2009/08/14 - 2009/08/14
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ももであさん
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ハンドルを握る。エンジンをかける。
ぐうたら猫の、猫ヒゲセンサーがざわめく。
走る。 時に立ち止まる。
大地の匂いをかぎ取り、風を感じる。
そしてまた、走る。
いつしか精悍な山猫が、大地を疾走する。
まるで子供のよう。好奇心むき出し。
知らないものを、何でも見てみたい。
“もも”がいつもそうだったように…
年に一度あるかないかの、刹那の一時
だからこそ全力で旅したい。旅は何よりの宝物
求めたい。いつまでも心に輝く旅を。
猫にまた旅。 いつまでも走り続けたい。
【YouTube】http://www.youtube.com/watch?v=6EpGEcVUUHE
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- 中国国際航空
PR
-
ガッリーポリから次の目的地サン・ジョバンニ・
ロトンド (San Giovanni Rotondo)を目指す。
オストゥーニやモノーポリを通過するのは、
後ろ髪を引かれる思い。
360キロほどあるから、途中高速を使う。 -
サービスエリアのエッソで給油
ヨーロッパ諸国は、環境を意識してか、
日本よりもガソリン代が随分と高い。
\170/Lくらい。 -
フレンドリーなスタンドのスタッフ達
笑顔で近づくと、すぐに笑顔で応えて
くれるのがイタリア流
これこそ、サービスだなぁ。 -
ここのサービスエリアは、なかなか
充実していた。
と、言っても日本の比ではないが。
温泉、ヘアカット、指圧…
どこまで進化するのか? -
ももであの海外旅行は、年に1回
仕事でヨーロッパへ行ったのは1度だけ。
海外で暮らしたこともない。 -
だから、海外経験はまだまだ少ない。
これからも、広く世界を旅したい。
きっとリタイアして、余裕が出来てから、
自分のやりたい旅ができるのかな。
今はまだトレーニング期間 -
そりゃドライブは大好き♪
爽快だよね。好きな曲を聴きながら、
シフトレバーを操作する感覚
日本で運転するのもマニュアル車のみ。 -
熱心に読んで戴いた方々には、ご記憶が?
イタリアの田舎:ドライブ旅行記 -1- 〜旅立ち編〜
で、表紙を飾った写真
2年越しに、再登場! -
さぁ走れ、走れ!
乗り物は、何でも好きだな。
飛行機、新幹線、車、バイク、自転車、カヌー…
自分で動かすものは、特に楽しい。 -
YouTubeにした、井上鑑のGravitations♪
を聴いて、車の運転に憬れたものだった。
今では世界中どこへ行っても、地元民の如く
自在に走れるようになった。嬉しい限り。 -
最も大切だと思うのは、運転技術ではなく、
猫ヒゲセンサー。つまり方向や時間の感覚
大学時代の山登りで、無限とも思えた体力
と共に徹底的に鍛え上げた。
敢えて道なき道を、地図とコンパスだけで
一人彷徨ってた。迷えば、人知れずこの世
から消えていたかな。若気の至り。 -
さらに遡ること中学時代。毎日ラジオの
気象通報を聞きながら、天気図を描いた。
おかげで東西南北、あらゆる方向を瞬時に
把握出来るようになっていた。
若い頃の苦労は買ってでもしろ…って?
確かに便利なセンサーが身についたな。 -
さて、チェックイン時間ぎりぎりに
ホテルに到着。
外で待ってたオーナーは“えっ、ホントに
来やがった”って感じ。
そりゃ来るさ。目一杯遊んで、時間通りに
到着するのが、猫ヒゲセンサーの真骨頂
また日本人初の宿泊だって。 -
ホテルオーナーが勧めてくれたレストランへ
行ってみるも、何やらそのお隣の方が庶民的
でいい感じ。
ごめんね。猫は気まぐれなのだ。 -
La Frascaで夕食
ピザは生ハムのFiorentina
そしてアンチョビのRosse
あ〜、ビールが幸せ♪ -
日は変わり翌朝
クロワッサン、ビスケット、カプチーノ
オレンジジュース、シリアル&生温い牛乳
激安だから贅沢言うつもりはないよ〜
自分の旅に、贅沢は不要 -
サン・ジョバンニ・ロトンド
全く知らない町だった。
いつも半径50キロ圏内でその日の宿泊地を
探すが、ここだけに異常にホテルが多い。
何かある… ただそれだけの理由。 -
果たしてそこは、ピオ神父(Santo Padre Pio)
縁の町だった。
カトリック世界で知らない人はいない超有名人
恥ずかしながらここに来て初めて知った。 -
ほーら、泊まったホテルの正面にも、
でーんと、ピオ神父の姿が。
言われてみれば、南イタリア旅行中
いたるところで、その銅像や肖像画を
見かけていた。 -
ホテル近辺を散策してみる。
丘の上にやたら立派な建物が見えている。
街の規模からすれば何とも不釣り合いな。
行ってみよう。 -
ここにもピオ神父が。
何だろうこの建物? 何と奇跡で人々を
治療していた神父を記念して設立された、
Casa Sollievo della Sofferenza病院
ヨーロッパでも屈指の総合病院
特に感染制御部は優れる。 -
ピオ神父の両手、両足と脇腹には
十字架刑と同じ聖痕が見られる。
50年も続いた聖痕
アッシジの聖フランチェスコですら
聖痕を認めたのは晩年の数年 -
パードレ・ピオ聖堂(Santuario di Padre Pio)
関西空港も手がけたレンゾ・ピアノ設計の教会
教会らしからぬ教会
JR京都駅と同様、賛否両論うずまく -
ピオ神父は若き日のカロル・ヴォイティワ
が法王になることを預言した。
後のヨハネ・パウロ2世
南イタリアでは、ローマ教皇に匹敵する
人気ぶり。 -
6000平米の広大な敷地
内部だけで7000人の信者が収容可能
地下にある3トンの一枚岩の下に聖ピオの
遺体が安置される。 -
第二次大戦中サン・ジョバンニ・ロトンド
を目指した爆撃機のパイロットは、空中に
現れた神父に驚き、引き返したと証言
生まれつき眼球の無い女性の目と視力を回復
多くの人の病を癒す -
懐疑論者ですら否定できないほど、
数多くの偉大な奇跡を残す。
キリストの時代ではない。
ホンの半世紀ほど前の話。 -
ピオ神父の帰天(1968年9月23日)後、40年も
経ってその墓が掘り起こされ、遺体が聖者
として一般公開された。
え? 手元の携帯を見る。 9月23日。
これもピオ神父の奇跡と言うのか…
なる程、信じてみたくもなる。 -
この道は、どこへ向かうだろうか?
進むべき未来を見つけたい。
奇跡ではなく、自分自身でやるべきこと
を見つけなくては。止まることなく、
歩き続けたら、見つかるのか…
進む未来を、希望のある旅へ♪
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この旅行記へのコメント (14)
-
- しにあの旅人さん 2018/09/18 15:45:03
- ロングドライブ
- ガーリポリからサンジョヴァンニロトンドはプーリア縦断ですね。Bariを通って海沿いを北上なさったのですか。私はBariに4泊して、レンタカーで南はOtranto、北はLuceraまで回る予定です。
- ももであさん からの返信 2018/09/29 18:07:28
- RE: ロングドライブ
Bariを通って海沿いを北上していますが、Bariは
通過しただけでした。南イタリア旅では3,500キロ
走っていました。
-
- natusoraさん 2011/11/05 09:58:53
- 知らない道を運転するのは憧れです。
- ももであさん、
お久しぶりです。訪問&投票ありがとうございました♪♪
ももであさんの旅行記がUPされていてヤッター!!です(笑)
この旅行記で一番に思ったのが”男子になってこんな風にしてみたいなあ”でした(笑)もちろん女子でも出来ると思うのですが、男子の感覚で旅するってどんな感じかなあ??と。
続きの旅行記をまだ拝見してないのですが楽しみです♪
最後の道へのコメント、私もそうだったらいいなと思います。
ただいま立ち往生中なので。
natusora
- ももであさん からの返信 2011/11/05 11:13:02
- RE: 知らない道を運転するのは憧れです。
- natusoraさん♪
ぼくの初めてのヨーロッパドライブは、オランダ・ベルギーでした。
ハワイやシドニーは走ったことがあるので、何とかなるかな… と。
ある意味、何とかならなかったかも。何より慣れない右マニュアルシフト操作。
今思えば空港からアムステルダム市内へは、恐怖と後悔の30分でした。
運転免許を取って、初めて自分一人で路上に出た時の気持ちが蘇ります。
でもその30分を乗り越えた途端、素晴らしい田舎の風景は、旅人を大歓迎してくれました。
チャレンジした人だけに与えられるご褒美でしょうか。まさしく世界が広がりました。
立ち止まった時は失敗を恐れずに、まず一歩前へ踏み出すことが大切なのでしょうね。
まぁ、何とかなる…
成功すれば万々歳! 例え失敗しても、勇気を出した自分に後悔は無用
男子だから?かは分かりませんが、ぼくは決してリピーターになれないタイプです。
当たりでもハズレでも、知らないところへGo, Go!です。
なる程、次回女子の気持ちになって走ってみます!?
ももであ
-
- ちゃむらさん 2011/10/31 23:14:21
- ありがとうございました
- ももであさん、再度のお越し&ポチッをありがとうございました。ご投票いただいた旅行記は食べ物よりテーブルの下のニャンがももであさんの目についたのでしょうか(^-^)。私の足に頭を擦りつけるようにすりすりして時々私を見上げる表情がなんとも可愛かったです。
まっすぐな一本道の途中の木は遠くから見ると寄り添っているみたい…カレンダーに出てきそうな景色ですね(^^)。
- ももであさん からの返信 2011/11/03 09:29:09
- RE: ありがとうございました
- ちゃむらさん、おはようございます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
ニャンの姿を見ると気になってたまりません。
犬や猫って世界中どこへ行っても、一番人間に身近な
古くからの良きパートナーですね。
夕暮れが迫る一本道を眺めてると“遠くへ来たな〜”
って、しみじみ思っちゃいます。
イタリア旅行記、年内の完成を目指してます。
ももであ
-
- スーポンドイツさん 2011/10/14 23:03:43
- 道・・
- ももであさん、お久し振りですm(__)m
シフトレバーを操作する感覚!あぁ〜忘れていました。私も好きでした♪渋滞で足がつりそうになったことも(笑)
>今では世界中どこへ行っても、地元民の如く自在に走れるようになった。
す、す、すっご〜い!! 2号にもヒゲをつけてあげたい!けれど、ヒゲも一日にして成らずですね。
山男なのに、いや山男だから?ももであさんの文は心地よいリズムがあって、しかも詩的♪
30年前のチュニジアドライブではほとんど日本人と会いませんでした。今じゃ日本人のいない所なんてないと思うけれど、違うんだねぇ〜ももであさんの一番乗りがいっぱい\(^o^)/
ところで教会らしからぬ教会、なるほど関空の設計者によるものでしたか。で、虹はホンモノ?
最後の一枚も印象的です。黒いももであさん?の見つめる先には・・
これからもももであさんの道を作っていってください♪
ナンテ偉そうに言っちゃった(^_^;)すーぽん
- ももであさん からの返信 2011/10/16 22:15:32
- RE: 道・・
- スーポンドイツさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
30年前のチュニジアドライブとは凄いですね。
アクティブなスーポンドイツさんの原点は、こんなところにあるのでしょうか。
本場タジン料理が食べてみたいものです♪
南イタリアの旅では、日本人として初宿泊のホテルは沢山ありましたが、
さすがに日本人未踏の地はないでしょうね…。
サン・ジョバンニ・ロトンドは田舎ですが、驚くほど立派な教会と病院
があり、なんだか不思議な違和感空間でした。
渋滞で足がつりそう… と言えば、ぼくも先週タンデムで信楽の陶器市に
行って来ましたが、バイクもなかなか通り抜けできない大渋滞。
無理して車の横を通過してたら、指がつりそうになりました。
今日は、清水焼きの陶器市に行って来ましたよ〜。スイスイでした。
ももであ
-
- kaz-ykさん 2011/09/27 10:51:58
- 始めまして
- ももであさん、今日は
小生のブログにお越し願い有難う御座いました。
足跡を辿りお邪魔しました。田園地帯は、ひた走り、天気の良い日は、
楽しいでしょうね。若いという事は、無限の可能性あり、羨ましい。
パードレ・ピオ聖堂・ピオ神父の奇跡初めて聞きました。
先月ローマで何軒か、教会を回りましたが、いずれも素晴らしい
年に1回だけローマ法王自身の手で、開く教会の入り口と、紹介あり
イタリーのクリスチャンの歴史を、垣間見ました。
綺麗な画像と軽妙なご紹介感謝し 文武の達人に脱帽します。
- ももであさん からの返信 2011/09/27 21:29:24
- 百薬の長
- こんばんは、kaz-ykさん♪
今朝は、ピレウスにお邪魔してました。
kaz-ykさんは、7/10だったんですね。
実はぼくもその一ヶ月後にピレウスを散策してました。
ピレウスは。10万トンクラスの船舶まで接岸できる港
だったとは思いもしませんでした。アギア・トリアダ
教会も素晴らしかった。
>若いという事は、無限の可能性あり、羨ましい。
なんだか恐縮です。自分ですら、より若い人達が羨ましく
思えるくらいです。学生の頃は、体力まかせでテントを
背負って延々歩いたり、ヒッチハイクしながら旅してました。
経験はなくとも、やはりその頃は格別楽しかった♪
でも、今はなかなか時間が取れないのが最大の難点です。
ぼくはむしろ早くリタイアして、思う存分旅を楽しみたい
思いです。
少しでも長く旅を続けるためにも、お互い健康に留意
しなければいけませんね。まぁ、旅こそが“百薬の長”
でしょうか。
ももであ
-
- hot chocolateさん 2011/09/25 00:56:11
- 奇跡!
- ももであさま、こんばんは。
パードレ・ピオ聖堂、とても教会とは思えない建築物!
恥ずかしながら、私も初めて知ったピオ神父。
わずか半世紀前のことなのに、奇跡で病を治したり、若き日のカロル・ヴォイティワが法王になることを予言したり、50年も続く聖痕・・・
奇跡って本当にあるのかしら・・・と俗人の私は思ってしまうが、この旅行記を読んでいたのは、奇しくも9月23日!
ちょっと不思議を感じる旅行記でした。
hot choco
- ももであさん からの返信 2011/09/26 20:45:45
- RE: 奇跡!
- hot chocolateさん
ピオ神父ってビデオにもたくさん撮られてて、
YouTubeなどでもその姿を拝見することができます。
奇跡の人ってキリストの時代や中世をイメージ
しがちですが、本当に最近までいらしたんですね〜
40年の時を経て墓を掘り起こしたというのも
驚きですが、安置されているそのご遺体は、
まるで生きているかのよう。
腐敗が進んでいなかったと言うのも超奇跡。
9月23日には本当に驚きました。
サン・ジョバンニ・ロトンドでの式典は、
クリスマス級に盛大だったことでしょう。
ももであ
-
- 天星さん 2011/09/12 20:45:03
- え〜長崎の方へ
- こんばんわ
坊が鶴を知っていると以前聞いた時
九州の人?…とは思いましたが
長崎の人だったとは思いもよらなかったです。
いいな〜ドンガバチョに博士、
あのサンデー先生まで持ってるんですね〜
うらやましい〜
あっと旅とは関係なさすぎですね(笑)
今度行く時はナビゲータで助手席に
乗せてください。
カーナビより、経費が高くなるかも!(笑)
天☆
- ももであさん からの返信 2011/09/14 07:14:09
- RE: え〜長崎の方へ
- おはようございます。
そうなんです。今は関西在住ですが、
原産地は長崎市です。
全国あちこち巡りますが、今でも九州が
一番好きですね。のんびりして癒される。
物価が安い。人が優しい。
毎週のように九州全域走り回ってました。
リタイアしたら、また九州やヨーロッパを
転々としながら旅したいです。
ももであ
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