2008/12/27 - 2008/12/27
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ドクターキムルさん
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京都府宮津市の天橋立の近くに鎮座する籠神社(このじんじゃ)は丹後一宮で元伊勢籠神社ともいう。主祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと)、(別名:天火明命、天照御魂神、天照国照彦火明命、饒速日命)であり、豊受大神(とようけのおおかみ)、(別名:御饌津神)、天照大神(あまてらすおおかみ)、海神(わたつみのかみ)、天水分神(あめのみくまりのかみ)を相殿に祀る。本殿はなく、拝殿の裏に2つの磐座がある。
「豊受大神御鎮座本紀」によれば、崇神天皇の時代、天照大神が大和笠縫邑から与佐宮に移り、豊受大神から御饌物を受けていた。4年後、天照大神は伊勢へ移り、後に豊受大神も伊勢神宮へ移った。これによって、当社を「元伊勢」というとある。
万世一系の家系とされる天皇家も、男子一系の家系としては、6世紀の初め(継体天皇元年(507年))に即位した継体天皇に始まる。おそらくは皇統が代わり、奈良県桜井市にある大神神社から伊勢神宮に代わって行ったのであろう。男大迹王(継体天皇)は越の大王とされ、越前の出身とされるが、出雲より東の日本海側の国を越の国とし、出雲と越の間に位置する丹後の籠神社の神を信仰していたのであろう。
(籠神社拝殿)
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籠神社一の鳥居。
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籠神社一の鳥居。
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籠神社社殿。修理中だ。
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籠神社社殿。
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籠神社一の鳥居。
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籠神社神門。
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籠神社神門。
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倭宿禰命像(やまとすくねのみことぞう)。倭宿禰命は海部宮司家の四代目の祖で神武天皇が御東遷の途次、明石海峡に亀にのって現れ、天皇を大和の国へ先導したといわれ、さらに、大和建国の功労者として倭宿禰の称号を賜った。
代々籠神社に仕える海部宮司家として、元伊勢の創祀以来の祀職である海部氏は神代以来血脈直系で世襲し、大化改新以前は丹波国造であったが、その後祝部となり現在で82代を数えている。2,000年以上に及ぶその歴史と丹波国造としての伝統は、そのまま元伊勢としての当宮の歴史と伝統を物語っている。 -
籠神社本殿裏。
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真名井稲荷神社。狛犬代わりに龍の狛龍があるが初めて見た。平成3年(1991年)に建立されたものだ。
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籠神社拝殿。
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籠神社拝殿。
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籠神社の狛犬(重文)。
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籠神社の狛犬。
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籠神社の狛犬。
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籠神社一の鳥居。
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