2010/10/01 - 2010/10/05
539位(同エリア707件中)
jun2さん
アグラからバナラシへ。
日本でも体験したことのない夜行列車での移動。
インド旅行では恒例の朝5時前起床。
早めにホテルにチャックインして、一休み。
そしてバナラシの観光に向かいます。
写真は、サルナートのダメーク・ストゥーパ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
PR
-
時間通りに着くのか心配でしたが、もし時間通りだったら大変ということで、5時前に起床。
でも外は真っ暗、しかも車内アナウンスなんて無いから今どこかもわからない。
寝台で身支度してると、周りが動き出した。
一応予定通りで電車が到着。
ここは、ムガル・サラーイ駅の構内。
見ての通り、ここで寝てる人もたくさん居ました。
ここからバナラシ市内までは、約17Kmの移動。
途中トラックステーションがあり、派手なトラックが沢山止まっていました。
バナラシ市内は大きなトラックが入れないので、ここで小さな車に荷物を乗せかえるとのこと。
しかし移動中の道は、なかなかデンジャラス。
車を抜かすなんてのは、それほど怖くないけど、とにかく道が暗い。
そしてそのくらい道沿いを人が歩いているけど、まったく見えない。
人だけでなく、黒い牛なんて、私の視界にはまったく見えない。
ドライバーさん、あなたはほんとに見えてるの? -
朝食はホテルでプーリーとカレー。
プーリーは、インドの人にとってはポピュラーらしいけど、僕は初めて。
でも、ナンと同じようにカレーをはさんで食べるととてもおいしい。
香港に帰ったら、重慶大厦で食べたいインド料理になりました。 -
で、食後に出てきたのは、クリスソーンフ。
食後のリフレッシュに最適。
黄緑色の穀物なんですが、結構すがすがしい。 -
ホテルで一休みして、今日の観光開始。
まずは、ドゥルガー寺院。
ヒンドゥー教徒しか入れないので、外から観光。
写真は、その前の通りです。
リクシャーがどんどん走ってきます。 -
ドゥルガー寺院の入り口部分。
街中のお寺って感じ。
特に印象なし。 -
でも、信者用に売られているこうしたお店は何件もある。
お花をお供えするんだろうな。 -
インドの娯楽は映画って聞いたことがある。
どうりで町並みにこうした映画の宣伝が多いんだ。 -
アメリカの映画なんだけど、なんとなく偽者くさく感じてしまうのは、僕が中国に住んでるからなんでしょうか?
-
次に向かうは、バラナシ・ヒンドゥー大学内にあるヴィシュワナート寺院。
中に入ることが出来るヒンドゥー教寺院はあまり無く、ここは数少ない寺院のひとつ。
大学構内にあるのが、なんとなく不思議。
中は撮影禁止なので写真はない。
小さな部屋ごとに神様が祭られている。
ちょうど食事の時間ということで、神様の祭られている部屋のドアを閉められる。
鐘の音にあわせ、開かれると中の神様の像が観覧することが出来る。
神様の像にも食事の時間があるのも、なんとなくいいね。 -
寺院までの道端にあったのが、これ。
牛乳に見えるのですが、ガイドに聞くと、
これは、牛乳とガンジス川の水で混ぜられたものだとか。
寺院に持っていってお供えするそうです。 -
時間があったので、早速ガンジス川の観光。
まずは一番南端にあるアッスィー・ガード。
沐浴する人、涼んでいる人。
街の公園という感じで、みんなのんびりたたずんでいる。 -
こうやって荷物を運ぶのに、頭を使うんですよね。
日本人には無かった物の運び方。
なんとなく理にかなっているような気もしますが、やっぱり珍しい。 -
今から沐浴をするために、その準備をしている様子。
お皿の中に何か入れている。
お花を入れたり、木の実?を入れたり...
近くにいる子供に何か言って、いろんなものを運んだり、ガンジス川の水を汲みにお使いさせている。 -
そして、準備が終わると、右の肩の上に乗せて、ガンジス川に入っていく。
中に入ると何かお祈りしながら、背中の方向にお皿を傾け、ガンジス川に流しはじめる。
そして自分自身もガンジス川に入りながら...
今はじめてやっているわけではなく、それが日常的に行われているんだな、と感じるような、そんな流れで沐浴が行われている。
そんな姿を、なんとなく落ち着いた気持ちで見ているのが、心地よい。 -
ガンジス川の下流側の景色。
ここは最南端なので、ここから川上には何もない。
逆にこの方向には、川沿いにいろんな建物が見える。
ガンジス川は、黄色に濁っているので、日本人から見ると汚いイメージがある。(日本の清流は透き通っているので)
でもこのガンジス川の水に大腸菌を入れると、24時間以内に死滅するらしい。
と書いている本もあれば、最近大腸菌が増えていると書かれているものもある。
どっちにしろ、神聖なイメージはあるけど、なかなか全身漬かるには勇気がいるな。 -
次に向かうは、バーラト・マーター寺院。
バーラトはインド、マーターは母、つまり母なるインドの大地にささげられた寺院という意味らしい。
中に入るとその意味がわかる。 -
中に入ると、寺院の中央に白い大理石で作られたオブジェがある。
それが地図とわかるまでに少し時間がかかった。
それくらい巨大なもの。 -
建物の中は、こんな感じで吹き抜けになっている。
上には行かなかったけど(行けるのかはわかりません)、上から見たら全体が見えて面白いかも。
でも近くから見ても、その地図は立体的に出来ているので、見ていて面白い。
先日行ったチベットや、そのふもとまで行ったチョモランマなどもあって、面白い。
チベットが世界の屋根といわれるように、高地に存在していることは、この立体地図を見ると良くわかる。 -
この子は、この寺院の中でおじいさんと遊んでいた子供。
インドの子供らしく、こんなに小さいのに、目がしっかりとしている。
自分の写っている液晶画面を見て、とっても喜んでくれた。 -
食事の後は、約40分かけてサールナートへ移動。
バナラシの街からは、約10Kmにある街。
ブッタが初めて説法した場所(初転法輪)と言われ、仏教徒の聖地でもある。
写真は、最初に見学するムールガンダ・クティー寺院。
ガイドが、「日本人とは深い関係があるよ。」と言っている。
なんだろう? -
中は簡素な作り。
でも壁は一面に宗教画が書かれている。
ブッタの生涯が書かれているとのこと。 -
ブッタの生涯が書かれている順番で見ていくと、なんとなく勝手な想像ですが、ブッタの生涯が見て取れる。
書いてある絵がとても繊細。
色使いもやさしい。 -
建物の奥は、このようにブッタが祭られている。
インドの寺院らしく大理石で出来ているので、中は涼しく心地よい。
写真はお金を払うとOKです。 -
ガイドの言った「日本人と関係ある」というのは、ここで分かった。
この壁画は日本人画家 野生司香雪(NOSU KOSETSU)がインドに呼ばれ書いたそう。
奥のほうにこの看板が立てられている。
なんとなく親近感。 -
ムールガンダ・クティー寺院の入り口にかかっている鐘。
よく見ると日本語で書かれている。
施入サルナス之寺
昭和九年吉祥日
大日本仏教聨合會
古いね。 -
サールナートはブッタが初めて説法した場所(初転法輪)と言われている。
かつて一緒に修行した5人の修行者にこの地で再会し、自分の悟った真理を語ったとされている。 -
そんな様子がここで再現されている。
5人の修行僧を前に、ブッタが悟りを話している様子なんだろうな。
周りにはいろんな言葉で紹介されている看板がある。
残念だけど、日本語は無かった...どうして? -
この遺跡がある公園は、鹿公園と呼ばれている。
昔は多くの鹿が居たそうですが、今日はまったく見かけませんでした。(今でもいるのかは知りません)
でも6世紀くらいの遺跡の中で遊んでいる環境は、どうなんだろう?
見た感じは、完全に「市民の憩いの場所」でしたね。 -
写真は、ダメーク・ストゥーパ。
6世紀に作られたとのこと。
中は空洞ではなく、ちゃんと中身もあるそうです。
ちなみにストゥーパとは、サンスクリット語で「土を盛り上げたもの」という意味。
このストゥーパは、まさに土を盛り上げた形ですね。 -
このストゥーパは6世紀に立てられたとのことですが、壁の模様はこのようにきれいに残っている部分もある。
長い年月を経て残っているこの模様。
作った人はこの時代まで残っているなんて、思いもしなかったでしょうね。 -
別角度からの1枚。
こちらの遺跡群には、このように小さなストゥーパがたくさんあったような感じで残っている。
周りは手入れが整った公園になっている。
出来た頃はどんな風景がこの周りにあったんだろう。 -
そんな頃の時代にもこんな感じで人が歩いていたんだろうか?
いや、もっとたくさんの人がここを歩いていたのかもしれない。 -
これは、アショカ王の石柱。
その折れた上部の部分は、近くにある考古学博物館に展示されている。(中はとてもきれいに展示してあるが、写真禁止)
マウリヤ王朝第三代のアショカ王(紀元前268〜前232頃)は、暴君として名の知れた王。
99人の兄弟を全員殺したとの話もある。
カリンガ王国征服時の、あまりにも無残な武力による征服を深く後悔し、この時より政策転換をして、以後は自らが仏法に帰依し、法(仏教・ダルマ)の精神に基づいて国家を統治しようとしたとのこと。
でも、カリンガ王国征服時には、15万人の捕虜のうち10万人を殺したともあるという話もあり、何が本当ナンだろうと思ってします。
規模も今からじゃ想像もつかないな。 -
散歩がてらダシャーシュワメード・ガード方面に向かう。
日没後に夜のお祈りがあるらしい。
こうやって歩いていると、ほとんど一方通行状態。
みな、ガード方面に向かっているんですよね。 -
途中で、チャイを一飲み。
とってもおいしい。
写真には写ってないけど、チャイは、陶器で出来た茶色の器で飲む。
インドは古来より、一度使ったものは必ず返す・・・自然に帰すことから、使い捨ての陶器を利用しているとのこと。
飲み終わったら店先に投げ捨ててるけど、自然から出来たものを自然に帰すということで、それほど汚くは無い。
中国は、ビニール袋や発泡スチロールの器で食べ、それを捨てるので、朝なんか道の脇はごみだらけ。
それに比べるとここはごみが少ない感じです。 -
言われるまま乗った船。
あまりいい位置じゃないけど、雰囲気は味わえる。
音楽や踊りが始まりだした。
ちょっとしたコンサートのよう。 -
こんな感じで、男の人がお祈りを捧げている。
時間にして30分くらいかな? それ以上だったかも。
なんとなくインドに来た実感を肌で感じた感じ。
でもあまりの人の多さに、観光地気分は避けられませんね。 -
帰り道。
真っ暗なこの両側には、野菜が売っている。
とにかく道が暗い。
足元には気をつけないと変なもの踏んでしまいそう。
中国・タイ・ベトナム...いろんな夜店を歩いたけど、ここインドが一番暗かった。
まあ、バナラシという土地柄かもしれませんが。
明日は日の出前から行動開始。
ガンジス河の沐浴観光。
船で移動するようで、ちょっと楽しみ。
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