2010/08/30 - 2010/08/30
382位(同エリア644件中)
とにーさん
2010年8月25日~9月16日、人生初の周遊旅行に出かけました。
<周遊都市>
ドバイ(途中降機※おまけ)、イギリス、ルクセンブルク、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア
◆今回はストラスブール1日目の旅行記です!
8月30日(月)
フランスはアルザス地方、ストラスブールにやって来ました。
大きな目的の一つ「ストラスブール大聖堂」の前を通過して、明日がお休みの「パレ・ロアン」を今日中に拝観しようと、探します!!
間に合うのか、とにー?!
<利用交通機関>
・トラム(24時間券(EUR4)利用)
<利用飲食店>
・Les Halls内のスーパー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
17:00 イル川まで出てぐるっと回っても見つからなかったのに、見つけました!
大聖堂の南側の、シャトー広場(Place du Chateau)に面したこの門が、パレ・ロアン(Palais Rohan)の入り口でした。
スルーしてました(泣)。
18:00 閉館なので急いで見て回ります!
門をくぐって中庭がありますが、左奥の方に入り口があって、チケット売り場もそこにあります。
ただし!!
受付のおばちゃんが、ほとんど英語喋れません。
なので、中学生だと無理っぽいです、はい。
二階の美術館(Musee des Beaux-Arts)から見て回りました。
ここは写真撮れませんでした。
ラファエロを始め、ボッティチェリ、ルーベンス、ゴヤ、ドラクロワなど、全く美術的知識のないとにーでも分かるような有名所の絵画が満載。
ちなみに出口はありません(入り口まで戻って出ます)。 -
それから一階の装飾博物館(Musee des Decoratifs)へ。
ここに来たかったんですヨー!!
まるでSPかっていう恰幅の良いおっちゃんが居ました。
写真撮ってもいいかって聞いたら「No flash only.」って言われた。
「あいしー。おっけー」と笑うとにー。
笑ってたら、大体なんとかなりますね、はい。 -
精巧なドールハウスのような可愛らしさ。
ブルーの壁が愛らしいです。
絵よりも建物の方が好きなとにー。
ルーブルも、飾られてる絵よりも、飾ってるルーブル宮の方が興味深かったり(笑)。
ここは、元の大司教の宮殿跡に、アルマン・ガストン・マキシミリアン・ド・ロアン・スービーズ枢機卿の希望によって、当時のフランスで流行していた古典主義様式で、1731〜42年に建築されたものです。
設計は、あのヴェルサイユ宮殿の礼拝堂を手がけたロベール・ド・コットです。
1744年にはルイ15世が、1779年にはマリー・アントワネットが滞在したことで知られています。
また、ナポレオンも1805〜09年に頻繁に滞在し、自分と妻ジョセフィーヌの好みに合わせて、幾つもの部屋を改装させたそうです。
1944年には爆撃で被害を受け、1990年代になってやっと修復が完了したんだとか。 -
会議室のような部屋。
-
ルイ15世が訪れたからか知りませんが、非常によく見かけるルイ14世の肖像画がありました。
レプリカです。
本物はルーブルかヴェルサイユかどっちかにあります。
それも、どっちかはレプリカです。 -
一番奥まで見たところで、博物館的な展示スペースに突入。
17〜19世紀中頃の貴重な陶器、金細工、時計などのコレクションです。
天文時計や地球儀、天球儀などが並んでました。
あの鶏は、仕掛け時計で時間がくるとコケコッコーと啼くかどうかは知りませんよ、はい。 -
これは純銀細工のブックカバーです。
なんて豪華な・・・と思いますが、当時の書籍というものは、これだけの価値があったんだと思います。 -
なんとなく撮ってみた金細工の壺?甕?
割とでかいです。 -
陶器はかなり大量に展示されてました。
特に、豚の頭を模したものとか、鶏の丸焼きを模したものとか、あぁ、それと同じ料理を入れるためだけに作られた容器なんだな、と思うものが多くありました。
というより、とにーの目をひいただけかも。
その中で、割と好みだったシリーズがこれ。
白地に紺で装飾って、定番ですが、好きです。
ちなみに。
ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドが大好物です、はい。 -
博物館的展示スペースを回った辺りで18:00数分前!
なんと、まだ時間になっていないのに、あちこちの雨戸を閉め始めました!!
待ってくれ〜!!!
慌てて残るお部屋を見て回ります。
このお部屋、エメラルドグリーンの内装が素敵で、駆け足を止めて写真におさめたら、ルイ15世が滞在した「国王の部屋」でした。
とにー意外と見る目ありました、はい。
◆Palais Rohan
◆2, place du Chateau, Strasbourg
◆0388525000
◆月水木金:12:00〜18:00
◆土日 :10:00〜18:00
◆火曜、祝日休み
◆入場料:下の三箇所それぞれにつきEUR4
装飾博物館(MUSEE DES ARTS DECORATIFS)
美術館(MUSEE DES BEAUX-ARTS)
考古学博物館(MUSEE ARCHEOLOGIQUE)
◆装飾博物館、美術館入場:EUR8×2人
-
18:00 前に追い出されるようにパレ・ロアンを後にして、大聖堂にやって来ました。
全長110mの身廊、天井の高さは32mだそうですが、もっと高く感じます。 -
中央祭壇は天井まで34mの高さ。
当然ながら聖母子像が祭られています。
アーチの装飾と壁画は新しいもので、後陣のステンドグラスは1956年に欧州評議会から寄贈されたものだそうです。 -
この大聖堂のステンドグラスは、多くが14世紀のものです。
北の翼廊は12世紀後半、北の側部身廊の「皇帝の窓」などは13世紀初めのものです。
1870年に破壊された南の翼廊やクワイヤは、20世紀のものだそうです。
これは中央祭壇の中心にあるステンドグラス。
これもまた、聖母子像です。
ノートルダムなので。 -
身廊の左上部に、ド派手なパイプオルガンがあります。
-
1385年製のゴシック様式で造られたパイプオルガン。
先日のアナザー・スカイで堀北真季が座って一音だけ弾いてました。
うらやましか。 -
身廊を、パイプオルガンよりもう少し進むと、同じ左側に説教壇があります。
ハンスハンマー(Hans Hammer)作の豪華な装飾が見事なこの説教壇は、1486年製の後期ゴシック様式。 -
暗くて分かりづらいですが、かなり繊細な装飾です。
この説教壇は、腐敗した教会を批判し、民衆に支持された司祭のために作られたそうです。 -
北の翼廊には幾つか展示がありました。
こういうのも多翼祭壇っていうんでしょうか。
やっぱり、ドイツの香りがするんですよね、ストラスブール。
でも、フランスの香りもする。
何重にも異文化が交差する不思議な、魅力に溢れた街だと思います、はい。 -
これは本当に豪華な洗礼盤。
Jost Dotzinger作で1443年のもの。
すごいなぁ〜。 -
さらに。
これは「オリーブ山のキリスト」をモチーフとした群像彫刻。
なんと、等身大なんです。
まるで舞台の一場面を見ているかのような迫力です。
群像彫刻の上部に立てられた十字架は、1825年のものだそうです。
お金を入れると、ライトアップされます。
上の洗礼盤も同じです。
ちなみに。
「オリーブ山の説教(Olivet Discourse)」というのは、イエス・キリストがオリーブ山にて、弟子達に世界の終末について語った説教のこと。
ヨハネを除くすべての福音書に描かれています。 -
あぁ、もう・・・。
写真撮るのへたくそですいません。
ステンドグラス、素敵だったのに、どれもほぼぶれぶれのぼけぼけ。 -
南廊の奥には観光客が集まっています。
そこには、1842年製の天文時計、オルロージュがあります。
この時計は、下部に曜日と分単位の文字盤、天球儀が設置されています。
そして、毎日12:30になると、からくり仕掛けが動き出すのが、観光客の目当てなんですね〜。 -
上段では、十二使徒が出て来てキリストから祝福を受けます。
すると鶏が翼を広げて時を告げ、最後にキリストが群集の方を向いて祝福を与えます。
下段では、キリストが骸骨の姿をした死神を遠ざけて、子供、青年、壮年、老年、死が次々と現れます。
時刻を告げるのは死神ですが、鐘を鳴らすのは人間の一生を表す小さな人物たちです。 -
これは下部のからくり。
どのように動くのかは??? -
これはオルロージュの手前にある柱で、「天使の柱」と呼ばれています。
見上げるほどの高さまで彫像が配された柱で、最後の審判を表しているそうです。 -
それから。
天使の柱の写真の左手奥にバルコニーのようなものがあるのですが、そこの左端に、こうやって除いている人の石造がありました。
ちゃんとライトが当たってるんですけど・・・なんか意味あるんでしょうか?
遠目に見た時、本物の人間がそこでじっとしてるのかと思って驚いたヨー。 -
大聖堂広場へ出てきました。
広場の北の角にある建物、メゾン・カメルツェル(Maison Kammerzell)
ストラスブールで最も美しいと言われている木組み式高館で、1571年建造のルネッサンス様式の建物です。
ストラスブールの木骨式家屋の中では最も高く、芸術的な装飾を最も多く有していると賞されています。
75個もある窓枠の木彫り細工には、聖書や神話に由来する像があしらわれているそうです。
現在は、レストラン、ホテルとして使われています。 -
そろそろホテルへ帰ります。
大聖堂広場から北へ伸びる、オルフェーブル通り(Rue des Orfevres)という通りはワッペンのような看板がたくさんぶら下がってました。 -
今日はトラムで中央駅の一つ手前の、Ancien Synagogue Les Halles駅で降りて、ショッピングセンターLes Halles内で買出しして帰ります。
中華料理のテイク・アウトと、スーパーでハムやチーズを買いました。
持参したチキンラーメンが超うまかった★★★ -
ビールはクローネンベルク1664とOttweiler Pils。
クローネンベルクは一本EUR1.12。
それでも安いんだけど、Ottweilerは一本EUR0.4。
約三分の一。
ていうか、500mLで50円程度って・・・まじうらやまし~っす。
ホテルで晩餐楽しんだら、さっさと寝ちゃいます!
明日もまた、ストラスブール観光へと出かけます。
今度は、第二の目的「プチ・フランス」を訪れます。
それではストラスブール編③へ、どうぞ~★★★
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