2010/10/01 - 2010/10/05
499位(同エリア991件中)
jun2さん
早朝から動き出し、ニューデリー駅からアグラに電車移動します。
本日のメイン観光は、タージ・マハル。
というか、これしか知らない。
というのも、今回はまったく事前調査をせず今回旅行に望んだので、インドについての事前知識がまったく無い。
今日(10/2)が、ガンジーの誕生日ということも、電車の中の新聞を見て気が付いたくらいです。
それでもはじめて見たタージ・マハルは、その美しさと威厳さに感動しました。
今まで数多くの世界遺産を見てきましたが、建造物でこれほど感動を受けたのはなかなか無い。
真っ白いタージ・マハルを見るだけでも、このインドに来た甲斐があると思わせるほどでした。
ガイドから、タージ・マハルの歴史や登場人物を説明してもらい、少し寂しい背景(悲しい過去)を思い浮かべながらこの景色を見ていると、タージ・マハルに対する思い入れが深くなった。
夢と消えたシャー・ジャハーンの黒いお墓が完成していたら、さらに感動が倍増したんだろうな。 と思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
PR
-
昨晩せっかくデリーに着いたというのに、ホテル周りには何も無いので、結局キングフィッシャーを飲んで終わり。
そして今日は、早朝からアグラに移動します。
朝5時半にニューデリーの駅に到着です。
ニューデリーの街中は結局見ることが出来ませんでした。
次回のお楽しみですね。 -
早朝なのに、この人だかりは何なんだ?
たぶん電車を待っているんだろうけど、待っている人の数が尋常じゃない。
駅の外もたくさんの人がたむろしていました。
駅構内に入るには荷物検査ありです。
ただしチケットは必要なし? のようです。 -
そして駅構内にも人だかり。
ホンとこんな朝っぱらから、こんなに人が居るもんだ。
アグラまでの移動は、約2時間の行程。
予約チケットには、日程、TrainNo.以外に年齢も書かれている。
どうしてなんだろう?
なお、ホーム横には予約者用にTVモニターでも表示されています。 -
電車内の様子はこんな感じ。
まあまあのシートのつくりでゆったり座れます。
ただし窓は汚いので、車窓はかなり悪かったのが残念でした。
何で車窓の写真もなかなか良いのが撮れませんでした。 -
今日(10・2)は、ガンジーの誕生日。
新聞広告にこんな感じで出て初めて知りました。
ちなみにこの日はどこに行ってもビールは出てきませんでした。
久しぶりの強制的禁酒日です。 -
車内では2回食事が出ました。
最初は軽食ですね。
乗車してそれほど時間がたたないうちにでてきました。
赤いポットの中には、お湯が入っていて、インスタント紅茶を飲むことが出来ます。 -
2回目は、朝食です。
これは大体1時間後くらいに出て来た。
ベジタリアンとノンベジタリアンが選べます。
ノンベジタリアンは、オムレツでした。
味はとっても”普通”です。 -
ニューデリーを出て、すぐの町並みは、ホンと貧困層の居住区という感じでした。
ごみごみしており、衛生的にもかなり悪そう。
そんな印象ですが、少し距離を外れると、のどかな田園風景が広がっています。
ここは、途中駅の写真。
結構のんびり感が漂っています。
ちなみに写真はありませんが、車中からは無数の人の用を足す現場を見ることが出来ます。
最初は気が付きませんでしたが、あちらこちらでしゃがんでいる...足元には小さい桶つきです。
毎日のことだから見られても平気なの? それとも線路沿いはやり易い場所なの?
ちょっとびっくりした。 -
約2時間でアグラ到着。
期待とは裏腹に時間通りでした。
写真は乗ってきた電車です。
AC CHAIR CAR 確かにエアコンの効いた席でしたね。 -
駅の外は、客待ちの人と客引きのインド人でびっしり。
ちょっと立ち止まったりすると、即効で集まってくる。
ちょっと駅の写真を撮りたかっただけなのに、写真を撮り終えて振り返ると、驚いてしまった。 -
これがそのとき撮った駅の写真。
アグラって書いてある...と思います。 -
駅の出口付近では、こうやって歓迎セレモニーが行われていた。
だれか? VIPが来るのだろうか?
僕のためではありませんが、なんとなくうれしかった。 -
駅を出てすぐ目に付いたのが、このオートリクシャー。
語源は日本の人力車らしい。
タイやカンボジアでは、「トゥクトゥク」って呼ばれている3輪車が同じように走っている。
タイではちょっとした移動に利用しましたが、ここインド・アグラでは利用しようという気になれなかった。
どうしてもネットでの悪い書き込みがあるので、そんな中であえてチャレンジしようという気にはなれませんでしたよ。 -
アグラ移動後、すぐに観光開始。
最初はメインでもある”タージ・マハル”へ行きます。
入り口では、牛さんがお出迎え。 -
少し歩くと今度は、サルがお出迎え。
実は後ろに何匹もいるんですよ。 -
パコパコ音が聞こえるので振り向くと、今度は、ラ・ク・ダ。
しかもやけに足が長い。
観光客を乗せて歩くんだと思うのですが、そんなことはおかまえ無しに悠然と歩いていました。
インドでは、道端に野良犬ではなく、野良牛?(ちゃんと飼われている?)など、たくさんの動物が普通に共存している。
ちょっと不思議。 -
西門からの入場です。
この門の左手前にチケット売り場があります。
迷う必要なくすぐに見つけることが出来ますよ。 -
入場にはセキュリティチェックがあります。
どういうわけか? 男性と女性の入り口は異なっている?
どうしてなんだろう?
写真の通り、まったく並んでないし、特にセキュリティチャックが厳しいというわけでもありませんでした。 -
まずはタージ・マハル前の正門。
茶色をベースにした作りですが、これはこれできれいな建物です。
西門から正門までの道のりからは、タージ・マハルの一部が目に入ってくる。
想像以上の大きさが実感でき、気持ちが高ぶってくることがわかる。 -
正門の装飾をよく見るととてもすばらしい。
後から見返しても、タージ・マハルの装飾と変わらずすばらしいものでした。
ちなみにすばらしいとわかったのは、タージ・マハル見学後に行った大理石工場の作業を見たときです。
ちょっとした模様なのにどれだけの時間を費やしているのか?
そういった実際の作業が積みあがって出来ているこの建築物は本当にすばらしい。 -
正門の門の間からみたタージ・マハル。
その大きさの一部しか見えませんが、その美しさを実感するには十分。
こんな一部しか見ていないのに、その白い建造物からは、清楚感を感じました。 -
正門を抜けた部分で写した写真です。
正門を抜け、一気に視界が広がると、そこには広大な敷地に想像を絶する大きさでありながら、大きさにありがちな雑な部分がまったく見られない、どちらかというと構図が計算されたかのようなタージ・マハルが飛び込んでくる。
本当に、背筋がぞくっとする感動が沸いてきた。 -
イチオシ
タージ・マハルは近づけば近づくほど、そのきれいな白さによる清楚さと堅実な建造物からなる威厳さが伝わってくる。
そしてその前を歩いているインドの人々。
「あー、やっとインドに来たなー」と実感しました。 -
正面の広場から写した写真。
その白さ、その美しさ、すべてが美しい。
四方に立っている塔が少し外に広がっているのが見えますか?
これも意図して立てられたということです。
もし地震など塔が崩壊しても、中心には影響しないように考えて立てられたということです。
それにしても完全な左右対称。
そういった完璧な建物から、非の打ち所・突っ込み所が無いタージ・マハルは、人類最高の建物と称されるのも理解できました。 -
タージ・マハル左側に立つのは、製作者の住居とのこと。
タージ・マハルもすばらしいが、この建物もすばらしい。
白い大理石で出来たタージ・マハルは圧倒的に見る人をひきつけるのですが、赤砂岩で出来たこの建物も装飾がすばらしい。 -
その建物の前を横切る現地の人。
サリーを着たその姿が、後ろの建物と重なって見た目からも心地よい。 -
門にはタンポポのような花で飾り付けられている。
古さを感じる門とそこに今飾られたような生花の組み合わせが、長い年月を経て一体化している感覚が心を落ち着かせる。 -
天井部分はよく見るとすばらしい。
少し高い天井なのですが、こうやって見ていると吸い込まれそうな感覚を持ちました。
360年前に立てられたとはまったく感じません。 -
中にはこういった小部屋が設置されている。
どう利用されていたのかはわかりませんが、なんとなくキリスト教会を創造されるのは僕だけなのでしょうか?
なお、ここはタージ・マハルと同じ白大理石で作られていて、清楚感も感じました。 -
隣の建物の内部から見たタージ・マハル。
ちょうど正面左側を見ているのですが、正面同様完璧な構図で作られており、本当にきれい。
360度圧倒される建物ですね。 -
タージ・マハルの裏にはヤムナー河が流れている。
その上流に見えるのはアグラ城。
息子アウラングゼーブにより、第5皇帝の座から引き摺り下ろされ、アグラ城に幽閉されたシャー・ジャハーン。
その心境を考えると、遠くに見えるアグラ城から哀愁が感じられる。 -
タージ・マハルの床部分。
対象に石が組み込まれ、それが延々と繋がっている。
こういった部分までも手を抜くことなく作られている。
そういったことも見ながら、全体像を見ると、さらに感動が増してきます。
タージ・マハルの基壇部分は、はだしで歩くことをお勧めします。
そのひんやりとした温度を感じながら、手と足から白大理石を基本としたタージ・マハルを感じるととても心地よい。 -
ちょうど東側の面を見た写真。
正面と変わらず、見事な作り。
まったく隙の見えない完璧な作りです。
この完成度をたった22年で、しかも360年前に立てられたとは驚きの一言です。 -
タージ・マハルから正門側を見た一枚。
こうした配置も考慮されているからこそ、タージ・マハル全体の完成度の高さを高めているんだろうな。 -
タージ・マハルをちょうど一周し、正面側の入り口を撮った写真です。
ここから中に入ることが出来る。
タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、お妃のムムターズ・マハルのために立てたお墓。
お妃を愛した皇帝が、その愛を表現しようとして立てたもの。
その後、皇帝は自分の息子にアグラ城に幽閉され、死期を迎えるが、結果としてこのタージ・マハルのお妃の横に葬られる結果となったのは、よかったんじゃないかと思ってしまう。 -
土台部分の装飾。
白大理石を削り、装飾を浮き出している。
その浮き出しの深さも深く、見事と感じるとともに、どれほどの人間が関わったのだろう? と思ってしまう。 -
こちらは白大理石に埋め込まれた宝石の装飾。
タージ・マハル見学後に連れて行かれた大理石工場でその作り方を見せてもらったが、その道具・方法とも人手に頼った作業で、ものすごい時間がかかるもの。
大理石を掘り込み、その形に合わせて宝石を削る。
そして、少し黄色かかった接着剤(パテみたいなものだった)を形を整えた宝石につけてはめ込んでいく。
隙間の無い、そして段差の無いそのはめ込み方は、一つ一つ手で合わせこんでいくその作業は気の遠くなるものでした。
タージ・マハルの内部には、この装飾を基本とした装飾が全面に施されている。
そして中央部には、お墓があり、その周りを塀で囲われているが、その塀自体も同様な装飾がされている。
手で触っても隙間・段差ともにまったく無い。
見度としか言いようが無い。 -
これは入り口横の壁に施された装飾。
白大理石を削り、花を浮き出している。
触ってみると、白大理石のひんやりとした感覚の中で、滑らかな浮き出し部分が心地よい。 -
塔のてっぺん部分も見事な装飾がなされている。
こんなところまで手をかけているんだから、全体の完成度の高さが理解できます。
この塔の高さは、43m。
360年前にどうやって立てたんだろう?
そんなことも考えながら見るのも結構楽しい。 -
タージ・マハル右側に立つ建物。
こちらは、ゲストハウスとのガイド談。
タージ・マハルのそばでなければ、これも立派な建物と思うのですが、中心に白い宮殿(本当はお墓)があると、影が薄くなります。 -
タージ・マハル東側の門。
閉じられているのですが、装飾や作りは正面と差は見られない。
普通こういった建物は、今まで全体に完成度が高いものも近くに行くと荒さが目立ったり、逆に細かいものも全体を見るとなんとなくアンバランスに見えたりするものですが、タージ・マハルはその両方とも完璧な建造物です。
基壇の広さは、95m×95m、本体は57m四方で高さ67m、四方の塔は高さ43m。
これらがバランスよく配置され、どの方向から見てもすばらしい。
また近くによると白大理石を基本にさまざまな宝石を隙間・段差無く組み込み、見事な装飾が施されている。
実物を見てその壮大さと美しさを実感できるタージ・マハルでした。 -
帰り際にもう1枚。
ホンとすばらしい。
次は、アグラ城に移動。
こんな立派なお墓を立てたシャー・ジャハーン皇帝が、よりによって自分の息子に幽閉されたアグラ城です。
皇帝は幽閉されている期間、どんな気持ちでこのタージ・マハルを見ていたんだろう?
そんなことを考えながらの移動です。
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