2010/11/18 - 2010/11/25
433位(同エリア620件中)
kimさん
ポカラの天気はぱっとしないが、日の出が見られるかもとサランコットの丘へ。
サランコットに行きついでにノーダラまで歩いてみることにしました。
ノーダラまで行くとマチャプチャレが本当のフィッシュテイルに見えるそうです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
せっかくポカラに滞在なので、サランコットの朝日を見るため早起きする。
車から降りて歩くこと30分くらい。
明るいけど、夜があけてるんじゃないの?
もうすぐ頂上だ。 -
来た道がこのように見える。
けっこう急な道だったらしい。
農家らしき家や畑もある。 -
展望台から見る朝日。
雲が多く気がついたら陽が昇っていた。
でも、それなりにいい景色。
汗が出て上着を脱いでいたが、また寒くなって着る。
カトマンズから持ってきた残り物のドーナツ型の揚げパンを食べてみる。硬くなってるけど空腹にちょうどいい感じ。
「Hi good morning」と声をかけられ振り向くと、昨日ピースパゴダで会ったゴアから来たインド人カップルが。
おとうさんはと見れば知り合いに会って話し中。
おとうさんはポカラからまあまあ近いバンディプル出身なのでこのあたりには知り合いが多いようだ。 -
ホテルで「段々畑が見たい。村の生活が見たい」と言ったところ、サランコットからノーダラへのハイキング(というよりウォーキングか?)を勧められた。
ノーダラまで宿の専属の車を回してもらうことにした。
サランコットから9キロくらいあるらしい。
まずは暖かいお茶を飲んでいくことにして、小さいお客のいないカフェというよりバッティに入る。 -
ミルクコーヒー(大)をポットで注文したら、こんな大きいやかんにコーヒーがいっぱい。
味はインスタントコーヒーだが、冷えた体にはありがたい。
コーヒーを飲みすぎてトイレが近くならなきゃいいけど、と心配する。ここで昔なつかしい感じのトイレを借りる。 -
バッティの庭に「ガンジャ!」
ここのおじさんに「ノーユーズ シーオンリー」とある意味とてもわかりやすい英語で言われてしまった。
マリファナはシヴァ神と関係が深く、儀式などに使われている。
パシュパティナート寺院でも確かそんな話しだった。 -
ノーダラへの道を歩き始める。
多分建設中のホテル。
グルンスタイルだということらしい。
これが開業するのなら泊ってみたいものだ。
この近くにグルンのファミリーの住む家があった。 -
なつかしい農村の風景。
私もこんなところで大きくなったよ。
おとうさんに言うとうれしそうだった。 -
牛を飼う農家の青年。
このあたりはパルバテヒンドゥーといわれる山地ヒンドゥーもたくさん住んでいるらしい。
彼はおとうさんの話ではこの一家は最高位カーストのバウンのようだ。
バウンは政治の中枢にも多く、ビジネスで成功した人も多いが、このように昔ながらの農業に従事している人も少なくない。 -
水場で洗濯するひと。
天気さえよければ快適だと思う。 -
これから学校に行く子と、小さいきょうだい。
みんなかわいいけど、「なんかちょうだい」と要求される。
ここでキャンディーを出すわけには行かない。
子供たちに丁重にお礼を言って何もわたさない。 -
カースキコットのあたりは大きな村で、学校もりっぱだ。
登校中の子供がどんどんやってきて「Give me money」「Give me sweets」を連発。
もちろんわたさない。
「水ならあるよ」と言うと「いらなーい」そりゃそうだ、このあたりは水が充分あるからね。
みんなこぎれいな身なりで、元気そうだ。
なにかもらえればラッキーという感じで声をかけてくる。
たくましいとも、なげかわしいともいえる。
いろんな外国人がいろんなものをあげるんだろうね。
手伝いをしてもらったとか、助けてもらったのなら当然だけど、声をかけるだけで何かもらえると思ったら大間違いだぞ、少年。 -
こうやって堆肥を置いているのも日本と同じ。
ポカラではあちこちで桜が満開。
日本山妙法寺にもたくさんあった。
ヒマラヤネパール地域が桜のルーツではないかという話を聞いたことがあるが、本当かもしれない。
山や段々畑のほとりに咲く桜を見ながら、桃源郷ならぬ、桜源郷ハイキング。 -
農作業中。
大変だがエコである。
でも、これってかゆいんだよね。
歩いている途中荷物を積んだトラックがやってきた。ボディの前面に上手いとはいえないカタカナで「アイシテル」と大書してある。
あっけにとられて写真をとれなくて残念。
この道は拡張されてかなりひろくなっている。おとうさんの話によると昔は細い尾根の道だけだったそうだ。
尾根道なのでヒマラヤの山々がよく見えたらしい。今は山の南側を道路が通っているので、ノーダラに着くまでヒマラヤは見えない。 -
いろいろ寄り道して遅くなったけど、もうすぐノーダラ。
段々畑も見るには「おーっ」という感じだけど、耕すとなると、想像を絶することだろう。
ノーダラまで行くとマチャプチャレが本当のフィッシュテイルに見えるよって言われたけど天気が微妙。 -
ノーダラに着いた。
残念ながらマチャプチャレは見えない。
迎えの車で急いでポカラへ向かう。
というのも、おっちゃんがパラグライディングの予約をしているから。私は怖そうなのでやらない。
100ドルもちょっと惜しいし。
ノーダラからフェディに下る途中一瞬フィッシュテイルが見えた。
ちらっと見えただけでもうれしい。確かに魚の尾のような頂上だ。
フェディというのは「ふもと」という意味なのでネパールではあちこちにこの地名がある。 -
ポカラに帰る途中のモディ・コーラ沿いは肥沃な穀倉地帯。
ただいまとり入れ中。
段々畑の田んぼよりずいぶん能率がよさそうである。 -
パラグライディングのテイクオフはサランコットの丘から。
会社によって離陸場所が少し違うようだ。
もちろん経験者以外はタンデムフライトとなる。 -
おっちゃんが帰ってくるまで、おとうさんとポカラコーヒーで一服。
案外おいしいコーヒーだったので、おみやげに買うことにする。
ポカラコーヒーはすべてオーガニックとのことだ。
このカフェは昼時のせいかほかに客もなく降りてくるパラグライダーを見ながら、のんびりコーヒー談義。
暖めたクロワッサンをいただいたが、三日月型の大きいロールパンのようなものだった。しかもずっしり重くておなかにこたえた。 -
ホテルで予約してもらって、「タカリバンチャーズ」でディナー。
ニュー(ナヤ)バザールのレストランなので、車で送迎してもらう。
車代は必要だが、ホテルオーナーのお勧めどおりとてもおいしかった。
ヒマラヤの高地にすむヤギの腸や高地民族の携帯食など、見たことないものもいろいろ。
地元の人も多く来ていて、お値段もリーズナブル。
イケメンのタカリの人があいさつがてら感想を聞きにきてくれた。(オーナーかどうかは確認せず) -
食後のお口にスパイス。
二つはとても硬そうで歯に危険。
クミンらしきものだけを口に入れて噛んでみる。さわやかー。
今日はずいぶん歩いたので(10キロ以上)今夜はよく寝られそう。
ポカラはいいところだけど、あしたはカトマンズに帰る日だ。
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