秋色に輝くニュージーランド　ドライブ旅行＜テカポ･マウントクック・ワナカ＞その１　クライストチャーチからテカポ湖へ

2010/05/01 - 2010/05/06

5月のニュージーランドは秋まっさかり。
テカポ湖とマウントクックに泊まって秋のニュージーランドを満喫しました。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【その１】初日はクライストチャーチの大聖堂を見ながらフィッシュ＆チップスを味わい、テカポ湖へ。
湖畔から見上げる夜空は、今までに見たことがないほどの数の星に埋め尽くされていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
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＞その１　クライストチャーチからテカポ湖へ
　その２　ミルキーブルーのテカポ湖満喫　　
　その３　アオラキ（マウントクック）　　　
　その４　リンディス・パスを越えてワナカへ
　その５　帰路、　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　そしておまけのシドニー立ち寄り
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＞【１】5/1　成田＝　　　　　　　　　　　
　　　　5/2　＝シドニー　　　　　　　　　
　　　　　＝クライストチャーチ　　　　　　
　　　　　＝テカポ湖（泊）　　　　　　　　
　【２】5/3　テカポ湖　　　　　　　　　　
　　　　　＝マウントクック（泊）　　　　　
　【３】5/4　フッカーバレー・ハイキング　
　　　　　マウントクック（泊）　　　　　　
　【４】5/5　ワナカ往復　　　　　　　　　
　　　　　マウントクック（泊）　　　　　　
　【５】5/6　マウントクック　　　　　　　
　　　　　＝クライストチャーチ　　　　　　
　　　　　＝シドニー＝　　　　　　　　　　
　　　　5/7　成田

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ジェットスター航空 カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜の成田空港第２ターミナルから出発。
２０：３０発のカンタス（ＱＦ）２２便でシドニーに行き、乗り継いでクライストチャーチに向かいます。

成田を飛び立つと太平洋をほぼ真南に進みます。
深夜に生まれて初めての赤道越え。座席のモニターに映る地図を見て一人感慨に浸ります。

翌朝６時過ぎ、南半球で迎える夜明けです。
左の窓から水平に朝日が差し込んで来ました。

窓の下にはもうオーストラリア大陸が広がっています。

シドニーが近づくと雲が広がり、飛行機は雲の中に突入。
しばらくして雲が切れたと思ったらもう滑走路の上。次の瞬間に着陸しました。こんな天候でも着陸できるなんて、技術の進歩はすごいです。
定刻７：２０到着。所要時間は９：５０。地図だと真南なので近く感じますが、意外と時間がかかります。
日本とは＋１時間の時差があります。

ここから８：５５発のＱＦ２０５便、ジェットスターに乗り継ぎクライストチャーチに向かいます。

シドニー空港ではまだ出発時間まで間があるので空港内を散策。
すると出発時刻までまだ時間があるのに、なぜか空港の館内放送で呼び出されました。あわてて搭乗ゲートに行ってみると、係員が大あわてで端末にパスポート番号や荷物のタグの番号を打ち込んでいます。
ジェットスターは格安航空会社なので、シドニーで再度手続きをしなければならなかったようです。成田で案内してほしかった。

天候が悪く揺れていましたが、しばらくすると揺れがおさまり青空が広がってきました。
２時間４０分ほどでニュージーランドの西海岸が見えてきました。

サザンアルプスの上を飛び越えて高度を下げ、クライストチャーチ空港に定刻１３：５５に到着です。
オーストラリアからの所要時間は３時間。韓国と日本くらいかと思っていましたが、意外と遠いのですね。
シドニーとは２時間、日本とは３時間の時差があります。

空港はこじんまりとしていて、到着ロビーに出るとすぐそこにレンタカーのカウンターが見つかりました。
ハーツをネットで予約済です。道順が不安だったのでカーナビ（海外では”ＧＰＳ”と言います）を予約時に付けておきました。印刷した予約証を渡すとほとんど会話することなく手続きは完了。
キーとカーナビを渡され、外の駐車場まで歩いて行きます。ロビーを出て道を渡ったところにある屋外駐車場です。

クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港

空の青が濃く感じます。

車はトヨタ・カローラ。
ＧＰＳはフロントガラスに吸盤で付けます。
電源はシガーソケットから。シガーソケットが一つしかなく、iPodをFMで聞くアダプターが同時に使えないのが誤算でした。

１４：５７に駐車場を出発しました。
ニュージーランドは左側通行なので気分が楽です。

ガーデンシティーのニックネームの通り、道沿いの家にはきれいな庭があって、とてもゆったりした気分になります。
５月のニュージーランドは秋。街路樹が色づいています。

町の中心部の大聖堂にやってきました。
路肩に駐車スペースがあるものの塞がっていて、駐車する場所を探して何度もぐるぐると中心部を回ってしまいましたが、結局大聖堂のすぐわきに駐車スペースを見つけられました。

その後の地震でこの大聖堂の塔が崩れたようですが、その後どうなっているのでしょうか。

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

広場にはフィシュ・アンド・チップスを売る自動車の屋台がありました。

FISHERMANS BASKETを買ってみます。
フィッシュフライ、カニのスティックフライ、イカリングのフライ、フライドポテト大盛りで１２ドル。１０００円ほどです。
サクサクして柔らかくジューシーなフライはとてもおいしい。

１６時過ぎに大聖堂を後にして、今日の宿泊地テカポ湖に向かいます。
クライストチャーチはこじんまりとしていてすぐに家並みが途切れました。
まっすぐな国道１号線を行きます。
しばらく進むと遠くに山が見えてきました。サザンアルプスでしょう。

クライストチャーチで時間をとったので、途中で日が暮れました。
この先、国道８号線に入るのが判りやすそうですが、遠回りになるので、カーナビに従って右折します。
道が細くなり、何度かカーナビに従って右折・左折します。
勾配やカーブが続きます。丘陵地帯を走っているようですが、真っ暗で標識もなく不安になってきましたが、とにかくカーナビを損じて車を走らせます。

２０時頃、街の灯りが見えました。無事にテカポ湖に到着です。カーナビがあって本当によかった。
予約していたロッジ（Godley Resort）は街の入り口にあって、すぐにわかりました。
あとで地図を見ると、国道７９号線を通って８号線に合流する道を通ったようです。

ホテルはモーテル形式です。入り口にある建物の中のカウンターでチェックインして鍵をもらい、説明された通りに裏手の建物に行きます。

部屋は一階で、バルコニーからそのまま広場につながっています。広場の向こうはテカポ湖のはずですが、真っ暗で何も見えません。

見上げると空は星だらけ。
天の川が「ミルキーウェイ」の名の通りミルクを流したように白く見えます。
南十字星は、ネットで探し方を予習して来たおかげですぐに見つけることができました。
ネットでダウンロードして作った南天の星座早見表も大いに役立ちました。

南十字星は予習しておかないとちょっと見つけるのは難しいでしょう。探し方はネットに丁寧な解説が数多くあります。

ザ ゴッドレー ホテル ホテル

ロッジには紅茶、コーヒーに混じって緑茶がありました。
飲んでみましたが何か違います。風味のない紅茶といった感じ。

簡素なロッジですが、電気毛布の敷かれたベットでぐっすりと眠ることができました。