中東オマーンから行く，イスタンブール女一人旅４

2010/10/23 - 2010/10/25

中東オマーンの首都マスカットに住んでいます。

初めてのイスタンブールはオマーンと同じイスラムの国とは思えないほど、開放的で自由な雰囲気を感じ、そのギャップを楽しむという少々変わった旅となりました。

トルコは親日と言われている通り、人々は温かく親切でとても居心地のよい国でした。（絨毯屋など観光名所エリアは超うざったくて嫌だけど）

また、イスタンブールは物価が安く食事、カフェなどもおいしくてお気に入りの街になりました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

イスタンブール４日目。

ずっとトルコ料理ばかりだったから、昼食は日本食を食べたくなってこちらのお店に。
優曇也（うどんや）。

タキシム広場から近くにあるポイントホテルの一階。

天ぷらうどん。やっぱり出汁は体が喜ぶわー。

しかし「うどんや」という店名なのに、うどんは普通の乾麺だった。

ちょっと残念。

地下鉄タキシム駅。

私が旅行に行ったすぐ後に、この付近でテロがあったようです。


トルコという国は一見平和そうに見えますが、数々の問題があるようです。。。

タキシム広場は交差点もたくさんあって、かなり人がいっぱい。

同時に車も多くて喧騒がすごかった。

トプカプ宮殿に行きます。

ちなみにトルコ人はみんな「トピカピ」と呼んでました。

チケットオフィス。

ハーレム見学付きとハーレム無しのチケットを選択。

私は午後２時頃着いたので時間的にハーレムは見れないと言われ、ハーレム無しを購入。

トプカプ宮殿に入りました。

大きな中庭があります。

トプカプ宮殿には独特の模様の美しいタイルがたくさんあります。

宝物庫があり、とても豪華な宝石などの装飾品が展示されてました（写真不可）。

さすがオスマントルコだなー。

ボスポラス海峡。

沢山の船がこちらを渡っていた。

黒海沿岸の国に向かう船も多いのかな。

スルタンアフメット近くにあったド派手な建物。

どうやらホテルのようです。

ハマムというトルコ式お風呂に来ました。

こちらは地下宮殿近くの「ジャーロウル・ハマム」。

日本語メニューもあります。

今回は４のパーフェクトサービスに。

ちなみにトルコ語バージョンもチェックしたけど、別にボッタクってなかった。

女性用エリア。小部屋がぐるりとあってそこで着替えて、荷物もその部屋に置きます。ちゃんとカギもついてます。（カギは自分で保管）

ここから先はみんな裸で写真は撮れなかったので、簡単に説明します。

１、裸の上に布を巻いてもくもく蒸気が立ちこめる大きな部屋に移動
２、おばちゃんたちに案内されて、端の方で１０分くらい待機。蒸気がすごいので汗が出てくる
３、真ん中の台に寝かされる。巻いてた布を敷いて素っ裸で横たわる。
４、アカスリ→身体を洗ってもらう→マッサージという順番
５、身体を洗ってもらった後、端の方に移動して、頭もごしごしと洗ってもらう。

最後は水ですすいでくれるけどシャワー等ではなく、桶のような器でジャー，ジャーと大胆にお湯をかけられました。

さて感想ですが、正直「アカスリ」は想像してたほど「ゴシゴシ」ではなかったです。ただ体を洗ってもらう感じ。よく韓国式のアカスリって垢がたくさん出るって聞くけど、全然そんなに出ませんでした。もしかして垢はともかく、体を洗ってもらってさっぱりするのがトルコ式なのかも。

上記の説明だといまいちわかりにくいかもしれないですが、モデルのケイト・モスがこちらで撮影した時の写真があったので、載せておきます。ハマム内はこんな感じです。

ただ一つ感じたのは、このハマムは友人や家族と一緒に来ると、かなり恥ずかしいのでは？と思った。

なぜならば１０角形ぐらいの台に、みんな素っ裸で同じ方向に向いて寝そべるので、なんて言うか、すごいアングルなのだ。。。
もし自分の後ろに友人がいたらと思うとWow！みたいな。。

また自分が裸で寝そべってる姿は、全裸姿が丸見えなので、かなり恥ずかしいかも。

私はかなり羞恥心がない方だけど、これはさすがに一人旅でよかったなあ、、、、と思ったり。

ハマム後、やっぱり一回は行った方がいいのかなーって思ってグランバザールに来た。

このような市場はオマーンにもあるから別にいいやと思ったけど、すごい大きいらしいので気になっていた。

噂通り本当に客引きがうざい。しかも日本語で話しかけてくるからなおさらうっとおしい。特にトルコ絨毯屋とか。

しかし私は中東生活で相当鍛えられてるのか、元々なのか、態度が相当でかく「うざい。あっち行け」なる雰囲気がかなりあるようで、客引きは去ってった。。。

どのお店もみんな似たような感じ。

チャイ用のカップも売ってるけど、二日前に普通のスーパーで買った物の方が安くて質がよさそうだった。

グランバザール前のモスク。

観光バスがたくさん。

歩き疲れたので、グランバザール近くのカフェで一休み。

チャイはおいしくて安くて本当に好きになった。

こんな感じのかわいらしくてトルコっぽいランプがたくさん売られていました。

チェンベルリタシュ駅そばの雰囲気。

ロカンタと呼ばれる大衆食堂がたくさんあります。

夕食はおいしいとネットで評判だった「djazzu」という和食レストラン。

お店の名前も雰囲気もかなりモダンですが、実はスルタンアフメットなんです。

事前に調べておかなきゃ絶対にわからない。

djazzu

Alemder Mah., Incilli Cavus Cikmaz, 5-7, Sultanahmet

メニュー見てあれこれ悩んだけど、「牛肉のたたき。にんにく醤油」にした。

お肉もやわらかく、にんにく醤油と合うし、サラダも付いてきてすごくおいしかった。

半人前があったのでつけ麺を注文。

うーん。これはつけ汁はダシがきいてておいしいけど、麺がちょっと残念なお味。

まあ大きな日本食材屋がないイスタンブールだったら仕方ないのかもしれないけど。

トラムに乗って、宿泊してるホテルがある新市街に戻ってきた。

やっぱりこのイスティクラル通りが一番落ち着くなー。

最後の夜なんで、夕食後のおやつを食べにこちらへ。旅行中何回か来たサライというお菓子やさん。

お菓子もいっぱいあるけど、ケバブなんかの簡単な軽食もあります。

かなり古くからある老舗のようです。

たくさんお菓子があって悩んじゃう。

それにしてもトルコは食に保守的と言うけど、本当にどこのお店もトルコの食べ物ばっかりだなーと思った。この旅では普通のケーキとかはあまり見なかった。

フルン・スュトラッチというお菓子を注文。

トルコでは定番のようです。

味は、、練乳を焼いたみたいな甘ーいお菓子。

おいしいと思うけどちょっと日本人にはこれは全部食べられないかもと思った。

半分サイズがあったらいいな。

夜１０時過ぎてるのに、大盛況！

日本ではあまり夜遅くに店内で食べれるお菓子屋さんが混んでるイメージって全然ないけど、いかにトルコの人が甘いものが好きかちょっとわかった。

翌日。今日の夜便でオマーンに帰ります。

最後のお昼はこの旅で一番気に入ったこちらのケバブ屋にまた来ちゃいました。

Guler Ocakbasi

Cumhuriyet Cad. Babil Sok. No.37, Harbiye, Elmadag

タキシム広場から徒歩１３分くらい。

最後のお昼なのでケバブ各種たくさん盛ってもらいました。

チキンの手羽先、チキンのミンチ、ラムと牛肉のケバブ。

私はラムが苦手だけど、ここのは全然臭みがなくておいしかった。

リーズナブルだけどおいしくて、雰囲気もカジュアルで、このお店本当によかったなー。

タキシム広場からバスに乗って，イスタンブール空港にやってきました。

Tax Refundはかなりスムーズにでました。

と言うか、係の人が超テキトー。

トルコ航空マスカット行き。

偶然にも隣のゲートが東京行きだった。そんなわけで係の人に何度も「お客さん、間違えてるよ。東京あっちだよー」と、言われた。

確かにイスタンブールからオマーンに行くのは、かなりマイナー日本人のようです。

トルコ航空の機内食はおいしい。エコノミーで比べたら世界で一番おいしいんじゃないかと思う。（但しトルコケータリングに限る）

フライト時間が短めなのか、軽めのチキンケバブとスモークサーモン。

おいしゅうございました。

行きは混んでたけど帰りはガラガラで、余裕で３席使えた。

マスカットへは夜中の２時頃到着だったので、かなり眠れた。

しかしイスタンブールは本当に楽しい街でした。こんなに居心地の良い街は初めてかも。
今度はまたゆっくりと色んな街を訪れたいな。