秋色に輝くニュージーランド　ドライブ旅行＜テカポ･マウントクック・ワナカ＞その４　リンディス・パスを越えてワナカへ

2010/05/01 - 2010/05/07

5月のニュージーランドは秋まっさかり。
テカポ湖とマウントクックに泊まって秋のニュージーランドを満喫しました。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【その４】ガイドブックの写真に湖畔が黄色く色づいた木々に埋め尽くされたワナカの写真があり、３日目はこれを求めてワナカまで遠出してみることにしました。
途中不思議な光景が広がるリンディス・パスを超えて行きます。　　

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　その１　クライストチャーチからテカポ湖へ
　その２　ミルキーブルーのテカポ湖満喫　　
　その３　アオラキ（マウントクック）　　　
＞その４　リンディス・パスを越えてワナカへ
　その５　帰路、　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　そしておまけのシドニー立ち寄り
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　【１】5/1　成田＝　　　　　　　　　　　
　　　　5/2　＝シドニー　　　　　　　　　
　　　　　＝クライストチャーチ　　　　　　
　　　　　＝テカポ湖（泊）　　　　　　　　
　【２】5/3　テカポ湖　　　　　　　　　　
　　　　　＝マウントクック（泊）　　　　　
　【３】5/4　フッカーバレー・ハイキング　
　　　　　マウントクック（泊）　　　　　　
＞【４】5/5　ワナカ往復　　　　　　　　　
　　　　　マウントクック（泊）　　　　　　
　【５】5/6　マウントクック　　　　　　　
　　　　　＝クライストチャーチ　　　　　　
　　　　　＝シドニー＝　　　　　　　　　　
　　　　5/7　成田

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ジェットスター航空 カンタス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はレストランで朝食をとることにしました。
大きなガラスの壁の向こうにマウントクックを望みながらの食事。贅沢な気分です。

ザ ハーミテイジ ホテル マウント クック ホテル

朝食も予約のときには付けていないので、部屋番号に課金してもらいます。

食事はバイキング。
さすが品数が豊富です。
和食もあります。
納豆はどこから運んでくるんでしょうか？

みそ汁を飲むとほっとします。
レストランにいるのはほとんど日本人。まだ７時と早いからでしょうか。
外国ではツアーの日本人が早朝のレストランを占領していることがよくあります。

この鳥、いつも頭が白と黒のつがいでいるので、とてもめだちます。
テカポ湖やフッカーバレーでも見かけました。
パラダイス・シェルダックというそうで、頭が白くて色がきれいな方がメスなんだそうです。
メスのほうが派手というのは鳥ではめずらしいですね。

ガイドブックで湖畔が黄色く色づいた木々に埋め尽くされたワナカの写真を見ました。
今日はこれを求めてワナカまで遠出してみることにします。

８：４５、マウントクックを出発です。

ニュージーランドでは橋の部分が一方通行になっているところが結構あります。
この標識は反対方向が優先の意味。
バスが通るのを待ってから進みます。

橋が細ければ安上がりに作れるからでしょう。
交通量が少ないところでは、これはとても合理的だと思います。

道はプカキ湖に向けて下ります。

左手の草原は見渡すかぎり羊だらけ。
よく見ると少しだけ牛が混じっています。肩身が狭そう。

道路沿いには農家があって羊がたくさんいました。
この羊たちもこれから放牧されるのでしょう。

プカキ湖畔の国道８０号線を南下します。
湖畔は黄色く色づき、左後方にはマウントクックがずっと見えています。

この湖は氷河が削りとった土砂であるモレーンが堰き止めてできたものです。
氷河湖独特のミルキーブルーですが、テカポ湖より少し色が薄いようです。

湖が終わったところで国道８号線に突き当たり、おととい来たのと反対方向、右へ向かいます。
すぐに右にルアタニファ湖、左にワイレポアームという池が見えます。
ワイレポアーム沿いの黄葉がみごとです。

牧草地を左右に見ながら１５分ほど走るとワイタキ川を渡ります。
ここも黄葉がすばらしい。

ワイタキ川を超えるとすぐにWrinkly Ramsというカフェがあります。
ホームページによると羊の毛刈りショーが名物らしいのですが、残念ながら見られませんでした。

入ったとき、店内は観光バスで来た日本人ツアー客でいっぱいでした。
日本人がよく来るようで、トイレには日本語も書いてありました。

ザ リンクリーラムズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

カフェでミートパイとコーヒーを買って、外のテーブルで一休み。
日差しを浴びてまったりとした時間を過ごします。
ツアー客が出発してしまいとても静かです。

サクサクのパイはとても美味しい。
ミートパイはニュージーランドでははよく食べられているものだそうです。

すぐとなりはオマラマの街です。
海の方から来る国道８３号線と交わるところにある街で、交差点には街のシンボルの羊の石像が堂々とした姿を見せています。

給油して１２：１５、再び国道８号線を西に向かいます。

しばらくだだっ広い平原の中を行きます。
回りは牧草地が広がります。

下草や川沿いの木々が黄色く色づいています。

リンディス・パス（峠）に差し掛かると風景が一変します。
山が迫り、背の低い潅木があたり一面を覆い尽くすちょっと不思議な光景です。

しばらくこの不思議な光景の中を行き、峠を越えます。
ここをはじめ、何か所かベンチがあって車を止めて休憩できます。

眼下の川沿いに黄葉が密集しているのが見えます。
川沿いだけ木が生えていてこれもまた不思議な光景です。

国道８Ａ、６号線と走り、１４時半にワナカに到着です。
ガイドブックにあった黄葉真っ盛りの光景を期待して来ましたが、湖畔の木はもう葉が散ってしまったものが多く、寂しい眺めです。

ワナカホテル ホテル

湖畔をぶらぶら歩きます。
湖岸の左手の奥にはまだ黄葉が残っている木もありました。
最盛期が偲ばれます。

街中のスーパーで今日の夕食を買い込みます。
外国のスーパーは国ごとに特徴があって面白いので、つい入ってしまいます。
カフェでカフェラテを買って車に乗り込み、１６：１５帰路につきます。

背の高い木が黄色く色づく牧草地の中の道を行きます。

夕陽に照らされて黄金色に輝く樹の下で羊たちが草を食んでいます。
ゆったりとした時間が流れます。

羊を間近に見ようと何度か車を止めましたが、羊たちはあっという間に早足で遠ざかってしまいます。
とうとう羊を近くで見ることはできませんでした。

ホテルに付いたのは７時過ぎ。

途中プカキ湖畔で車をとめて星空を眺めました。
辺りには照明が全くないのに、灯りを全部消してみたら回りがボウッと微かに見えます。
生まれて初めて経験する「星明り」です。

テカポ湖は灯りを抑えているとはいってもやはり街中。
こちらの方がはるかに星がよく見えます。

ザ ハーミテイジ ホテル マウント クック ホテル

さてマウントクックにはこのホテル以外に店もレストランもありません。
レストランは連日では飽きそうだし、値段も張ります。
そこで今日の夕食はホテルの売店とワナカのスーパーで買ったもので済ませます。

スーパーで買ったのはスモークチキンとポークリブ、くだもの、ヨーグルト。
主食はホテルの売店で買ったカップラーメンです。

カップラーメンはさっぱりした薄味、スモークチキンとポークリブは濃い目の味付けです。