2010/11/18 - 2010/11/25
972位(同エリア1255件中)
kimさん
ネパール2日目。バスに乗って古都バクタプル、そして天国への入り口パシュパティナートへ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は古都バクタプル観光へ。ローカルバスに乗ることになり、タメルからバス乗り場に向けて歩く。
-
映画館の前を通る。インド映画が中心のようだが、看板を見る限りラブロマンスがらみの冒険映画という感じ。
文字が読めないので、全然わからない。 -
朝から警察の前に若い男女の長い列。みんな手になにか書類を持っている。
どうやら、警察官志望の若者が、願書を提出するために地方から来ているらしい。(多分…英語力不十分で、説明がはっきりわからない)この国は若者の就職は狭き門。
この国の郵便制度は不十分で、願書を郵送することは不可能。ということで、遠路はるばる持参しているようだ。 -
バクタプル行きのバスに乗車した。聞き取れなかったが、行き先を早口で何回も叫んでいたようだ。
案外すいていて、後部の座席にすわることができた。バスは思ったよりきれい。アルニコハイウェイを一路バクタプルへ。 -
チベットに続くこの道は現在日本の援助で改修中。
あちこち工事中で、渋滞も多く、気をつけないといろんなところに頭を打ち付ける。
完成すると立派な道路になりそうだ。「HAZAMA]の看板がいたるところにある。
日本製の「はたらくじどうしゃ」フル回転。 -
「はたらく少年」
-
打ち合わせ(立ち話?)をする現場監督風の2人。
働いている?働いていない? -
バクタプル到着。バス料金は18Rsだった。
外国人だけだと足元を見られて少し高く請求されることもあるらしい。
といってもせいぜい25Rsかもう少し。この日のレートだと30円あまりか?
これでは高く言われても気づかないよね。むしろ、やす〜いと喜ぶかも。
タクシーだと700Rsくらいでしょう。
バクタプル入場料は外国人のみ700Rs、または10USドル。
1週間有効のチケットです。それ以上は手続きが必要。
ここで自称日本語ガイドの青年に2時間で400Rsでどうかと声をかけられる。
興味があったので、1時間のみ200Rsで交渉成立。 -
おとうさんの英語の説明、ラマタンカペインティングスクールに通うアルバイトガイド、ビサーラ君の日本語の説明と豪華な布陣。
ところが、英語はこちらの聞き取り能力に難あり、ビサーラの日本語は微妙とけっこうなさけない有様。
それでも4人で楽しく歩く。 -
55の窓の宮殿のとなりゴールデンゲート(見たまんまの名前)から入って中庭を歩く。
この先の寺院はヒンドゥー教徒以外は入れない。
タマンのビサーラも仏教徒なので入れない。
「ここはドゥルガテンプルです。ダサインのとき108のバッファローをサクリファイスします。」「バッファローをサクリファイス?あー犠牲ね。この場合いけにえかな」「サクリファイスは日本語でなんですか?」「い・け・に・え」「…い・・け・・・?」
めんどうなので紙に書いて渡す。こちらがレッスン料をもらいたい。
バッファロー?ばっふぁろう?近鉄バッファローズ?あの勇敢な牛?
ただのおとなしい水牛でした。
このあと滞在中に何度も「バフミート」にお目にかかりました。 -
トウマディー広場から見るニャタポラ寺院。
急な階段の上にたくさんの人。 -
ポッタリースクエアでやきものを作る様子を見学。
ここの帰り道にティミに寄ろうかと思っていたが、同じようなものだといわれ、妙に納得。 -
ビサーラが勉強中の「ラマ タンカ ペインティングスクール」で作品を見る。
先生の作はすごく高価で目の保養に見るだけ。
ビサーラの力作の曼荼羅を値切って50USドルで購入。
力量はともかくずいぶん時間がかかったであろうというタンカである。この値段が高いか安いかは今後の彼の精進しだいということ。
ここで、ビサーラとお別れ。
2時間つきあってもらったが、もちろん200RsでOK。
作品を買ったのだから彼もうれしそう。(儲かったのかな?)
安くて手ごろなレストランを教えてもらう。 -
「ニュービアガーデン」この店さっき通ったとき見たところだ。
ビアガーデンかと思ったけど、普通のレストランだった。
入り口からのぞくとうす暗い。大丈夫か?
よーくみるとテラス席などもあっていい感じ。
ビサーラ疑ってごめん。 -
明るい中庭の席で、名物ズーズーダウを注文。
モモ(バフ)もおいしかった。
いろいろ頼んで、ビールも飲んで3人で700Rsくらい。
安いと思う。
ズーズーダウはヨーグルトケーキのようでおいしゅうございました。 -
バクタプルからタクシーでパシュパティナートに向かう。
工事中のアルニコハイウェイを避けて旧道を快適に走る。
ここはネワルの街ティミ(プラノティミ)寄らないで通過する。
途中渋滞もなくすんなりパシュパティナートに到着。 -
寺院へ向かう道のそばの建物に若い人たちがじっと座っている。
白い服は最近親をなくした人で、13日間こうして喪に服している。 -
川の手前のゲートで入場料750Rsを支払う。た、たかい!
寺院にもはいれないのに。
相次ぐ値上げのうえ、最近また上がったそうだ。
日本語のすごく上手な親切そうな人が火葬ガートのよく見えるところに案内していろいろ説明してくれる。
やたら丁寧で親切。この人誰? -
亡くなった人が火葬前の儀式を受ける場所に運ばれていく。こちら側から運ばれる人は病院からきたとのこと。
-
火葬中。
毎日こうしてたくさんの人が火葬され遺灰はガンジス川につながるバグマティ川に流される。
ヒンドゥー教徒は墓をつくらない。
ここで焼かれ流されることは、彼らの願いのようだ。 -
ホスピス(死を待つ人の家)
パシュパティナート寺院のすぐそばにあり、ここで死にたいと願う人は多いとのことだが、定員があってそうもいかない。
見ている間にも死者が運び出されていく。
ここは一応病院なので、時々サルにおそわれてけがをした外国人が応急手当を受けるらしい。
さっきもサルが20頭あまり団体で我が物顔に橋を渡っていて、こわい気がした。 -
ホスピスに空きができて、つぎの人がやってくる。
心配そうに付き添う家族。
ただ、全員が亡くなるわけではなく、元気になって生きてここを出て行く人もたまにいるらしい。
もちろん寺院でシヴァ(パシュパティ)にお礼を言って家に帰る。 -
寺院からパイプで牛乳が送られてくる。
ここで最後の儀式をしている。
手前の人が立っているのは王族のためのガートの上。
火葬後13日間はロープがはられているが、それ以外は誰が立ち入ってもかまわないらしい。 -
ヒンドゥー教徒以外はパシュパティナート寺院には入れないが、寺院の入り口まで行って、シヴァののりものナンディンの巨大なおしりを見る。
-
寺院の中ははきもの禁止。
というわけで、参拝者はここに履き物をあずけておく。 -
マザーテレサの援助でできた老人ホーム。
中は見学できるので、はいらせてもらう。
穏やかな顔のお年寄りが陽だまりで談笑している姿が印象的だった。
ところで、例の人だが…
「今日はいかがでしたか?」「よかったです。」「皆様の満足が私の喜びです。500ルピー以上のご寄付を(私に)」
やっぱり・・・
でも、よく考えると変だと思いながらも1時間半しっかりガイドされていた。
とてもよかったので、この人ルール違反と思いつつ、500は高くないと、最低限の500Rsを渡す。 -
けっこう楽しいローカルバスでカトマンズへ。
これでさっきの500Rsを浮かす。
バスに乗る場所でおとうさんに聞くと、「ゴウシャラと言ってるのに乗るんだよ」とのこと。
来た来た!確かに「ゴウシャラ、ゴウシャラ、ゴウシャラ」と叫んでいる。
このあたりがゴウサラらしいので、カトマンズ方面から来たバスは人が少なくなりぐるっとどこかの道をまわって、カトマンズへ。 -
今夜はフジホテルが満室のため、ホテルエクセルシオールに宿泊。
ほとんどの荷物はフジで預かってもらう。
明日の朝は早起きしてマウンテンフライト。
ホテルで朝食は無理なので、明日のために軽食を買う。
夕食はそのあたりの中華レストラン。
店内はすいていた。味は予想通り、だめだめ。
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