2009/06/27 - 2009/06/28
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やさしい寅さん
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梅雨の真っただ中の長崎市街を散策
国宝・聖寿山・崇福寺・・・
中国様式の寺院としては日本最古のもの
福建省の出身者が門信徒に多いため福州寺と呼ばれました
もうひとつの国宝
大浦天主堂
前夜も雨交じりの天候で視界が悪く・・港の夜景は見えず
中華街では雨に降られ、早々と帰途へ・・
そんな中、九州の国宝・3つをみることができました!
(2011.1.23の写真を一部掲載)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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国宝・崇福寺を参拝しました
1629年(寛永6年)長崎で貿易を行っていた福建省出身の華僑の人々が創建
二階建(桜門)の赤い三門・・竜宮門と呼ばれる -
竜宮門・軒下
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三門二階の屋根
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三門二階の屋根の「鯱(しゃち)」・・(第一峰門前から撮影)
鯱または魔伽羅(まから)と呼ばれる想像上の動物
火災で二度消失したこともあり、火災から守るという意味があるそうです -
門の両脇に鎮座する獅子・・
左の獅子が持つ毬は「繍球(しゅうきゅう)」といわれ、これから獅子が生まれるのでめでたいとされています -
右側の獅子・・
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左の獅子が持つ毬が「繍球(しゅうきゅう)」
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三門の裏側
横に走る電線は、ランタン祭りの準備中でしょうか? -
三門裏側・軒下
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崇福寺は興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」と呼ばれています
門を入いるとすぐ左に階段が・・ -
階段の中間点
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階段を上りきると、第一峰門が・・
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イチオシ
国宝・第一峰門(唐門、赤門、海天門などともいわれる)
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第一峰門
国宝・・軒下の複雑な斗(木共)
扁額「第一峰」(即非禅師作)を囲むようにしている軒下
国内はもちろん中国でも珍しいそうです -
第一峰門・右側部のアップ
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特徴は複雑な組み方の軒裏
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イチオシ
国宝です!
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護法堂・・(右から関帝堂〜観音堂〜天王殿)
関帝堂・・関羽像があります(関羽は三国志の英雄)
中国では「神」として崇め奉られているようです
関羽像・・内部が暗く上手く撮影出来ず、顔の部分が真っ黒 -
護法堂・観音堂
観音菩薩 -
護法堂・天王殿
韋駄天菩薩 -
護法堂の前に建つのが崇福寺・本堂・大雄宝殿
こちらは長崎に現存する最古の建物だそうです -
イチオシ
国宝・大雄宝殿
特徴は軒回りの「擬宝珠付き垂花柱」・・国宝です! -
ギボシツキスイカチュウとは・・
写真の中央付近にある・・欄干を逆さにしたようなもの -
大雄宝殿の軒下を飾る、国宝「擬宝珠付き垂花柱」
「擬宝珠付き垂花柱」 -
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釈迦如来三尊坐像
「大雄」とは釈迦如来のこと・・この中に釈迦如来三尊が保存されているので「大雄宝殿」言われる
本尊は釈迦如来・・脇侍は迦葉と阿難
「京都清涼寺の国宝釈迦如来立像には絹製の五臓や納入品があることで国宝指定となり有名になりましたが、金属の五臓があるのはこの釈迦如来が唯一のもの」らしいです
この寺はまだまだ国宝級が眠っているようです! -
この本尊を取り囲む形で左右に並んでいるのが十八羅漢像
十八羅漢(向かって右側) -
十八羅漢(向かって左側)
羅漢とは阿羅漢の略で、尊敬を受ける人という意味らしい
仏教を修行して迷いの境地を脱し、煩悩を断ち切り人々の供養を受けるにふさわしい境地を得た人々のこと -
媽祖堂(まそどう)
長崎の唐寺の特色は媽祖堂をもつことです
媽祖は海の神様であり、当時、唐船主たちが航海安全を祈願して祭ったものです -
順風耳(じゅんぷうじ)と千里眼(せんりがん)
「媽祖」を守護して立ついかめしい風貌の二鬼神
「順風耳」は大きな耳が特徴で、あらゆる悪の兆候や悪巧みを聞き分けて、いち早く媽祖に知らせる役目を持つ -
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大釜
天和年間の飢饉時に、禅師がこれを使って施粥をしたと伝えられています
(4石2斗を炊く) -
軒下の飾り
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軒下の飾り
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蝙蝠と牡丹の紋
第一峰門の扉には、青い蝙蝠(こうもり)と牡丹の紋が飾られています
中国で蝙蝠は、慶事・幸運のシンボルとされ、日本の鶴亀のように尊重されています
牡丹の花は百花の王、強さを表す縁起物だそうです
蝙蝠と云えば、長崎カステラの福砂屋の商標には、蝙蝠のデザインが使われています -
もう一つの国宝・大浦天主堂
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大浦天主堂の正式名称・・・「日本二十六聖殉教者天主堂」
1597年日本で最初に殉教した日本26聖人たちに捧げられた教会です
そのため、大浦天主堂は殉教の地・西坂に向けて建てられています -
もう一つの歴史的事件は、1865年におきた信徒発見です
大浦天主堂は1864年にたてられました
翌1865年2月から公開が始まった一ヶ月後に浦上の隠れキリシタン達が信仰告白をして名のりを挙げました
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