ローマ人のグラス。
がっしりした脚が特徴のワイングラスです。古くゲルマン民族以来の伝統があるそうです。実際にドイツのレストランで供されています。 -
少し離れて。
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観光案内所もありました。
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ホテルのカフェで昼食に簡単に何かのスープを。
勿論ワインも。ライン渓谷流域はラインワインの産地です。
ホテルの名はレーマー・クルークですが、ワインは普通のグラスでした。 -
ホテルの横にはキリスト磔刑像が。
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表通りラートハウス通り。
これからバッハラッハに行きますがその前に少しオーバーヴェーゼルの町を散策しました。 -
観光客の姿は有りません。
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ラートハウス通りとシャブリス通りの角。
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マリエン・アポテーケ。
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その前に建つのはマリア像ではなく戦の女神ミネルヴァでしょうか。マリア様は戦なんか好まれなかったでしょう。
1866、70、71年記念となっています。1870、1871年は普仏戦争勝利のことと分かりますが1866年はなんですかね、普墺戦争かな。 -
シャブリス通り。
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中世前からある市の泉。
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通りの横からそれて町の背後の小高いところに登ってみます。
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城壁の跡。
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シェーンブルク城が見えます。
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通りに降りてくるとEV福音派教会。
1897年。 -
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文具、雑誌、本、お土産、玩具屋さん。
金曜日の午後ですが人通り、観光客も少なくひっそりしています。 -
メイン通りの一本上の道を駅の方に歩きました。
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ゲルバートゥルム/黄色い塔。
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駅前の聖母教会までやって来ました。
1308年~1351年。
ラインラント地方で最も重要なゴシック様式教会と言われています。 -
お邪魔します。
1331年、ドイツ最古のゴシック様式祭壇。 -
目を引く内陣仕切り用の衝立。
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天井は結構高い。
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美しいリヴヴォールトの天井。
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祭壇画。
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ピエタ。
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祭壇。
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聖マルタン。
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マリア被昇天。
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最後の晩餐?
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受胎告知。
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小さな町の教会にしてはなかなか見応えがありました。
ここでオーバーヴェーゼル散策を中断して14:26のMRB/ミッテル・ライン・バーンでバッハラッハに行きました。 -
16:28の列車でバッハラッハから戻りました。
バッハラッハから帰りの列車です。きれいな色のシート。 -
以下はバッハラッハから戻ってからの写真です。
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オーバーヴェーゼルの観光案内図。
この辺りのライン溪谷は世界遺産です。
ライン川と背後の丘とはせいぜい200mの距離、ライン川にへばりついた町です。 -
駅前に建つツェーナー塔。
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メイン通りより一本川寄りのキルヒハオゼナー通り。
ローター/赤い塔、別名ハーグ塔。
昔の城壁の塔がいまでも18も残っているそうです。 -
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移動式の水車でしょうか。
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ライン川に向かって何本もの小道があります。
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シェーナウアーホーフ隣人組合の泉。
当初1213年。 -
カタリーネン礼拝堂。
1358年。
年配の観光客が二人、ほぼ私と同じペースで歩いていました。 -
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線路を潜りライン川べりにでました。
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公園です。
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対岸を列車がトンネルに入ろうとしています。
ライン川の右岸、左岸を鉄道が走っています。右岸側にリューデスハイム、ロルヒ、ザンクト・ゴアールハウゼンなどの町。左岸にビンゲン、オーバーヴェーゼル、バッハラッハ、ザンクト・ゴアール、ボッパルトなどの町があります。 -
ライン川クルーズの船着き場。
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ボーデン湖より550キロ。
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古い建物の角に聖人の像があります。
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聖ネポムク。
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聖ニコラウス。
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城壁。
この様なアーチが所々にあり街中とライン川べりを結んでいます。 -
一旦ホテルに戻り夕食。
まずは当地産のワイン。何を食べたかは忘れました。 -
食後散策を続けます。
夕日に輝くシェーンブルク城。
7時半。 -
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ラインクルーズ船着き場。
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ライン川は国際河川です。かなり大きな貨物船がそれぞれの国旗を掲げて航行しています。
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対岸をながーい自動車運搬列車がトンネルから出てきました。
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翌23日朝です。コブレンツに行くまで街を歩きました。
ミノリテン修道院。 -
ミノリテン修道院教会の廃墟。
1280年。 -
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修道院の横を登っていきました。
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オーバーヴェーゼルはライン川と丘陵にはさまれて城壁がぐるりと囲む細長い町。その城壁に塔が点々と建っています。
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遠くにシェーンブルク城。
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メインストリートのラートハウス通りに降りてきました。
パン屋さんだけは朝早くから店を開いています。 -
朝早いので人影はありません
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オーバーヴェーゼル博物館。
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老人ホーム/ゼニオーレンです。。
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ローレライ・ゼニオーレンツェントルム。一日看護。
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ライン川沿いに続く城壁の上に登りました。
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覗いてごめんなさい。でも窓辺は綺麗に花が飾られています。
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城壁の塔、ホスピタル塔。
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ムッター・ローザ・カペレ。
昔のホスピタル教会の一部が残ったもの。1270年。
隣の建物のベランダでのんびりと朝のコーヒーを愉しんでいます。 -
開館時間前でしたがドアを押すと開いたので中に入りました。
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聖母とイエス。
イエスが衣服を着た聖母子像はルネッサンス期以前の絵に多いと思います。
ルネッサンス期のイエスは丸々と肥えたスッポンポンです。 -
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シュタインガッセン塔。
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城壁の上から。
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シュタインガッセン塔。
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塔に上りました。このくらいの塔なら歩いても昇れます。
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遠くに聖マルティン教会と家並み。あそこまで行ってみよう。
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聖マルティン教会のズーム。
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北方面。
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右オクセン/雄牛塔、左カッツェン/猫塔。
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銃眼を備えています。
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左猫塔、右雄牛塔。
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猫塔。
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雄牛塔。
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左の坂道を行きます。
左コブレンツ塔、右ベックボマー塔。 -
ボルンガッセの家。
何の絵でしょう。時計の文字盤が木の枝に架かっていたりチェロを弾いていたり。 -
手前フェルゼン塔。奥ニーダーブルガー塔。ニーダーブルガー壁。
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先ほどシュタインガッセン塔から眺めた聖マルティン教会。
ほぼ同じ高さまで登ってきました。
道はまだ上の方に続きますがもう限界。 -
別のけもの道みたいなところを降りました。
なにやら聖人の板絵が道端に架けてあります。ワインに関する聖人のようです。
左聖フロリヌス?、右聖ゴアール。 -
左から聖セバスチャン、聖ローレンティス、聖母マリアとイエス。
これはワインに関係なさそうです。 -
ケルン塔。
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反対側から。
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聖マルティン教会を目指していく途中。
日本の松みたいな刈込のしかたです。 -
高いところに建つ聖マルティン教会。
1350年。 -
息を切らして登ってきたのに無情にも扉は閉ざされていました。
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聖マルタン門。
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聖マルタン。
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教会の外壁の彫刻。
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教会からの眺め。
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ミヒェルフェルト塔。
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18ある塔、すべてを見ることは出来ませんでしたが本当に塔の多い町です。
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はるかに上まで続くブドウ畑。
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商店のある下の道まで降りてきました。
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先ほど見たバッハラッハのような華やかさの無い静かな町でした。
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ホテルに寄り荷物を受け取りこれからコブレンツです。
駅前の陽に輝く聖母教会。時刻は10時過ぎ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- blumentalさん 2019/12/30 17:31:44
- 参考になりました、オーバーヴェーゼル
- ベームさん、
お邪魔します。オーバーヴェーゼル旅行記、拝見しました(再々々々読以上です)。
旅行出発前に、この旅行記を拝見して訪問地の一つに選びました。この旅行記が大変参考になり、感謝しております。
それにしてもベームさんはこの町の広範囲を散策していらっしゃいますね。改めて感心しております。塔が多いことで有名なこの町の塔をほとんど見ていらっしゃるのでは。我々はマルクト広場周辺までの往復程度となってしまいましたが。
駅前の聖母教会が閉まっていて内部を見ることができなかったのですが、こちらの旅行記を再度拝見し、様子を知ることができました。内陣仕切りまで設けてあるのはかなり立派な教会であることが想像できます。見られなくて残念でした。
我々の訪問時はマルクト広場にワイン祭りの露店が並んでおり、本来の広場風景を撮ることができませんでした(普段の広場風景は、帰国後改めてこちらの旅行記から確認しました)。ベームさんが泊まられたホテルの隣にキリスト磔刑像があったようですが、露店で隠されていて全く気が付きませんでした。
それにしてもこの町、木組みの立派な家がたくさん並んでいることには驚きました(予想外でした)。そして石造りの市庁舎が大変素晴らしいものに思えました。
blumental
- ベームさん からの返信 2019/12/30 21:42:29
- Re: 参考になりました、オーバーヴェーゼル
- blumentalさん、
そんなにもたびたび見ていただき、ありがとうございます。
ライン河流域でも、ボッパルトやバッハラッハなどはよく旅行記に現れますが、オーバーヴェーゼル旅行記は少ないのでたまに出てくると嬉しくなります。
ここには一泊したので、かなり歩き回ることが出来ました。
ワイン祭りに出くわされたのですね。お祭りもいいのですが、普段の姿が見えなくなるのが欠点ですね。聖母教会はあの町唯一(?)の教会なので見られなかったのは残念でした。田舎の教会にしては見ごたえがありました。
これからも楽しみにしています。よいお年をお迎えください。 ベーム
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